けんとろー(Kent RoH)@ 言語の鬼

アメリカの大学院卒。英語は仕事で日々使っています。中国語はHSKの最高レベル。だからこ…

けんとろー(Kent RoH)@ 言語の鬼

アメリカの大学院卒。英語は仕事で日々使っています。中国語はHSKの最高レベル。だからこそ、言語の習得が簡単じゃないことを知っています。みなさんが甘い宣伝文句に騙されないよう、本当のことを伝えたくてnoteを開始。甘いモノ大好き🍰 あと、数学も好きです。数学も言語だと思う。

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1-1 英語ペラペラになるために

英語英語ペラペラになりたい! ってたくさんの人が思ってる。けど、その割には英語ペラペラな人って見かけない。 どうしてだと思う? 英語の勉強が続かない自分にサヨナラ このnoteを読めば、3つのWHYがわかる。 英語ペラペラな人が少ない理由 あなたが英語を話せない理由 英語の勉強が続かない理由  そして、英語ペラペラが登山だとすれば、登山の準備を整えるのが、この note の目的です。 全6章。その第1章のはじまり! 誰でも簡単に短期間で英語ペラペラになれる

    • ⑭ 関数(かんすう)のココロ

      前回は「方程式(ほうていしき)について説明しました。 さて、みなさんは「関数」という言葉を聞いたことがあるかな? 普段は使わないかもしれないけど、その意味を理解するのはそんなに難しくない。関数の例として、前回に出てきた方程式⇩⇩⇩で考えてみよう。 見た目は難しそうだけど、実は単純だ。 と言っているだけ。 例えば、方程式「Y=2X+3」の「X」を「4」としてみよう。 「4」を2倍すると 「8」に「3」を足すと まとめて書くと 「関数」とは「関係を表す数」 「

      • ⑬ 方程式(ほうていしき)のココロ

        前回に宣言(せんげん)したとおり今回は方程式! 「方程式」は、「足す」や「掛ける」と違って、日常生活では使わない言葉だ。 けど、難しい考え方ではないと思う。 例えば この⬜︎という記号が数字の代わりに入っている。 わからない数字を記号にしているだけ。小学1年生だって という問題を解いている。 なぜ数字の代わりに記号を使うの? 例えば、 これも数式ではあるけど、数式は、わからない答えを見つけるために使う道具だ。そのわからない答えの代わりに、⬜︎という記号を使っ

        • ⑫ ティータイム

          前回までは小学校で習う算数について書いてきた。次回からは中学校で習うことも書いていくつもりだ。もちろん、小学生でも理解できるようにね。 置いてけぼりになるトコロ みんなは「算数・数学が難しくてついていけない」と感じたのはいつからかな? 数字が大きくなって計算方法が複雑になった時かな? それとも 計算方法より、その意味や考え方がわからなくなった時? ➕➖✖️➗=という記号は見慣れているけど、学年が進むと、新しい記号がどんどん登場してくる。その意味がわからくなることが

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        記事

          ⑪ 位(くらい)のココロ

          前回は「単位」について学んだよね。 「足し算」と「引き算」は同じ単位じゃなきゃ計算できない。 例えば「重さ」と「長さ」の足し算や引き算はできない❌。 同じ「長さ」でも単位を揃(そろ)えなければならない。 「位(くらい)」の考えた方も同じ 「位」のことを「桁(けた)」とも言うよね。「位」も「単位」と似ていて、実は「足し算」と「引き算」は同じ位の数でしか計算できないんだ。 さて、ここで問題 この答えを「300」とか「30」と答えてしまう子がいる。そんな子達の考え方は

          ⑩ 単位(たんい)のココロ

          前回は「平均」について学びました。 「足し算」や「引き算」は同じモノしか計算できない。「掛け算」と「割り算」は違うモノでも計算できる、と説明したことを覚えているかな? 「モノ」というのは「単位」のことだ。よく使われる言葉だから聴いたことがあるかもしれない。単位を使うことで、数字に意味が生まれる。 例えば数字の「3」だけでは何を意味しているか分からない。けど、「3グラム」と言えば、「重さ」のことだと分かるし、「どのくらい重いか」も想像できる。 生活でよく使う単位は、例え

          ⑩ 単位(たんい)のココロ

          ⑨ 平均のココロ(つづき)

          平均点ってどうやって計算するか知ってるかな? 前回で「平等に分ける」ときに「割り算」を使った。この考え方は、平均(へいきん)を計算する時にも使える。実は、 3人の算数テストの平均点を計算してみよう。 全員の点数を足してみよう。 これを人数(=3人)で割る。 平均点は50点。 さて、「平均」は「平等に分けること」と同じコトだと気づいたかな? もう一つ問題を考えてみよう。 先ずは3人のアメ玉を集めて足し合わせる。 全部で15個。これを3人数で分ける。 5個ずつ

          ⑨ 平均のココロ(つづき)

          人間ではない君へ

          いつの日か

          有料
          50,000

          ⑧ 平均(へいきん)のココロ

          前回は割り算を使うと、平等に分けることができると説明しました。 「平等に分ける」と「平均」 「平均」という言葉も、よく使われる。 「5年2組の今回の算数のテストの平均点は40点でした」とか。 1人1人の点数はバラバラだけど、クラス全体としては、だいたい何点が真ん中なのか、を知るための方法だ。 平均はとても便利 平均点を計算すれば、クラスの中で、自分の点数がどのくらい良いのかを知ることができる。 それと、高得点の人が多ければ、平均点も高くなる。だから、そのクラスが

          ⑧ 平均(へいきん)のココロ

          ⑦ 割り算のココロ

          「割り算」とは分けること 前回は「掛け算」を学んだ。今回は「割り算」。みんながケンカしないように、何かを平等に分ける時に使える考え方だ。 似た問題を考えてみよう。 「割り算」は「掛け算」の逆 「割り算」は「掛け算」の逆の計算をしていることに気づいたかな?「足し算」と「引き算」の関係と似ているよね。 前回の「掛け算」の問題を逆にすると「割り算」の問題になる。 そして、「割り算」が「平等に分けること」だと理解できると、「平均(へいきん)」という考え方もわかるようになる

          ⑥ 掛け算のココロ(つづき)

          前回のつづきです。「掛ける」についてもう少し考えてみよう。 違うモノを計算する 前回のりんごの例で考えてみよう。 「足し算」で考えると、5個➕5個➕。。。 「掛け算」で考えると、5個✖️5袋。りんごの「個数」と袋の数(=「人数」)を掛けている。 他の例を考えてみよう。 「時間」✖️「速度」=「距離」 違うモノを掛けて、答えもまた違うモノになってる!! 「足し算」と「掛け算」の違い 数字の場合、例えば⇩⇩⇩の2つは同じことをしているように思える。 けど、「足

          ⑥ 掛け算のココロ(つづき)

          ⑤ 掛け算のココロ

          前回はティータイム。前前回は「引き算」だった。今回は「かけ算」。 「掛ける」も日常的に使われている言葉だから、その考え方も理解しやすいと思う。 「足す」と違って、「掛ける」の意味はとても難しい。もっと後になったら詳しい説明をすると思うけど、今は「倍(ばい)にする」ことだと考えよう。 りんごを「足す」場合は、りんごの列がどんどん長くなってゆくイメージ 「掛ける」場合は、広くなっていくイメージかな。 算数では「広さ」のことを面積(めんせき)と呼んでいて、その計算に使われ

          ④ ティータイム

          「ティータイム(Tea Time)」って何?って思う人もいるよね。イギリスでは紅茶が好まれるので、紅茶とクッキーでちょっと休憩する習慣がある。 僕がニュージーランドの農場で働いていた時に、農場主さんはイギリス人だった。彼が「ティータイム」って大声で呼びかけるのが休憩の合図。 その声を聞くと、みんな作業を中断して集まってくる。みんなでミルクティーとクッキーを楽しみながらおしゃべるするのはサイコーだった。 ということで、タイトルに「ティータイム」と書いたのは、説明をおやすみ

          ② 引き算のココロ

          前回は「足し算」でした。今回は「引き算」。「引く」という言葉もよく使う言葉だ。 「引き算」とは減らすこと 「引き算」は何かを減らす時に使うことができる。 「違い」を考える道具 また、「引き算」の答えを「差(さ)」と言うように、2つのモノの違いを知ることができる。 多い?少ない? いきなり例題! 「より多い」と「より少ない」。考え方は逆だけど、どちらも同じ計算だ。これを「足し算」の問題に変えることもできる! 実は「引き算」は「足し算」の逆(ぎゃく)の計算なのだ。

          ① 足し算のココロ

          前回は第0回として、小学生でも微分(びぶん)が理解できるか? について書きました。 「そもそも微分って何?聞いたこともない」 って思うよね? 「微分」ってのは、算数・数学の中でも特に難しいやつで、高校生で算数・数学が得意な人が勉強するやつだ。 「それじゃ小学生には無理っしょ」 って言いたくなると思う。でも頑張って一歩一歩説明していくから試しに読んでみて。分かりにくいと思ったらコメントちょーだい。 さて、はじめは「足し算」、「引き算」、「掛け算」、「割り算」から。

          ⓪ 微分 for 小学生

          注意:今回だけは小学生には難しい内容です。子供は次回から読んでね。 数式は言語 日本では小学1年生から算数を学ぶ。中学からは「算数」を「数学」と呼ぶようになって、どんどん難しくなる。 難しくて有名なモノに「微分」という分野がある。理系に進む高校生が習うヤツだ。 けど、本当に高校生にならなければ理解できないことなの? 論理思考力が試されるゲームの代表格である将棋では、小学生が大人より強いなんてことはザラだ。 言語について言えば、むしろ若い時の方が習得が早い。 数式