⑧ 平均(へいきん)のココロ
前回は割り算を使うと、平等に分けることができると説明しました。
「平等に分ける」と「平均」
「平均」という言葉も、よく使われる。
「5年2組の今回の算数のテストの平均点は40点でした」とか。
1人1人の点数はバラバラだけど、クラス全体としては、だいたい何点が真ん中なのか、を知るための方法だ。
平均はとても便利
平均点を計算すれば、クラスの中で、自分の点数がどのくらい良いのかを知ることができる。
それと、高得点の人が多ければ、平均点も高くなる。だから、そのクラスが他のクラスと比べて成績が良いのかどうかもわかる。
もちろん、毎年同じテストをしているなら、去年の生徒達と比べることもできるよね。先生は「去年の5年生より成績が悪いな。宿題を増やそう」とか考えるかもしれない。
他の学校を比べたい時にも使える。東京都の5年生全員の平均点を、大阪府の5年生と比べることだってできちゃう。
1人1人ではなく全体のことを知りたい時に使われるのが平均だ。
次回は、平均の計算方法について学んでみよう。
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