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リーダーは酒を飲んでも、酒に飲まれるな!

6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
 
第25回目は、上杉謙信(1530年~1578年)です。戦国時代の越後(新潟)の戦国大名であり、越後統一後は武田信玄、北条氏康、織田信長といった戦国最強の武将たちと戦い、勝利したり、互角の戦いを繰り広げます。「毘沙門天」を信奉し、非常にストイックな生き方をしていましたが、お酒は過剰だったようで、糖尿病による脳卒中で倒れたと考えられています。
 
私が本書で上杉謙信を取り上げた理由は、お酒をストレスの吐き口とするのではなく、人間関係の潤滑油として適量を飲むのが一番であることを伝えたかったからです。
 
現代に生きていても、様々なストレスにさらされるリーダーほど、深酒してストレスを発散しようとすることがあるでしょう。少し昔の話しですが、田中角栄元首相が脳梗塞で倒れたのは、ロッキード事件や派閥内抗争で酒量が多くなっていたことが一因とも言われます。
近年では、「百薬の長」と言われいたお酒も、一杯からでも身体にはよくないというエビデンスが発表されています。とはいえ、お酒が人間関係の潤滑油となっている面もありますので、禁酒とまでいかず、適度にたしなむのが一番ではないでしょうか。
 
本書では、上杉謙信とお酒との関係を紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「基本ストイックだが、酒だけはやめられなかった・・・・ 上杉謙信の反省」をぜひお読みください。

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上杉謙信

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