詩 : 明日を待つ門番の隣で
「明日を待つ門番の隣で」
その門番は
山深い地に
ひっそりと森の木の小枝に
ちょこんと座る妖精と仲良しで
お話をしているのだと聞く
ただ
薄い布から
暗点の黒い布を天高く広げ
夜になる事を人を伝え
また 太陽が出る前に起き
広げた暗幕を
綺麗に巻いて閉じるのが
重大な役目の大仕事をしていると聞いた
でも
人々の暮らしは
きちんと知って
見守ってくれて
いつも無事だったかを
太陽に報告する
時々は
空から落ちてくる
知らない星からの
メッセージなどにも
見極めているらしい
でも
時間に厳しいはずなのに
苦手なことがあるらしい
隣の小さい妖精に
秘かな思いを伝える
タイミングだけは
いつも逃しているのか
はぐらかされているらしい
#創作大賞2024 #オールカテゴリー部門 #明日を待つ門番の隣で #片思い #夜明け #夕暮れ #恋愛 #ポエジー #自由詩 #現代詩 #イラスト #ChatGTP #画像生成AI #現代詩 #poem #詩作 #ポエム #詩 #草笛螢夢 #眠れない夜に
※ 但し、投稿した作品の著作権は作者にあり無断使用等はお断り致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?