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賞歴なし、実力なし。30歳の僕がマンガ家になるまで。

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5歳のときに手塚治虫に出会って以来、僕はマンガ家になると決めていました。 小学校の卒業文集は「マンガ家になっている、未来の僕へ」という書き出しでした。 そんな僕は、世間体や集団意… もっと読む
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#マンガ

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

水島新司は、原稿を描き終えるまで、そのストーリーに出てくる試合がどんな結果になるのかわからないらしい。
浦沢直樹は、自分のマンガのキャラクターがいつも勝手な行動を取るので困ってしまうそうだ。
「左ききのエレン」のかっぴーさんはインタビューで、「脳内にいるキャラクター達が会話しているのを聞いてセリフに書いているだけ」と言っていた。

いや、さすがに無理あるでしょ

正直そう思ってました。物語やキャラ

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人生ビンゴの作り方

人生ビンゴの作り方

新年あけましておめでとうございます。
いつもは漫画しか上げてないので、「うわっ、喋った…」って感じだと思うんですが

今年の抱負をビンゴ形式で作ってみたのが思った以上に楽しかった、かつモチベーションを上げやすいなと思ったので、皆さんにも作り方を紹介しようと思って筆を取った次第です、ハイ。

名付けて「人生ビンゴ」

やりたいことや目標を25個書いて、1年かけてプレイできるビンゴを作るヤツです。普通

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最終電車

最終電車



先日自分の送別会があったので、少しだけそれにちなんで書きました。

「漫画家になるために時間が必要なので、転職します」という、
人によっては1ミリも理解できないであろう事情。
にもかかわらず
「作品出来たら早く読ませてね」
「編集者紹介しようか」
「早く有名になって自慢させて」
送り出す人たちの全員が全員、そんな温かい言葉をかけてくれました。

企業のモラルが顕著に表出する場面の一つは、退職希

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