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入学おめでとう

2021.4.8【54限目】

今日は入学式で、明日は始業式の学校が多いと思います。
希望と期待に胸を大きくふくらませ、元気いっぱいに校門をくぐってきた1年生。

 “入学おめでとうございます”

子どもたちが、毎日、健やかに成長し、元気に楽しく学校生活を送ることが出来ますように、この出会いがスタートです。


学校に慣れるための行事

入学式の日に教科書を持って帰ります。初めての教科書です。子どもたちは、この教科書で、学びたいと楽しみにしています。

入学した次の日からは、学校に慣れるためのいろいろな行事があります。

1日目
 始業式の後の対面式
 集団下校の並び方
2日目
 お道具箱の使い方
 傘立ての使い方
 トイレの使い方
 教科書の記名調べ
3日目
 自分の名前を書く
 鉛筆の持ち方
4日目
 あいさつの仕方
 遊具の使い方
5日目
 いよいよ教科書での学習に入ります

たくさんの学校生活に必要な事を学びます。中旬の頃から給食も始まります。


初めての教科書

初めて教科書を持ってきた日に、名前が教科書に書いてあるかを調べます。その時に、新しい教科書を開けて、先ずみんなで、においをかぎます。

教科書のにおいをかぐと、言ったら、子どもたちは不思議そうにしていますが、インクのにおいや!紙のにおいや!と、楽しい気持ちになってにおいを楽しんでいます。

それから、ページをめくって、なかには字を読んでいる子、絵を見て楽しんでいる子、あまり興味を示さない子もいます。

教科書を通してどれだけの事を学んで成長していくのかを考えながら、教科書に記名があるかを点検し、様子を見て回ります。

年間計画を効果的に指導する為に、子どもたちが学習内容を習得するための方法や工夫を考え、一人一人が理解できるように、また、つまずいている子、習得が難しかった子を早く見つけ、どこで理解できなかったのかを寄り添っていける授業をこころ掛けたいと思う1年のスタートです。

一年のスタートは「学級づくり」からと前回書きましたが、授業がスタートしたら「学級づくり」をベースに「授業づくり」があります。どちらも一人ひとりが大切にされていることが大切です。


子どもを知る

初めての学校に慣れない子もいます。まずは、子どもを知る。そのために、休み時間などの授業以外の時間に、子どもの話を優しく聞き、うなずき、つながりを作っていくことをします。

授業を組み立てて行くうえで、子どもが興味を示し、楽しんで学べて、みんなが理解できる教材を用意し、出来る。分かる喜びを味あわせてあげられるようにします。いよいよ授業のスタートです。


【11限目】に学級通信 “ともだちのわ”  4. 13号 4.20号に4月の初めの一年生の子供の様子を載せています。ご参考にされてください。


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【編集担当より】
新しい年度が始まりました。いろいろなことがありますが、春はやはり気持ちの良いものですね。リフレッシュして、毎日楽しみを見つけながら過ごしていこうと思います。

記事を読んで、小学校一年生の時のことなのか、教科書をもらったことをふと思い出しました。たしか匂いを嗅いだような記憶がうっすらあります。

子供のころから、教科書に書き込む癖があり、いまだに本を読むときに書き込んでしまいます。先日、自宅の大量の書籍を古本屋に買取をお願いしましたが、買取頂けない書籍がありすぎて少し悲しかったです。

今後は、電子書籍にしていこうと思っています。
ただ、新しい本のにおいや、本をめくる感触、その重さなど、"本を読む"ことに含まれている要素を思い出し、また本を買うのかなとも思います。

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