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2023.9.28【183限目】

今日、3男が転職し、神奈川県へ出発しました。

転職に際して、自分のやりたい仕事に就くために、今がちょうど人生の軌道修正が出来る時期だと考えたようです。

転職して責任感や忍耐力などを改めて見直し、新しい世界にチャレンジし、新しい目標に向かって努力し、力をつけてやりがいのある仕事になればと願っています。

そして、持ち前の明るさで、新しい環境の中で初心を忘れず、笑顔で頑張って欲しいと思っています。

私が大学を卒業し、初めて家を出て滋賀県の中学校に赴任した時は、夢が叶いやりたかった仕事が出来て、嬉しい気持ちでいっぱいでした。天職だと思い、毎日が楽しく、忙しくても苦になりませんでした。

中学校での生活では、体育の授業・学級経営それに大学時代に活動していた器械体操部の指導者にもなって、自分の経験してきたことが生かされ、自分のいい所がのばされている感じがあり、この仕事が出来て幸せだと感じた社会人1年目でした。


親の気持ち

3男は転職をして、きっと前を見て、新しい仕事に望んでいくと思います。

私の旅立ちも家を出て、前しか向いていなかったように思います。両親は初めて家から出て生活する娘を心配していたと思いますが、私はそんな親心は、その時はちっとも考えていなかったと思います。

我が家の3男も今朝、私に「体に気を付けや!」と、言って、前を向いて出かけていきました。

親子3人で過ごした時間は、あっという間に過ぎていきました。三人で過ごした時間が、今度は、夫と2人の時間が増えてきます。これからは、夫婦にとっての新しい形でのスタイルが生まれてくることを楽しんでいくつもりです。

今日駅まで3男を送っていった夫が、「お母さんが寂しがって、電話・メール・ラインなどをかけてくるかもしれないから、月に1回ぐらいは返事してやってや。」と言って別れたそうです。

3男は私に「俺が家にいるから、お母さんは、俺の世話をせなあかんし、ボケている間がないやろ。俺のおかげでボケずに済んでいるんやで!」と、よく言っていました。

私の健康上の事や生活する上での注意をよくしてくれていて、まるで、小姑のような時もある3男との掛け合いは、精神的にも少し緊張感があり、張り合いもありましたが、それが無いと思うと寂しくなります。ボケないようにしなくてはと思いました。

今日はなんだか少し気の抜けたような一日になりました。

長男からメールで『3男が転職して家を出て自分の力を試すのは「大変すばらしいことです。水を差さないように、気持ちよく送り出しましょう。」というコメントをもらいました。』

ですから、親として少し寂しくなる気持ちは出さないように、転職の準備をしていましたが、行ってしまうと、やっぱり寂しいです。長男の時も次男の時もそうでした。


今日から二人で

私たち夫婦は会話をよくする夫婦だと思っています。3男に関わる話は少なくなりますが、二人の時間を大切にして、今までできなかった事(昔よく行った場所を訪ねたり、ゴルフ旅行をしたり、コロナで行けなかった母の里に行ったり)などを、元気で動ける間に行こうと、これからの老後について話し始めています。

いま描いている花の絵(途中)


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

友人のシャンソンの発表会に行って、その素敵な歌声にパワーをもらったといっていました。

3男の転職に向けての荷づくりに追われて忙しくしていましたが、今日は三男が出発したので少し寂しそうです。

私も三男から得ていた刺激と時間が空いてくるので、今までやれなかったことを、来月の自分の誕生日を契機に取り組んでいこうと思っています。


【編集担当より】
環境が変わるということは、新たな刺激を受けることとなり、それは常に良いことだと考えています。新しい場所でどうするかは、運もありますが自分次第です。

弟の新たな環境での活躍を願っています。

9月も残りあとわずか。今年度の上期ももうすぐ終わります。下期は、世の中のいろいろなことが大きく変わっていきそうな気配がしますので、しっかり走れるように準備していきたいと思います。

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