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テレビでほとんど流れない面白いニュース【3/23〜3/29】

0. はじめに

昨今、新型コロナウイルスに関連しているニュースが毎日絶えない。
ワイドショーもその話題につきっきりだ。
人間の生活に経済が切っても切り離せない存在である以上、それも仕方のないことなのかもしれない。

しかし、それ以外にポジティブな話題もある。
視聴率が目的のワイドショーでは流れないが、ネットにはあまり見られなくても知っておくと面白いニュースがある。
莫大な情報量がある以上、全部把握することは出来ない。
しかし、その姿勢なしでワイドショーが流すようなニュースだけ取り入れるのは、もったいないと思う。

そんな想いで、今週も個人的に面白いと感じた記事を取り上げてみる。

1. Spotifyが募金プロジェクト開始

ストリーミングサービス大手のSpotifyが、新型コロナウイルスの影響によって困窮している音楽業界を支援するプロジェクトを開始した。

前回投稿したシルク・ドゥ・ソレイユのような劇団もそうだが、リアルな場所での公演ができなくなってしまい、国によっては一時解雇もされている。
フリーランスの音楽家も収入がゼロになってしまう程、業界の事態は深刻だ。

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本来、公演やライブで行くはずだったお金が、このプロジェクトによってミュージシャンの手元に届けば、素晴らしい仕組みになる。

クラウド・ファンディングや投げ銭ライブなど、ファンを応援するビジネスは盛り上がっている傾向。この記事では、どのようなリターンがあるのか明示されていないが、こういうサービスで少しでも世の中が明るくなると良いと思う。

2. HUAWEIがサウンド・ルーペを発表

Boseが2019年10月に発売したスピーカー内臓サングラスを発売し、同様のウェアラブルが色々なガジェットメーカーから発売されている。
HUAWEIも1年ほど前から告知し、今回正式発表した形だ。

ウェアラブルに求められる事として、装着した時に不自然に感じないことが挙げられる。日常的にイヤホンを付けている人は多いが、どこかで耳が疲れるような感覚もあったりするはずだ。

サウンド・ルーペの最大の強みは、やはり耳を塞がない点である。耳を塞がずに音楽が聴けるだけでなく、外の音も自然に聞くことができる。

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レジで店員とやりとりする時も、これならば音楽を止めたり、イヤホンを外す必要もなくなる。
自転車移動の際も、これならば警察に捕まることもない。

とはいえ、音楽だけで耳を囲い込みたい時もある。外音が聴けるデバイスに対して、ノイズキャンセリングのようなイヤホンもホットだ。

将来的には時と場合によってイヤホンを使い分ける日が来るかもしれないが、それが一つのデバイスで実現できるものが出たら、驚異的な需要になるのは間違いないと思う。

3. スマホで住民票が入手可能に

住民票といえば、平日の夕方5時までしかやってない住民窓口にわざわざ行って発行していたイメージ。しかも現金しか使えないという。

あまり使う頻度はないが、いざって時に発行しなくてはならない住民票がやっと簡単に入手できるようになりそうだ。

発表したのは渋谷区。今まで役所で書いていた書類と違い、AIによる顔認証システムを取り入れる。そして手数料の支払いもすべてLINEで行うことができる。受理されると郵送で書類が届く。

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渋谷区経営企画課の宝田英之係長によると「新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が求められていることもあり、こうしたサービスも活用して感染防止に努めていただきたい」」と話している。

サービスとしては良いが、こうなる前に早くリリース出来たのではないかというツッコミを入れたくなる。

4. あつまれ どうぶつの森

任天堂の「どうぶつの森」シリーズ、「あつまれ どうぶつの森」がニンテンドースイッチ用ゲームの中でも過去最高の初速の売れ行きを示している。

私自身はやっていないが、先日隣に座っていたサラリーマンが片手にポケモンGO、もう片方の手でどうぶつの森をやっていたのを見て、何が面白いのか考えてみた。

まずキーワードとなるのが「育成」と「収穫」。そしてこの二つにおいては、ゲームオーバーもなければクリアもなく、永遠と小さな達成感を味わうことが出来る。

そして「ルールが非常にシンプル」であるということ。ポケモンGoにしてもどうぶつの森にしても、ここまで幅広い世代に認知されているのは、昔みたいな操作が複雑なゲーム(マリオでさえ複雑な部類だろう)ではなく、「ただ捕まえて育てる」という、至ってシンプルな点だ。

最後に他のユーザーと「共有できる」という点だ。クリアという壁ではないが、目標を達成するための見えない壁を乗り越えるために友達と協力し合い、そこでコミュニケーションが捗る。

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さらには今回はTwitterやInstagramなどのSNS効果が非常に大きい。アップしている写真を見ると、DS時代の懐かしさや、強化された演出、そしてSNSにアップされている量の多さによって思わずやりたくなってしまう気持ちは強まる。

新型コロナウイルスで外出の自粛要請が続く中、YouTubeやNetflixに加え、追い風となる娯楽となりそうだ。

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