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[いま私ができること]自由研究×note=最強のインプット

コロナの自粛要請を受け、これまでにないくらい家で過ごす時間が増えた。大学受験の時でさえ、こんなに一箇所で過ごし続ける日はないだろう。

僕は最近、noteを毎日1本書き続けている。内容は毎日流れてくるニュースから1本絞り、背景やこれからの展開、自分が気になったことだ。

だが、僕は文系科目は中学校の時には捨て、これまでほとんど理系しか勉強してこなかった。その為、政治・経済に関する知識は皆無である。

ちなみに大学5年目の僕は、最近まで「衆議院と参議院がある理由」でさえ知らなかった。単語だけ暗記し、背景はまったく分からないという最悪な勉強をしていたのだ。

しかし、大学3年の就活時に転機が訪れる。そのエピソードについては、1年前の私が書いた記事を見て頂きたい。

そして、今も相変わらずニュースというのは大切であり、面白いと感じる。しかし、先ほど述べたように、僕の経済に対する常識は皆無だ。ニュースを読み、事象を断片的に理解出来ても、どういった経緯でその事象が起きたのかといった文脈が読み取れない時が多々あった。

そして、この自粛生活の中で、これまでの政治・経済の仕組みや背景を徹底的に調べてみようと思った。まるで、毎日自由研究をしているかのようだ。

意識していることは、曖昧なまま事象を捉えないことだ。常に「なぜ?」を問い続け、それを明らかにするよう心がけている。

例えば、「PCR検査とは何なのか?」だけで終わるのではなく、「メリットは何なのか」「問題点は何なのか」「それはどのような背景から読み取れるのか」などをリサーチする。そして、その後どういった展開が予想されるのか考えてみる。

あるいは、そもそも曖昧に捉えられがちな事象もある。例えば「103万円の壁」など。「大学生はアルバイトで103万円以上稼ぐと損」ということは知られていても、この仕組みについて説明できる人は意外と少ないと思う。

そして、これを調べて終わりにするだけでは意味がない。大切なことは間違いなくインプットよりアウトプットだ。

近年、爆発的に増えている情報量は20年前と比べて5000倍に増えているといわれる。だが、人間の情報吸収率は、平均3%しかない。つまり、1週間で97%の情報は忘れているのだ。

この情報吸収率を高めなくては、せっかく物事を理解したところで、ほとんど意味がない。これを高めていく為アウトプットが重要とされているのだ。

特に意識すべきなのは、「アウトプット前提でインプットを行う」ことだ。インプットした事を説明できない、つまりアウトプット出来ない事はインプットが出来ていない事と同義だ。脳に蓄えたその知識だけでは、役立たずの腐った情報でしかない。

「自分が決めたテーマを絞り、それをTwitterやnoteで発信しないと」と自分にプレッシャーを与える。そうすることで、相手に理解してもらえるような考えを述べることができ、それが自分のインプット量に繋がる。

また、アウトプットした情報は、時に他人からの反応を得ることができる。そこで、また新しい視点を持つことができる。

詳しくは、この「インプット大全」を読む事を推奨する。読んだ感想として、大半がHow toで埋め尽くされているので、そこは人によって飛ばして良いと思うが、最初の40ページくらいは、アウトプットの重要性が体系的に書いてあるのでお勧めだ。

まだ、1週間程しか続けていないが、改めて社会の背景や仕組みを理解するのは面白い。特に最近のニュースはほとんど新型コロナウイルスに関するものばかりだが、それらは僕たちの生活に密接に関わっていることだ。

政治や経済を他人事と思わず、毎日大量に降りかかる情報の事象と文脈を理解し、それを踏まえた行動を取っていきたいと思う。

それが、いま私にできることだ。

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