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20231222_進んで名を求めず、退いて罪を避けず、唯人是保ちて利の主に合うは、国の宝なり。という言葉について考えたこと2

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや言葉を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った言葉を紹介していきます。

今回紹介する言葉

この度、人生に役立つと思い、紹介したい言葉は

進んで名を求めず、退いて罪を避けず、唯人是保ちて利の主に合うは、国の宝なり

です。

 前回の記事では"退いて罪を避けず"の部分までを書きました。

 この記事では"国の宝なり"の部分までを書いていきます。

解釈と感想

解釈

 勝って名誉を求めず、負けても自分の非を認め退くところは退き、兵の損害を抑えることに徹して主君の本当の利益を考えて行動できる人は、国にとって宝である。

感想

 "唯人是保ちて"という言葉は文字通り兵の損害を抑えるという意味もありますが、本質的には"立場の弱い人を守る"という意味を含んでいるような気がしました。"退いて罪を避けず"の部分と繋げると、"自分の負けを認めてでも立場が下の人(兵)を守るべき"と捉えることができると思います。戦争が続く時代では、損害の大きい勝利よりも損害の少ない敗北を選んだ方が良いのだと思います。長期的な視点で長く続けるに必要なことを考えることは大切なことだと思いました。
 自分の立場が上にある場合、自分の意思決定で下の人の運命が決まることは往々にしてあると思います。そのような状況の時に自分のことのみを考えて意思決定をしてしまうと立場が弱い人に多くの不幸を生んでしまうと思います。自分の立場が上にあるほど、下の立場に及ぼす影響を考え、俯瞰した意思決定をする必要があると思います。自分だけに影響する意思決定とは異なるという点は意識すべきだと思いました。
 (一時の汚名を被ってでも)組織にとって本当の利益を常に考え、行動できる人はその組織にとって宝であるという点には共感できました。自分が好きでもない組織に対してこのような価値観を持つ必要はないと思いますが、自分が大事にしたいと思える組織に所属できた時はこのような価値観を意識できると良いと思いました。そしてこのような価値観をもった人を大切にすべきだと思いました。

最後に

 立場が上になるほど、下の者のことまで考えた意思決定をすることが難しくなるものだと思います。自分だけに影響する意思決定ではないと捉え、下の者のことまで考えた意思決定ができる人を目指せると良いと思いました。
 自分がどんな立場になっても、立場が下の者のことを思いやることができる人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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