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子どもの原風景になる住まい

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宮脇檀という建築家がこう言っていました。 「家というのは、家族が家族だけでデレデレするための建物だ」 という原点。(「暮らしをデザインする」より) これは私が住宅を設計する際に大…
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#ライフスタイル

実家に出勤、オフィスにする|バリアフリー住宅のリノベーションの作法

実家に出勤、オフィスにする|バリアフリー住宅のリノベーションの作法

まだ介護は不要な住まい手ですが、一人暮らしの不安は否めません。

同居するという手もありますが、四六時中べったりいる必要もないのです。

一緒に暮らす以外の会う必然をつくる

ということで、この方の実家のリノベーションでは

余剰スペースにオフィス機能を設けました。

実家に出勤する

というイメージです。

(部屋にように団らんも来客との打合せもできる広い玄関を設計します)

(玄関はいってすぐ

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リビングで何をしていますか?

リビングで何をしていますか?

このコロナ禍で家族との時間が増えました。
というよりも意識することが増えたというべきか。

休日なんかも大して外出できるわけでもないから、
おうち時間が増えるのは必至です。

生活を共にするとは何でしょうか?

ひとつ屋根の下にいるので、
たとえば、いっしょに食事する。
たとえば、いっしょに宿題をする。

とはいえ、何でもかんでも、いっしょのことをする必要はなく、
たとえば、私は本を読み、妻は新聞

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お宅は「デレデレ」できる家ですか?|子どもの原風景になる住まい

お宅は「デレデレ」できる家ですか?|子どもの原風景になる住まい

宮脇檀という建築家がこう言っていました。

「家というのは、家族が家族だけでデレデレするための建物だ」
という原点。
(「暮らしをデザインする」より)

これは私が住宅を設計する際に大切にしている言葉です。
実際、自分の家でも日々の暮らしの中で実践しています。
私のウチは「デレデレ」と「ダラダラ」を
(できるだけ)許容する住まいを目指しています。

子どもが生まれてからは、「デレデレ」「ダラダラ」

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