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私がバイクを好きな理由。それは、「バックギアがないから」 まとめ⑧おまけ
35歳になるまで、まったくバイクに興味はなかった。
なぜか急に乗りたくなり、全身青あざだらけになりながら、2週間で中型免許を取ったのは、既に書いた通り。
実際に乗ってみてさらに好きになった理由はいくつかあるが、まずはこれだ。
①バイクにはバックギアがない!
このことに気づいたときは感動した。バックが嫌い。元に戻るのが嫌い。ついでにUターンも嫌い。
他に選択肢がなければUターンもするし、道が狭け
そして、私のモト・グッツィはどうなってしまうのか。まとめ⑦ 最終章
帰ってきた途端から、またヨーロッパを走りたくなる。
さんざん書いてきたように、天候に恵まれず、若干マシントラブルもあったが、それも含め、めちゃくちゃおもしろかった。
外国を旅するのは好きで、20歳のときから、本当にいろいろな国に行った。一人旅もたくさん。でも、今回ほど楽しかった旅はない、と断言できる。
バイクが壊れる前から、「これ、もう一回来ないとダメだな。楽しすぎる!」という考えが頭の中をぐ
波乱万丈。でも、めちゃくちゃ楽しかった! としか言いようがない。まとめ①
最後の数日になって、バイクが壊れ、息子にタンデムしたのは、既に書いた通り。
結局、私が走ったのは、7日間。距離にして1000キロくらい。
4月に、長野の穂高に行ったときは片道270キロくらいだったが、これはほとんど高速だったので、比べるのは大間違い。
北海道ツーリング、四国ツーリング、東北ツーリングなどもしたし、仙台から約350キロ、金沢まで約500キロを一気に走ったこともある。でも、距離の問題
帰国の日。しかしいろいろ、一筋縄ではいかないのだ……。2024/05/27
朝、達郎さんは出勤。夫と息子は、レンタルバイクを返しに、2台で出かける。帰りは、息子のバイクにタンデムで乗る予定。
息子、役に立つなあ。
きちんと返して、無事帰ってくるまでがツーリング。まだまだ気は許せない。
私は、その間、荷物のパッキング。
空港まではタクシーで行くしかないが、その予約がうまくできない。
前日に頼めば問題ないと思っていたが、日曜なのが影響したか、確認取れずじまい。
そもそも
12日目。最終日。国境のアルプス越えに、打ちのめされる。2024/05/26
本日の走行(タンデム)
昨晩は雨だったのに、今朝は、腹立たしいくらいの快晴。
だいたい毎朝、天気を心配しながら起きていたのだが、最終日にようやくこれか。
宿からの眺めはすばらしく、放牧されている牛のウカウベルと鳥の声が、のどかに聞こえる。
まさに、スイス。
個人的には、犯罪小説の読みすぎで、スイスというと金融のイメージしかないのだが、普通はこの風景を思い描くのだろう。「アルプスの少女ハイジ」そ
11日目。2台になっても、ツーリングは続く。アルプス中腹へ向かって。2024/05/25
本日の走行(タンデム) 時間:3時間15分 距離:124.8キロ 標高:1562メートル
いろいろな苦難を乗り越えたものの、ついにドック入りしてしまった私のモト・グッツィ。
それでもツーリングは続くのだ。3人で来ててよかったよ。
頼みの綱の格さん=息子は、昨日、歯茎が痛み出してダウンしてしまい、どうなることかと思ったら、さいわい復調。
ミニキッチンが付いている部屋だったので、クノールの袋スープ
10日目。最強の助っ人、現る。助さん格さんもバイクの救出に向かうが……。2024/05/24
昨日、フッセンの街に置き去りにした私のバイク。
「家から400キロくらいなので、明日現地に行きますよ」という、ありがたいお申し出が山本達郎さんからあり、畏れ多くもお願いする。
原因を解明したいという強い思いが、バイク乗りの興味を刺激するのか。夫も息子も、もう一度、いじりたくてたまらないよう。
「この際、会社はサボる。面白いから」という力強い言葉に感動する。
さすが、ヤマハにお勤めのバイクのプロフェ
9日目。ボーデン湖畔のリンダウを目指すが、な、なんと! またしても。2024/05/22
本日の走行 時間:3時間/距離:110キロ/標高997キロ
昨日はバタバタしていて、帰ったのは夜だったので、よくわからなかったのだが、緑に囲まれた素敵な宿だった。
朝は混み合わないよう、3回にわけた時間制で、工夫を凝らしたブッフェが、昨日のホテルのスタイリッシュさとは、また違ったプレゼンで感激。
家庭的なのだが、工夫が凝らされているというか。
コーヒーは各テーブルに、淹れたてをポットで用意して
8日目。インスブルックを抜けて、ドイツのフュッセンへ。山、山、山。2024/05/21
本日の走行 時間:4時間05分/距離163.8キロ/標高1914メートル
昨日はちょっぴりダメージだったが、今朝は朝から晴れて気分は爽快。素敵なビュッフェをいただき、元気いっぱいになったところで、助さん格さんは、峠に置き去りにされた私のバイクを、タンデムで回収に出かける。
私はチェックアウトしてから、今日の宿探し。
息子が急に、フュッセというドイツの町にある城を見たいというので、その方向で考え
7日目。初めての高速&ロングツーリング。しかし、予想もしなかった、とんでもないことに!!! 2024/05/21
本日の走行 時間:7時間17分/距離:243.2キロ/標高2571キロ(!)
助さん合流、本格ツーリングの2日目。また明け方は大雨で、気持ちが萎えるが、8時くらいにはまた上がる。
雲の状況などを見て、絶対雨になりそうなので、レインウェアは着たうえで出発。
今日は、ほぼ高速で距離を稼ぎ、できればオーストリアに入ろうか、という計画。
こちらの高速は、ETCがほとんど普及しておらず、乗るときに通行
6日目。やっぱり、自分で走るのがサイコー! 2024/05/20
本日の走行 時間3時間31分/距離172.7キロ/標高174メートル
昨夜は、F1のレーシングマシンに乗っている夢を見た。
そして、いざ自分のバイクに乗ろうとすると、乗り方を完全に忘れているというオチで、焦って目が覚めた。
明け方、カミナリが鳴って、雨風がすごい。また雨か、と思ってどんよりしていたが、なんとか8時半頃には上がった。
夫も合流し、ようやくツーリング本番。
その初日に雨だとかなり