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毎週水曜日はコールセンターの話

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コールセンターのオペレーターからリーダー、SV、企業向け電話応対研修講師へと叩き上げた経験から学んだことを書いていきます。電話応対に必要なこと、コールセンター運営に必要なこと、コ…
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2021年12月の記事一覧

お客さまの対応に傷つく人

お客さまの対応に傷つく人

今日が仕事納めという人も多いかもしれません。
年内最後の電話応対ブログです。
よろしくお願いいたします。

さて、電話対応で傷つく人のうち、会社の対応に傷つく人たちについて、前回と前々回を使って説明してきました。
意図せずシリーズになってしまいましたが、今回で終わりです。
年内に納めることができ、ほっとしました。

さて、今回は、お客さまの対応に傷つく人を取り上げます。

お客さまの対応に傷つく人

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会社の対応に傷つく人~Bさん

会社の対応に傷つく人~Bさん

Bさんとても優秀なBさんは、マニュアルをすぐに取り出して正しいご案内をします。お客さまを待たせないようにとマニュアルの整理も欠かしません。
そんなBさんもエスカレーション(上司やクライアントに質問して回答を待つこと)をしなければならないことがあります。
それは、マニュアルに書かれていないことを質問されるからです。

だからBさんは、問い合わせが来ること全てをマニュアルにしてほしいと思っています。

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会社の対応に傷つく人~Aさん

会社の対応に傷つく人~Aさん

前回は、電話対応で傷つく2つのパターンについてお伝えしました。

https://note.com/keigo_kyousitsu/n/nebc8da2697b5

今回は傷つく必要など全くない、仕事は楽しいということをお伝えしたいと思います。
ですが、書き始めたら思ったより長くなってしまったので、今回は前回ご紹介したAさんについて説明します。

AさんやさしいAさんはどんなお客さまにも一生懸命対

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電話対応で傷つく人

電話対応で傷つく人

“お客さまを尊重しましょう”“敬意をもって接しましょう”と言われて、素直に従い、電話に出て、傷つく人がいます。真面目な人、素直な人、優しい人、純粋な人ほど傷つくという悲しい構図です。
なんとかしてあげたいですよね。
その傷つき方にも、大きく分けると2つのタイプがあります。

今回は、そんな話をしたいと思います。

電話対応で傷つく2つのタイプ1)会社の対応に傷つく

曰く

2)お客さまの対応に傷

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クッション言葉

クッション言葉

クッション言葉とは、後に続く言葉によって受けるであろうショックを和らげるために、予め前に置く言葉のことです。

「申し訳ございませんが」「恐れ入りますが」「失礼ですが」などが代表例です。

クッション言葉を用いる場面は3つ。
1)何かを質問するとき
2)何かをお願いするとき
3)相手の意に反する案内をするとき

要するに相手の負担になる場面です。
言葉で説明するとこれだけなのですが、これだけでは伝

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