過ちを繰り返さない『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』〜読書感想文#41の①
この本の著者は金谷武洋。カナダで25年日本語を教え続けた先生です。
私はよく、敬語を使うことで上下関係が明確になり主語を省くことができます、と説明していますが、著者によると、「日本語に主語はいらない(p.143)」のだそうです。
省くことができるというのは、本来必要ということですが、それは英文法を基本に考えるからそういう発想になるのであって、本来の日本語に主語は不要なのであり、主語がないと意味が通りづらいときなど、必要に応じて付けることができるというのです。
このように書く