谷川 恵長 |正社員フリーター × 複業

拙著『積極的副業人材』 http://amazon.co.jp/dp/B08BNJP4…

谷川 恵長 |正社員フリーター × 複業

拙著『積極的副業人材』 http://amazon.co.jp/dp/B08BNJP42X/ 自由に働く努力をしすぎた人です。

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谷川恵長の自己紹介とプロフィール

出世を目指すのとは違う、自由に働く努力。それが正社員フリーター ✖ 複業。  自己紹介 たいした才能がなくとも自由に働けると信じ、外資系企業を中心に正社員フリーター ✖ 複業 =多重転職者?を実践中です。 20代、30代、40代各年代の転職、複業(副業)と働き方が自分なりに見えてきました。 40代後半になって、ようやくアウトプットを始めたこの頃です。 出世を目指すのとは違う、自由に働く努力。それが、正社員(複業)フリーランスです。 誰でも、もっともっと自由に働ける。そんなヒ

    • 中途入社の邪魔をする懲りない面々⑤~謙虚さが足らない!

      (④からの続き) ダメなマネージャーが壊した部門の立て直しのために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するので、その後任として入社したことが1回。 入社初日の歓迎会で「おっと、君とは乾杯しない」と出鼻をくじかれ、「教えるのは嫌だね!」とアホなおっさんからは恫喝的に引継ぎを拒否され、チビ・デビ・ハゲには「PCが壊れたので引継ぎ資料がないです」とこちら

      • 中途入社の邪魔をする懲りない面々④~PC壊れて資料がないです

        (③からの続き) ダメなマネージャーが壊した部門の立て直しのために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するので、その後任として入社したことが1回。 そんな事情の転職ばかりなので、入社初日の歓迎会で「おっと、君とは乾杯しない」は前々回のお話で、入社して2週間後に「教えるのは嫌だね!」とやられたのは前回のお話。 私は何もしていないのに転職初日から睨んで

        • 中途入社の邪魔をする懲りない面々③~教えるのは嫌だね!

          (②からの続き) ダメなマネージャーが壊した部門の立て直しのために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するので、その後任として入社したことが1回。 このような事情での転職ばかりなので、「おっと、君とは乾杯しない」と、入社初日の歓迎会で敵意をムキ出しにされたのは前回のお話。 今回は別の会社で、入社して2週間ほど経ったある日の話。 50代半ばのおっさん

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        谷川恵長の自己紹介とプロフィール

          中途入社の邪魔をする懲りない面々②~おっと君とは乾杯しない

          (①からの続き) ダメなマネージャーが壊した部門の立て直しのために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するので、その後任として入社したことが1回。 こんな転職ばかりなのだが、炎上している職場の火消をしても喜んでくれる人ばかりではない。 むしろ火事場が居心地のいいザッツ・サラリーマンの世界があり、それでぬくぬくしている住人たちは実は多いのだ。 「うち

          中途入社の邪魔をする懲りない面々②~おっと君とは乾杯しない

          中途入社の邪魔をする懲りない面々①

          私は多重転職経験者者なので、新しい職場環境に適応することは慣れているほうだと思う。 転職先では新参者の邪魔をする懲りない面々がいるのがいつも可笑しい。 どこの会社でも全員が諸手を上げて歓迎とはならないのだ。 転職できない人が転職をしようとする人を「我慢がない」とか、「軽い」とか、「お前が転職してもうまくいくはずがない」などとディスる話はSNSでよく書かれている。 転職先にも同じように転職できない人たちが一定数存在するわけで、その人たちは自分の既得権のために必死となり、新参者の

          中途入社の邪魔をする懲りない面々①

          何度しくじってもチャンスを与えられるのが人生だ

          オフィスで定年後の話ばかりをしているオッサンがいる。 若いころは50代の定年後の話を聞いていると、欠伸しかなかった。 眼の前の課題を解決しようと没頭している現役社員には邪魔な存在だ。 その昔、小金持ちの人柄の良い気さくなオッサンが、「あと何年で定年。そしてオーストラリアで老後生活。じゃ、お先に失礼します」とオフィスを出した後、そのチームがオッサンを小馬鹿にしてたのは印象的だった。 自分の定年後の話ばかりしているオッサンは注意をしたほうがいい。 50代どころか30代半ばを過ぎる

          何度しくじってもチャンスを与えられるのが人生だ

          コロナ禍の始まりからロシアのウクライナ侵攻までが40代50代の転職パラダイスだったのではなかろうか?

          コロナ禍の始まりからロシアのウクライナ侵攻までが、40代50代の転職には良いタイミングだったのではなかろうか? つまり、2020年3月ごろから2022年2月ごろまでの約2年間だ。 私自身が2020年10月に50歳の転職を決めたのだが、コロナ禍が追い風になったと考えている。 人類の歴史の中で疫病は平等化の四騎士の一つと考えられているが、コロナ禍は日本の転職市場において年齢のハンデの壁を崩してくれた。 暗黒感が漂った疫病の騒動の中では、ビジネスの解像度を高めてくれる人材を

          コロナ禍の始まりからロシアのウクライナ侵攻までが40代50代の転職パラダイスだったのではなかろうか?

          20代手取り14万円から抜け出す方法を教えてくれる人が身近にいない問題

          筆者は就職氷河期の始まりの90年代に正社員で社会人となり、初任給の手取りが11万円だった。 翌月5月の給料はたしか手取り14万円だった。 設立3年目ぐらいの零細ベンチャーで、給与明細は経理の女性の手書きだった。 あまりにもお金がなかったので、お昼は決まっておにぎり1個と公園の水だった。 たまには贅沢をするかと今でも店舗がある市ヶ谷のサブウェイにふらっと入店したが、サンドウィッチの値段が高くて買えずコーラだけで済ましたことを思い出す。 ほんとうにカツカツの身だったので、大手に就

          20代手取り14万円から抜け出す方法を教えてくれる人が身近にいない問題

          死ぬまで働かされる社会かどうか分からんが死ぬまで働いていたい

          20代は地べたを這いつくばって生きてきた。 30代になってようやく喰っていけるようになった。 40代になったら遊べるようになった。 そして50代になって余裕ができた。 新入社員時代より、今のほうがずっといい。 昔の自分に戻りたいなんて絶対思わない。 そして、目くじらを立てて権利を主張する人たちよりも損をしている人生を歩んでいるとは思わない。 損は今まで沢山してきたが、これから回収できるであろう。 なんでも●●を要求します系の人よりも、心穏やかに生きていると思う。 自分自身を信

          死ぬまで働かされる社会かどうか分からんが死ぬまで働いていたい

          付加価値のないことに一生懸命だから日本人の生産性はちっとも上がらないし給料も上がらない

          例えば、製品の外箱段ボールが少し凹んだだけで納入業社にやり直しを命じる製薬業界は、付加価値がないことに一生懸命だと言えるだろう。 製薬会社の物流倉庫の現場では、外箱段ボールに僅かな凹みや傷がないか、作業者が血眼になって探している。 段ボール箱は、中にある製品を保護して守っている輸送箱なのにだ。 外箱段ボールに傷があると製薬会社からクレームを受けた納入業者は、その製薬会社の物流倉庫の軒下を借りて、中身の製品は何の不具合もないのに、傷一つない外箱段ボールにそそくさと製品の入れ替え

          付加価値のないことに一生懸命だから日本人の生産性はちっとも上がらないし給料も上がらない

          私が転職にハマる10の理由

          私が転職にハマる10の理由を考えてみました。 “転職にハマるとは何ごとだ!”と、目くじらを立てる人がいるかもしれません。 転職にハマることは、自分のキャリアを考えることにハマることですので、外野がとやかく言うものではありません。 ① 履歴書・職務経歴書をアップデートできる 転職には何よりも最新の履歴書・職務経歴書が必要で、その過程で自分のキャリアの棚卸しと点検作業ができるのが何よりも大きい。 レジュメの更新を定期的にする癖をつけると、いつも手元に最新のものが用意される。 予

          上司の自分を成長させてくれた部下は根気強く話せば分かるなんて大嘘と教えてくれた人たち

          上司としての自分を成長させてくれた部下は、根気強く話せば分かるなんて大嘘と教えてくれた人たちだ。 例えばこのような部下は、「きっといつかは分かってくれる」と信じて100回作り笑いをして粘ろうが、宇宙人との交信に微かな望みを持つかの如く1,000回チューニングしようが、無理だと筆者に教えてくれた。 ・自分と家族の問題を数えきれないほど全面に出してきた人 ・出産して子供のお披露目で会議室を半日占拠した人 ・就業規則をまるで暗記しているような人 ・アッパー系コミュ障の人 このよ

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          キャリアはカッコよさよりも賢さを

          よくTwitterでは「行くなら大手か?ベンチャーか?」の2択の議論がずっと花盛りではありますが(なぜ大手か?中小か?ではないのかなぁ)、どこに行こうがご本人の好きなようにすればいいのだけれども、それよりも次の2つのことがキャリアにはより大切だと思う。 まず、新卒1社目で受けた社員教育は、その人のその後のキャリア形成に大きな影響を与え続ける。 1社目を失敗したと思ったら、第二新卒枠を利用してさっさと転職をしてしまえばいいのだけれども、石の上にも3年の教えに従い3年以上1社目に

          キャリアはカッコよさよりも賢さを

          部下の支持率だけで支えられている上司

          40歳のときに率いたチームはうまくいかなかったけれども、50歳から率いたチームは賞賛されている。 40歳のころの私を知る人間には、仕事での評判が芳しくない男なのだ。 まあ、その悪い評判の半分ぐらいは、私のことを気に入らなかった当時の日本法人の社長とその側近たちによる、子供じみた私へのネガティブ・キャンペーンの賜物なのだから、今となっては笑い話だ。 当時の部下や同僚と会食をすると、「あの頃の谷川さんの評判は悪かった」と今でも小言を頂戴してしまう。 40歳になっても未熟者だったの

          部下の支持率だけで支えられている上司

          40歳以上の採用で気をつけていることは?

          「40歳以上の採用で気をつけていることは?」先日質問されたので、「もし自分の部下の一人になる人物の採用ならば、男女とも共通で、独身で腹が出ていて食べ物の好き嫌いが激しい人には気をつけている。この3つが揃った人の採用は熟慮する」と答えた。各種ハラスメントにうるさいコンプライアンス重視の風潮に、プライベートな事柄は仕事の出来には関係ないだろうとムッとする御人がいるのは重々承知だが、仕事のでき不出来とプライベートは関係があると筆者は考えている。40歳を超えての独身者は、自分だけのラ

          40歳以上の採用で気をつけていることは?