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中途入社の邪魔をする懲りない面々⑤~謙虚さが足らない!

(④からの続き)

ダメなマネージャーが壊した部門の立て直しのために入社したことが3回。
ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。
素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。
問題があったマネージャーが退職するので、その後任として入社したことが1回。
入社初日の歓迎会で「おっと、君とは乾杯しない」と出鼻をくじかれ、「教えるのは嫌だね!」とアホなおっさんからは恫喝的に引継ぎを拒否され、チビ・デビ・ハゲには「PCが壊れたので引継ぎ資料がないです」とこちらは陰険に拒否られた。
全部違う会社で経験した出来事だ。
中途入社の邪魔をする懲りない面々の共通点で一番面白いなと思うことは、私に対して攻撃してくるとき、必ずといっていいほど「あいつは謙虚さが足らない!」と口にすることだ。
「お前らのほうがよっぽど謙虚さが足らないだろう」と、突っ込み返す気持ちにすらならないアホさ加減なのだ。
一つの会社に長く在籍すると多かれ少なかれ失うものは”謙虚さ”だろう。
在籍年数と過去の実績で社内で幅を利かせることが今は難しくなった。
現時点での会社への貢献度を測るPay for Performanceの評価制度となったからだろう。
既得権を守ろうと必死の古株社員が容易にできることは、新参者への”謙虚さ”を物差しにした人格攻撃だ。
淀んだ古株よりも、過去の成果をさっさと忘れて、次の目標の達成に向かって転職をしてきている中途入社のほうに謙虚さを感じる。
転職を決めた時、いつもの窓でも外の眺めはいいものだ。
転職は仕事に対する謙虚さを取り戻させてくれる。
私に謙虚さが足らないとやかましかった皆さんは、私の態度には謙虚さが足らないとは言えたが、私の仕事に謙虚さが足らないとは指摘することはできなかった。
転職できない人よりも転職しない人のほうが始末は悪い。
会社への貢献度が低いけれども転職をしない人を追い出す制度が、年々整ってきている。
万が一自分が望んでいない転職に追い込まれても、仕事に対する謙虚さを失っていなければ、新天地でも必ず輝くことができるのだ。

(おわり)

中途入社の邪魔をする懲りない面々①
https://note.com/keichotanigawa/n/n23f481886cc2

中途入社の邪魔をする懲りない面々②~おっと君とは乾杯しない
https://note.com/keichotanigawa/n/n85675153cbd6

中途入社の邪魔をする懲りない面々③~教えるのは嫌だね!
https://note.com/keichotanigawa/n/n65cbfc3090e9

中途入社の邪魔をする懲りない面々④~PC壊れて資料がないです
https://note.com/keichotanigawa/n/n08ef3c2af870


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