はら@パーソナルトレーナー

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はら@パーソナルトレーナー

▶︎モルック狂い ▶︎1日休みは不安を覚えるタイプ ▶︎なんとなく生きてます 〈やってること〉 ▶トレーニングジム経営 ▶パーソナルトレーナー(CSCS) ▶専門学校教員(スポーツ生理学,スポーツ心理学)

最近の記事

運動がもたらす心理的効果について!

今回は運動がもたらす心理的効果について書いてみたいと思います! 僕のジムでは約7割の方が運動未経験で、元々運動に苦手意識があったという方もいらっしゃいます。そんな中で、運動を始めてから、前向きになったというお声や、活力が湧いてきたというお声をいただくことがありますので、今回は心理的効果についての記事を書いてみたいなと思いました! 1.感情の安定とセルフコントロールが出来るようになる  筋肉の収縮と弛緩の繰り返しで身体を動かすことがいわゆる運動なのですが、運動によって筋肉が

    • トレーニングが骨の位置関係を変える!

      先日、トレーニング歴2年目に突入したパーソナルのお客さんに「最近ラットプルダウンが迷走してる」と言われました。 トレーニングをしていると、この前まで対象筋に良く効いていたトレーニングが効かなくなってきたり、なんだかよく分からなくなったりしてくることがよくあります。 では、なぜこのようなことが起こるのかを今日は書いていきたいと思います。 基本的に筋肉(骨格筋)は骨を動かすための器官ですので、筋肉を収縮させたり、伸展させたりすることで骨を動かし、身体動作を生み出します。 例えば

      • 目標設定の効果を知ると達成効率が上がる!

        皆さんは、何かを始める時に【目標設定】はしてますか? 目標は、ボディメイクや競技をする上で、やる気の継続や、軌道修正のための軸となってくれるため必ず設定しておきたいものです。 目標に縛られる必要はありませんが、ゴールが見えないと段々とやる気はそがれていきますし、今自分が置かれている状況把握や進捗が見えづらくなるので、やはり設定していて損はなさそうです。 そこで今回は、目標設定の効果について書いていきたいと思います!  目標設定の効果は、沢山の心理学者や社会学者の方々が提唱

        • トレーニングの原則(個別性、全面性)について!

          前回の続きです! 今回はトレーニングの原則の中から、個別性、全面性の原則について書いていきたいと思います。 1.個別性の原則  個別性の原則とは、トレーニングプログラムは個人差を考慮しなければならないことを指します。  例えば、40代男性で運動経験のない方が急にめちゃめちゃハードなトレーニングをすると、怪我のリスクが高まりますし、急に身体に負担がかかるので、免疫力が落ちたり、日常生活に相当な影響が出ると思います。  そのため、その人にあったトレーニングプログラムを組む

        運動がもたらす心理的効果について!

          トレーニングにおける継続性、漸進性の原則について!

           今回は、トレーニングの3原理5原則の中から、2つの原則について書いていきたいと思います。  トレーニングの3原理5原則は、トレーニングを行う上で自分の身体を成長させるために必要な要素ですのでしっかりと実行していきたいです! 1.継続性の原則  まず一つ目は「継続性の原則」です。継続性の原則とは、トレーニングを単発で終わらせるのではなく、継続してトレーニングの習慣を持つことが必要であることを指します。 トレーニングは継続が全てです。  例えば、めちゃめちゃキツイトレー

          トレーニングにおける継続性、漸進性の原則について!

          トレーニングの効果を出そう!(3原理について)

          今回はトレーニングで効果をちゃんと出すために意識しなければならないトレーニングの原則について書いていきたいです。 トレーニングには3原理5原則というものが存在するのですが、この原理原則に沿ってトレーニングをしていないと中々効果が出にくい状態となってしまいますのでしっかり意識していきたいところです! 今回は、3原理について書いていきます。 1.過負荷の原理  皆さんがトレーニングをする時、バーベルやダンベルなどの器具を使ってトレーニングを行っていると思います。  ではなぜ

          トレーニングの効果を出そう!(3原理について)

          効率の良いトレーニングについて考えてみた!

          筋力トレーニングは継続が大事なので効率のいいトレーニングなんてない!と言ってしまえばそれまでなので、どうにか効率のいい方法はないかなと模索しています。 まず、効率のいいトレーニングって何なのかなという所ですが、それは最大限に無駄が省かれていて、目標が高確率で達成されること且つ早く達成されることが【効率がいい】ことだと思います。 では、それが達成されるために何をしたらいいかを考えてみました! まずは、【現実的かつ具体的な目標設定をする】です。 おそらくここが曖昧だとトレー

          効率の良いトレーニングについて考えてみた!

          筋トレで大事な強度設定について!

          なんとしてでも筋肉をつけたいと思いませんか? それが中々筋肉ってつきにくいんですよね~… ただでさえ筋肉がつくことが難しいのに、トレーニングの種目も沢山あるし、重量設定とか難しいし、みたいな。 トレーニングで語りだすととんでもない文字数になっちゃうので今回は強度設定の考え方について書いていきますね! まずトレーニングの強度設定は色々な側面から考えることが出来ますし、目的によっても変わってきます。 今回は筋肉をつけたい場合にフォーカスして書いていきますね! 筋肉をつけたい場

          筋トレで大事な強度設定について!

          間食には何を食べたらいいの?

          食欲の秋ですね~。 何かと色んな美味しそうなものが街に溢れかえっていて、見かける度にお腹が空いてしまいます。笑 今回は、間食について書いていきたいのですが皆さんは通常の食事にプラスして間食などはされているでしょうか? 身体つくりに間食は大切になってくるので、今回の記事が参考になれば嬉しいです。 間食とは、朝、昼、夜の間のどこかで何か食べるか飲むことで、通常の食事では足りない栄養素を補う役割を持ちます! 間食をせずに究極にお腹が空いた状態でご飯を沢山食べてしまうと、血糖値が

          間食には何を食べたらいいの?

          ダイエットって何から始めたらいいの?

          ダイエットする時って何から始めたらいいかって中々分からないですよね。ネットで調べてみても情報量が多すぎて、一体どれが正解なのかが分からない…。と思われる方が多いと思います。 そこで今回は、ダイエットはどう始めたらいいかについてを書いていきたいです! まず、ダイエットって実はめちゃめちゃシンプルで、代謝が悪いとか運動不足とかそういうのは一旦置いといて、「一日の消費カロリー>一日の摂取カロリー」を意識するだけで勝手に痩せていくことが出来ます。 そのため、まず自分の身体が【一日

          ダイエットって何から始めたらいいの?

          運動をする上での栄養や食事のポイント!

          ボディメイクを行うトレーニーや、アスリートを目指す人にとって、結果を出すためには食事を気にすることや栄養管理は必須の条件となりますよね。 特にボディメイクでは、むやみに増量等をしてしまうとただ単に脂肪がついただけという最悪な状況になりかねません…。 そのため今回は、運動をするうえでの栄養、食事のポイントについて書いていきたいと思います! まず一つ目は 【運動量に見合ったエネルギー源を確保する】です。 人によって一日の活動量やトレーニングの強度(筋肉をどれだけ意識出来るか、

          運動をする上での栄養や食事のポイント!

          筋力トレーニングの効果はどれくらいで出るの?

          ボディメイクやダイエットをしていく上で必要不可欠なのは筋力トレーニングと栄養管理ですが、実際に筋力トレーニングはどれくらいやれば効果が出てくるのかということについて書いていきたいと思います。 まず、筋力トレーニングの初期段階では、短期間で筋力の増加がみられます。絶対筋力は、筋肉の横断面積(大きさ)に比例するため、「筋力が伸びた(力がついた)=身体が変わってきた」となりがちですが実際に初期段階では身体に変化は訪れません。 なぜ、筋力増加がみられるかというと、神経系の発達によっ

          筋力トレーニングの効果はどれくらいで出るの?

          骨粗しょう症を防ごう

          (1,025文字) 近年、交通機関の発達や運動機会の減少等によって日本人の運動不足は大きな社会問題になっていると感じます。 運動不足は、単に肥満が引き起こされるだけでなく、自律神経系、筋肉、骨、内臓といった様々な器官に影響し、結果として老化現象を食い止めることが出来ずに、健康寿命の短縮へと向かってしまいます。 その中でも、今回は骨粗しょう症について取り上げていきたいと思います。 まず、骨は局所的に形成と吸収を繰り返しており、全体的な骨量は骨吸収量と骨形成量のバランスによっ

          筋持久力を高めるためには

          筋力トレーニングをするうえで、目的は非常に重要なプログラム決定要因の一つであり、目的が明確でないとトレーニングで扱うウエイトの総重量や強度の設定ができずに、ほとんど効果のでない筋力トレーニングになってしまいます。 ※ここでいうトレーニングは特異的な競技性の高いトレーニングではなく、シンプルなレジスタンストレーニングで話を進めていきます。 筋力トレーニングの目的は〈パワートレーニング〉〈最大筋力トレーニング〉〈筋肥大トレーニング〉〈筋持久力トレーニング〉の4つに大きく分けられ

          筋持久力を高めるためには

          トレーニングが免疫機能に与える影響(オープンウィンドウ)

          久しぶりの運動や過度な強度のトレーニングをすることによって当日以降に体調不良や風邪を引くといった経験をした人は少なからずいらっしゃると思います。 これは運動やトレーニングが免疫系機能に影響を与えるためです。 レジスタンストレーニングを行うと筋損傷にともなう急性の炎症、いわゆる即発性筋痛や、またその後何日か続く遅発性筋痛といった炎症反応が引き起こされますが、これらの炎症反応や骨格筋収縮によって、サイトカインの一種であるIL-6(インターロイキン6)等が増加したり、運動後にはl

          トレーニングが免疫機能に与える影響(オープンウィンドウ)

          トレーニングによる暑熱順化が身体に及ぼす影響

          (1296文字) 以前、運動時の水分補給をしないことで引き起こされる体温の上昇について書きました。 暑い環境下であったり、トレーニングをしている際中には水分補給が必須であることがご理解いただけたと思います。 今回は、トレーニングによって引き起こされる暑熱順化が身体にどのような影響を及ぼすのかを述べていきたい。 まず、発汗量は汗腺数によって限界が決められると考えています。 運動による発汗は身体の熱を放出することに目的がありますが、トレーニングによって汗腺数が変化することは

          トレーニングによる暑熱順化が身体に及ぼす影響