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トレーニングにおける継続性、漸進性の原則について!

 今回は、トレーニングの3原理5原則の中から、2つの原則について書いていきたいと思います。
 トレーニングの3原理5原則は、トレーニングを行う上で自分の身体を成長させるために必要な要素ですのでしっかりと実行していきたいです!

1.継続性の原則

 まず一つ目は「継続性の原則」です。継続性の原則とは、トレーニングを単発で終わらせるのではなく、継続してトレーニングの習慣を持つことが必要であることを指します。

トレーニングは継続が全てです。

 例えば、めちゃめちゃキツイトレーニングを月に1回だけやっても次の負荷までに身体が完全に休まってしまい、身体の成長はほとんどみられません。前回の記事でも述べたように、トレーニングで結果が出るということは「負荷に抵抗するための身体変化」であるため、定期的で継続的な身体への負荷が大切であることが分かります。

 また、自分の限界を超えるキツイトレーニングは中々続きません。そのため、自分が出来る範囲でのトレーニング強度でトレーニングを日常に落とし込むことが、定期的な負荷刺激に繋がり、トレーニングを習慣化させることが可能になると思います。

2.漸進性の原則

 次に「漸進性の原則」です。漸進性の原則とは、トレーニングの負荷を徐々に上げていくことを指します。

 トレーニングは基本的に強度を高めていかないと効果を得ることは出来ません。人間の身体は恒常性(ホメオスタシス)という機能が備わっており、負荷に対して慣れることが出来ます。これはダイエットも同じで、ダイエットの始まりはめっちゃお腹が空くけど段々それに慣れてきて、更には体重も停滞して…。なんてことがあると思いますが、こういうのも恒常性を働かせて、人間の身体がその環境や状況に適応しようとしていくのです。
 なので、トレーニングもずっと同じ強度でしていても身体はその強度に慣れて適応するため、新しい負荷刺激とならず、トレーニングの効果は得られにくくなっていきます。

 しかし、むやみにトレーニング強度を上げてしまうと今度は筋肉や靱帯、関節等にかなりの負担がかかってしまい、怪我のリスクが高まってしまいます。そのため、トレーニングの強度を身体の適応反応に合わせて徐々に高めていくことが大切になってきます。
 更に、トレーニングの強度は、回数、セット数、種目数、種目の順番、インターバル、重り等、様々なアプローチによって変化させることが出来るので、その日の疲労度やコンディションを加味してトレーニングに漸進性をもたらせてあげてください。

まとめ

・トレーニングは定期的にしないと効果が得られない
・トレーニングの強度は徐々に上げる

以上が、継続性の原則、漸進性の原則についてです。
自分のライフスタイルに落とし込めるトレーニング習慣はとても素晴らしいことなので、定期的なトレーニング習慣を身につけて健康的な暮らしをしていきたいですね!




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