見出し画像

目標設定の効果を知ると達成効率が上がる!

皆さんは、何かを始める時に【目標設定】はしてますか?
目標は、ボディメイクや競技をする上で、やる気の継続や、軌道修正のための軸となってくれるため必ず設定しておきたいものです。
目標に縛られる必要はありませんが、ゴールが見えないと段々とやる気はそがれていきますし、今自分が置かれている状況把握や進捗が見えづらくなるので、やはり設定していて損はなさそうです。

そこで今回は、目標設定の効果について書いていきたいと思います!

 目標設定の効果は、沢山の心理学者や社会学者の方々が提唱されてますが、本記事では、アメリカのスポーツ心理学者、Rainer Martens(レイナー・マートン)が提唱した効果を書いていきます。

【目標設定の効果】
① 目標はパフォーマンスを進歩させる
② 目標は練習の質を向上させる
③ 目標はこうなりたいという願望を明確にする
➃ 目標はよりやりがいのあるトレーニングを行うことで倦怠を回避させる
⑤ 目標は達成に向けて内発的な動機付けを増す
⑥ 目標はプライド、満足感、そして自信を増す
※ R・マートン著 「コーチング・マニュアル メンタル・トレーニング」より引用

こうしてみると、目標は何かを達成するにはとても必要なものであることが分かると思います。
少し解説と補足していくと、

① 目標はパフォーマンスを進歩させる
⇒ゴールが決まっていることで行動のビジョンが見えて無駄な行動がなくなる、自信を持つことで不安要素が取り除かれ、自信のある行動に繋がる

② 目標は練習の質を向上させる
⇒長期目標に加えて、短期目標(今日の目標、今取り組むべき課題)があることで、自分に足りない部分を成長させるための練習(トレーニング)をすることが出来る

③ 目標はこうなりたいという願望を明確にする
⇒達成後のイメージが湧きやすくなり、現状で足りない要素が見えてくる

目標はよりやりがいのあるトレーニングを行うことで倦怠を回避させる
⇒目標を立てていても怠惰になることはあるが、短期目標を達成できるかできないかの微妙な挑戦的なトレーニングはやる気を引き起こしてくれる

⑤ 目標は達成に向けて内発的な動機付けを増す
⇒自分で目標を立てることで、誰かにやらされている感(外発的動機付け)がないので、自分のモチベーションの維持や、やる気の向上に繋がる

⑥ 目標はプライド、満足感、そして自信を増す
⇒短期目標を達成した時の、達成感や解放感、有能感によって、肯定的な感情が生まれ、より大きな目標達成に向けてやる気が向上するといった好循環が生まれる

といった感じですかね!

目標を立てていないと、手探り状態が続きますし、中々、やる気のある行動を継続することが難しいのかなと思います。
競技をしていても、試合で自分が試される場がないと、なんのために練習しているのか分かりませんからね。
これはボディメイクやダイエットも同じで、この時期までにこれくらいの身体に仕上げたいという具体的な目標がないと達成するのは難しいかもしれないです。

ただ、目標に柔軟性を持たせることも大事だと思っています。
一度決めた目標に縛られるのではなく、毎日のコンディションや思わぬハプニングで行動を制限されることがあると思います。そういった時にやり方に固執せず、柔軟に対応できることが自分のコントロールに繋がり、結果的に目標達成までがスムーズに進むのではないでしょうか。

僕自身も今立てている、競技での目標をしっかり見直して、結果を出せるように頑張りたいと思います。
皆さんも、それぞれの目標に向かって頑張りましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?