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運動がもたらす心理的効果について!

今回は運動がもたらす心理的効果について書いてみたいと思います!
僕のジムでは約7割の方が運動未経験で、元々運動に苦手意識があったという方もいらっしゃいます。そんな中で、運動を始めてから、前向きになったというお声や、活力が湧いてきたというお声をいただくことがありますので、今回は心理的効果についての記事を書いてみたいなと思いました!

1.感情の安定とセルフコントロールが出来るようになる

 筋肉の収縮と弛緩の繰り返しで身体を動かすことがいわゆる運動なのですが、運動によって筋肉が緊張状態から弛緩の状態へ変わると、交感神経の興奮が低下し、身体的リラクセーションがもたらされます。
身体的リラクセーションがもたらされると、不安やイライラなどが軽減し、心的緊張によって、緊張状態にあった筋肉が緩むことで、心の緊張もゆるませることが可能であるため、身体は心の調子が正常に戻ることが期待出来ます。
 また、日常から離れ、日常生活から非日常生活へ移行することで気分転換や気晴らしとなり、精神的なリラックスをもたらしてくれることも感情の安定化に繋がりますね!
 更に、運動を実施した満足感と達成感を体験することで、「自分でもやればできるんだ」という有能感に繋がったり、自己成長を感じられる要因になるため、自分で自分の感情をコントロールするという能力が備わっていくことも期待する事が出来ます。

2.自信が身につく

 運動をする場面では、必ず競争が存在すると考えています。これは相手との競争ではなく自分との競争です。
 例えば、今日は運動したくないな~という日でも「習慣になってきてるし一旦ジム行ってみようかな」と思ってジムに行くことが出来ると、自分に勝ったという体験をすることが出来、また、筋力トレーニングでは、トレーニングプログラムで何kgを何回という目標に挑戦し達成出来た等の、成功体験によって、自己肯定感も高まり、自分を信頼することが出来るようになり、自信が身についていきます。
 このように、「成功-失敗」がある、自分との競争や定められている目標において「成功」を体験することで、積極性や自主性が生まれ、更に新たな価値のある目標設定へ発展していく等、自信がつくことによって、自分を高めていきたいという気持ちにも繋がっていきます。

3.まとめ

今回は、運動がもたらす心理的効果について書いてみました!

1.運動による筋肉の弛緩は、身体へのリラックス効果があり、それによって心の緊張がほどけ、身体機能が正常化する。

2.日常生活から非日常生活への移行がストレス発散になる

3.運動実施の達成感や満足感が有能感へ繋がりセルフコントロール能力が上がる

4.数々の成功を体験することで、自信に繋がる

やはり運動には身体だけでなく、メンタル面への好影響もめちゃめちゃあるので、頑張り過ぎには注意して、楽しく継続できる運動習慣を身につけていきたいですね!

〈参考文献〉
徳永 幹雄 著 「教養としてのスポーツ心理学」

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