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トレーニングの効果を出そう!(3原理について)

今回はトレーニングで効果をちゃんと出すために意識しなければならないトレーニングの原則について書いていきたいです。

トレーニングには3原理5原則というものが存在するのですが、この原理原則に沿ってトレーニングをしていないと中々効果が出にくい状態となってしまいますのでしっかり意識していきたいところです!
今回は、3原理について書いていきます。

1.過負荷の原理


 皆さんがトレーニングをする時、バーベルやダンベルなどの器具を使ってトレーニングを行っていると思います。
 ではなぜ、器具を使ってトレーニングを行うのかというと、日常生活で身体にかかる負荷よりも強い負荷を身体や神経に与える必要があるからです。
 例えば、毎日の買い物でスーパーのレジ袋に商品を入れて重たいものを持って帰ると思いますが、この負荷にはほとんどの人が慣れており、また負荷がかかる時間も短いので、身体にとって強い刺激にはなりません。
 そのため、日常生活で降りかかってくる負荷よりも強い刺激を与えるためにダンベルなどの器具を使い、身体に強い負担を強いることが大切になります。
 ただ、ここでいう負荷とは重たいおもりのことだけではなく、「1週間のトレーニング頻度を増やす」「種目の回数やセット数を増やす」「トレーニングのインターバルを短くする」等、色々なアプローチによって負荷を高めることが出来ますので、色々なアプローチから負荷設定をしていきたいです。

2.特異性の原理

 次に特異性の原理についてです!
 特異性の原理とは、トレーニングの種類によって得られる効果が違うことです。
 例えば、100m走を速くなりたい選手がいたとして、この選手に持久的なトレーニングを指導しても、体力がつくだけでいつまでたっても100m走は速くなりません。また、胸の筋肉をつけたい人が背中のトレーニングをしたとしても胸の筋肉は付きません。
 このように、トレーニングは行う種目によって効いてくる部位や、得られる効果が変わってくるため、どんなトレーニングを選択するのかが効果を得るためには大切となります。
 また、ボディメイクのトレーニングに関しては、同じトレーニングでも重心位置や筋肉への意識付けなどアプローチを変えることで、理想の身体により近づくことも出来ます。
 更に、ボディメイクトレーニングはしっかり質を高めたトレーニングを行うと感覚がより優れてきて、段々トレーニングが上手くなってくることも面白さのひとつといえます。
 なので、運動感覚を高めてトレーニング中の意識を変えることで得られる効果を変えることも特異性の原理の沿っていると考えられますね!

3.可逆性の原理

 最後に可逆性の原理についてです。
 可逆性の原理とは、トレーニング習慣がなくなると元の身体に戻ってしまうということです。
 まず、トレーニングによって身体が変わったということは言い換えれば「身体に降りかかってくる負担に耐えるために成長した身体である」といえます。
 そのため、身体にトレーニングという刺激が入ってこなくなったら、身体がそれに耐える必要がなくなるため、筋量や体力はどんどん落ちていってしまいます。
 しかし、トレーニングによって一回活性化された筋肉等は、その刺激への耐性は付いているため、またトレーニングを再開すれば通常よりも早く体力や筋量を取り戻すことが可能です!
 なので、習慣が途絶えたからといってそのまま諦めるのではなく、その可能性を信じてまたトレーニングを再開してほしいと思います。


 今まで書いたことを簡単にまとめると、
・トレーニングは普段よりも強い刺激を与えること
・トレーニングは行う種目によって得られる効果が違うこと
・トレーニングを辞めると元の身体に戻ってしまうこと

 以上がトレーニングの3原理となります。

 これらのことを意識して今後のトレーニングに取り組めば、しっかりとした効果が得られると思いますので、頑張ってトレーニング続けていきましょう!




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