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虐待について

私の被虐待体験についてお伝えします。

私は物心ついた頃から高校生の頃まで
両親から身体的虐待を受けていました。
しかし、虐待されていることに気がついたのは30歳のときです。

友人と遊んだり喋ったりするだけで、
家庭の内部事情に興味がなかった私にとっては、
自分の家庭の当たり前が当たり前なのだと感じていました。

叩かれるのが当たり前
蹴られるのが当たり前
暴言を吐かれるのが当たり前
物を投げつけられるのが当たり前の日々です。

難病で寝たきりの姉がいたため
きょうだい児として過ごしています。
後にHSS型HSPであることもわかりました。

父親は平日日中は仕事
母親は姉の介護のため24時間在宅です

ふとしたきっかけで30歳のときに、職場の上司へ
親からどのような育てられ方をしたかを話すことがありました。
(何かをやらかして「どんな育てられ方をしたんだ!」と
問われたわけではありません)

上司に暴力、暴言のことを伝えると
「それって虐待ちゃうの(じゃないの)?」
と言われましたが、
自分自身には虐待されているという感覚がありません。
それが当たり前だったからです。

虐待じゃないのかと言われても
しばらくは受け入れられず、
むしろ「何を言ってるんだろうこの人は」
ぐらいに思っていました。

まるで当たり前というものに洗脳されていたかのようです。

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