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仮説を立てることの重要性


こんにちは!あいでんです。

本日のゼミは後輩たち(以下、7期生)のプロジェクト報告会でした。プロジェクトとは3年次に取り組むゼミの取り組みのひとつで、「社会問題をビジネスで解決する」というテーマをもとに1年間かけて取り組みます。

参考程度に昨年私が取り組んだプロジェクトを見ていただければ幸いです。
将棋プロジェクトについて語る①
将棋プロジェクトについて語る②

私の記事ではありませんが、こちらの記事を読めば大枠はつかめるかと思います。
これまで出てきた社会課題を解決するビジネスアイデア(その1)
これまで出てきた社会課題を解決するビジネスアイデア(その2)


さて、今回の報告会はこれから自分が取り組んでいくプロジェクトの紹介に近いような報告会でした(初回なので)。7期生も私たちの代に負けず劣らずのプロジェクトの量で、合計9つも立ち上げていました。

ファッションに関するプロジェクトや運動意識に関するプロジェクト、世界平和に関するプロジェクトなど。

私たちと違う点を上げれば、1つのプロジェクトに関わる人数が比較的多いということ。どのプロジェクトも3〜4人ほどはメンバーがいるので、これはのちのち非常にでかいなと。調査、分析、アイデア出しなど一人ではなかなか難しいところが多々出てきますからね(一人で取り組んだ勢)。プロジェクトの掛け持ちをしている人も中にはいて、頑張って欲しいなあと思います。


さて、今日の報告会に関しての感想ですが、端的に言えば「課題がまだ浅い」ということでしょうか。ゼミの先生(以降、T先生)からどのようなアジェンダを要求されていたのかはわかりませんが、去年の経験則をもとにすれば「プロジェクトテーマの説明と解決したい社会課題の説明」かなと。

おそらくソリューションのアジェンダはなかったのではないかと。なのでなるべく課題についてコメントするように心がけてはいましたが、お門違いなことを言ってたらごめんなさい。

しかしながら、わかっていたとしてもソリューションを考えないというのは思ってるよりも難しい。なぜならどうしても答えを求めてしまうからです。私も実際にそうでした。

つまり今回なされるべきことは仮説を導き出すこと、検証してくること(精度はさておき)だったのかなと思います。


ここで重要なのは仮説を立てるということ。仮説というのは言葉の意味そのままなのですが、「こうなんじゃないの?」というプロジェクトメンバーなりの考えで、これを検証するためにアンケートやインタビューをするわけです。

検証した結果、「そういうことが言えそうだ」という段階になれば「社会課題」だということができる。


ここで押さえておきたいのは「問題」と「課題」を切り分けて考える必要があるということ。問題とは言い換えれば結果であり、原因に当たるのが課題という認識です。問題を解決するためには課題を解決する必要があり、そのためには課題を明確にする必要があります。

例えば、「地球温暖化」という社会問題があるとすると、オゾン層の破壊や温室効果ガスの増加などが課題としては挙げられます。実際には、この課題をもう少し掘る必要があって、大量消費大量廃棄やガソリン車といったもう少し細かい課題に掘ることができます。

このガソリン車という課題に対してフォーカスしたソリューションがハイブリット車や電気自動車だというわけです(他の側面もあるかと思いますが)。

こういう感じに問題が大きい場合は「大問題→中問題→小問題→課題」という風に考えることができれば多少はうまくいくかと思います。

要は原因を追求することで課題は深掘りすることができ、「質の高い課題」にすることができると私は考えています。


最後になぜ仮説を立てることが重要なのかについて軽く話して終わりにします。

それは課題の質を高めるためです。しかし、課題の質は一回発起で出てくるわけではありませんし、そもそも思い込みの可能性もあります。そのためにまずは検証をすることが重要になります。

検証するということは「何かしらの検証したい(するべき)こと」があるということになります。それが「仮説」というわけです。アンケートやインタビューは仮説を検証するためのツールであり、仮説がなければ意味をなさないことが多いと思います(例外はもちろんあります)。言い換えれば「問いを立てる」ということですね。

そして「仮説→検証」を繰り返すことで課題の質を高めていくわけです。課題の質が高まればソリューションの質も高まりやすくなりますから、この一連のプロセスは大事ですし、そのために仮説=問いを立てることは重要だと考えています。


そんな感じで今回は終わりにします。話し出すと長くなりそうなので。また別の機会にしっかりと整理し直して書ければいいなと思っています。

「言うは易し、行うは難し」がぴったりな時間でした(笑)。


それでは、また次回!

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