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『腹を割って話そう』の振り返り ~後編~


こんにちは!あいでんです。

本日は前回の続きからお話ししたいと思います。
よろしければ、前編からお読みください。
(記事はコチラ:『腹を割って話そう』の振り返り ~前編~


それでは、、、いってみよっ!




愚痴的な話

正直、この内容については書くかどうか迷った。

恐らく書けば荒々しい文章になる。不快に感じる方もいらっしゃる。

しかし、今回の最大の気づきといってもいいし最大の出来事でもあったから書くことに決めた。こういう人もいるのだと知っていただければ幸いです。

もし感情的な文章を嫌だと感じる方がいらっしゃれば、最後のまとめだけ見ていただければと思う。


さて、内容は第3トークセッションでの話だ。

事件はその場にいた「優良企業おじさん」と起きた。なぜその呼び名なのかは後程お伝えしたい。

因みにその人は写真関係会社の経営者らしい。


正直な話、最初の段階で直感的に苦手だと思った。そしてその直感は的中することになる。

その人の長い自慢話はさておき(最初からこの人何しに来たんだ状態)、「君は(就職について)どうしたいんだ」という旨のご質問があった。

私はいつも通り、「既存の就活はしたくない、働きたくない」といった旨の回答をした。

そこから社会人としてなのか経営者としてなのかは分からないがスイッチが入り、説教タイムが始まった。


「社会はそんなに甘くない」といったお決まりパターンに始まり、そんなんじゃ社会で”成功”しない等々言われた。

最初は流していた私であったが、さすがに我慢ができず「成功の定義とは何ですか」と聞いてしまった。

その経営者ははぐらかす。何度か話を遮ってでも聞くと「そんなものはない!」と力強く言われた。


いや、ないのに押し付けるなって話です。

しかもその経営者は24時間365日働けと言う。だから私は成功できたのだと。

確かに、その心意気は大事だとは思う。

しかし、そんなことをせずとも世間一般的に想像する”成功”を収めている人は山ほどいる。

この時点で早く終われ~~と思ってしまっていました(笑)。


そして、私自身何かしているのかと尋ねられ「数字が読める経営者のようになりたいこと」、「UXを最近勉強し始めたこと」、「三足目の草鞋がまだ見つかっていないこと」を話した。

創Pやプロジェクト等々のゼミでの活動やブログの話は”やっている意味”を感じてくれないと直感的に感じたので話すことはしなかった。

しかし、私が「UXを~」と話したときにフンと鼻で笑われ、私の話の後に「”そんなことよりも”社会で役に立つスキルを身につけなさい。遊んでないで何かしなさい」と言われた。

その時点でかなりイラっとした。UXの有用性や重要性というものをバカなりにも理解しているつもりであったし、素晴らしいUX関係の経営者や教授たちを知っていたから余計に許せませんでした。


決定的だったのはそのあとだった。

「海外に行ったことがあるか」と問われ Yes と答えた。

「何しに行ったのか」と問われ、「海外を知るため、視野を広げるため、学びのため」と答えた。

「それは一人で行ったか」と問われ No と答えた。

すると待ってましたと言わんばかりに「一人で行かないと意味がない、ひとりで行け」と言い出した。

「大勢で行っても意味がない。誰といったかは知らんがそんなのは役に立たんし、学びは得られない」と。


さすがに堪忍袋の緒が切れた。


実は私は海外は一度しか行ったことがないのだが、その一回は先輩たちの卒業旅行に同行させていただいたもので、かつゼミの先生や同期生といった初海外だった(笑)。

それ故に私は許せなかった。カッとしてつい相手に言い返してしまった。


「なぜ一人で行かないと意味がないのか、そんな根拠やデータは存在するのか、誰と行くかも時には重要だしそこから得ることができる学びもあった。」

「なぜ役に立たない、意味がないと言い切れるのか」と。

その経営者は「1人でなければ意味がない、役に立たない」とだけ発言し、しっかりと答えてはくれなかった。

終いには「君の人生がどうなろうと知ったこっちゃないからどうとでもしなさい」と言われた。

カッカしていた私は「私もあなたのような人にも人生にも全くは興味はありませんし、参考にしようとも思いません」と言ってしまった。

あの場で言うべきではなかったと反省はしている。が、後悔はしていない。


それと同時に第3トークセッションは終わりを告げ席替えになった。カッカしながらもお礼が言えたのは少し成長したなと自分を褒めたい(笑)。

残りの社会人と同ゼミの子には申し訳なさ過ぎてあとから謝りに行った。社会人の方からはありがたいお言葉をいただき、友人からは話のネタにされ特段責められはしなかった。

世の中優しいなあと感じつつも無視しきれずに感情的になった自分はまだまだ子供だなと感じた。




まとめ

今回の内容を踏まえて本イベントの学びをまとめて終わりとしたい。

あの事件の後、最初のグループに戻った際にその話を軽くしたのだが、IT関係の経営者に「理解してもらえる人はいるから気にする必要はない。そのまま頑張りればいい」と諭され落ち着きを取り戻した。


あの事件から私が何を学んだのかというと「アップデートし続けることの重要性」です。

つまり”広い視野を持ち続ける”ということだ。

前回の内容で触れた魅力的に感じるもう1つの特徴はコレである。ここで指す視野とは「情報であり、考え方であり、価値観」だ。


諭していただいた経営者や他の社会人然り、学生、先生方含めて私が魅力的に感じる人はこの視野が広い。それはアップデートし続けているからだと思う。

停滞することに恐怖すら覚えているのかもしれない。


そう考えると私の視野は狭い。狭すぎる。もっとアップデートが必要だ。

そうしないと自分が一番なりたくないような人や人生を送ることになる。

そう思うと居ても立っても居られずについつい全体の前で話してしまった。また悪い癖がでた(笑)。


余談ではあるが、先ほどの経営者は自ゼミの先生に「大学は優良企業とはこういうものだと周知しているのか」と噛みついた。

その瞬間、あっ一番噛みついたらいかん人に噛みつきやがったと思った(笑)。

結果、「優良企業の定義は?」から始まり、まさにパーフェクト論破を食らっていた。私はそれをみてさらに落ち着いたのであった。


イベントの最後に高校生が「知らないことは怖いこと」だと発言し、場は丸く収まったわけであるがこのことに私なりの解釈を入れておきたい。

人間には「分かっていること、知っているがわからないこと、そもそも知らないこと」の3つのフェーズがある。

この線上の知っているがわからないコトはまだいい。理解できる余地があるから。

このそもそも知らないコトが一番怖い。なぜならアプローチができないからだ。理解するための労力を惜しむこともできない。

このサークルを広げていくことが、視野を広げる・アップデートしていくということだと思う。



しかし、ゼミの先生はこう付け足した。

「知っているつもり、分かっているつもりが一番怖い」

そうだなと思った。

”つもり”にならないように昨日の貴重な経験を note でまとめ、自分の頭を整理した次第である。

もっと書きたいことは山ほどあるが、それはまたの記事に書けたらと思う。



そんなこんなでそういう環境に入れることに感謝の意を示しつつ本日は終わりにします。
もし愚痴話をついつい読んでしまい不快に思われた方はすいませんでした。

それでは、また次回!


(たくさんご意見いただいております。もしよろしければ自分語りですがこちらもどうぞ:相手を、多様性を受け入れる

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