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2021兵庫陸上競技春季記録会(5000m+800m)

【2021兵庫春季記録会】
今年も出場させて頂きました。

かれこれ高校2年生…
当時16歳の時に初出場した大会で
社会人10年目の今も参加できること
とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

当時は高校生、大学生が中心で
一般参加者の数は皆無でしたが
最近はクラブチームが増えたり
陸連登録をするチームが増えて
より活発になってる気がします。

社会人になってからは
2016年に復帰レースを味わい、
それから、ほぼ毎年出場中です。

【1日で2種目出る理由】
ただの欲張りな性格が出た感じかな。
練習量と、申し込み時の体調を考え、
自己記録は狙えないのがわかっていた。
なので試合の時に精一杯走ることと、
陸上競技を満喫したい気持ちが勝り、
1日2種目という選択をしてみました。

社会人となりクラブチームだからこそ
味わえる陸上競技の楽しみ方のひとつ。

過去経験としては、高校3年生の時に
800m走+100m走という1日2種目出場
を体験しているので、違和感無い感じ。
出力バランスを考えると1種目集中型が
記録は狙いやすい形であるのは間違いなし。

今後に繋げる練習!という捉え方、
練習感覚の意味合いもありました。

【5000m走16分21秒】
朝9時20分頃に現地到着。
コロナ対策手続きを済ませて
朝9時30分から一次召集(受付)。
陸連のゼッケンサイズ変更があり
急遽対応することが数多く… (^^;

ユニフォームに着替えて
スタート地点まで移動して
10時30分頃からスタート。

最初の1周目は「あれ…楽かも?」
「でも、この先でキツくなるかも?」
「今は辛抱してペース維持に努めよう」

最初の1000m、先頭は3分05秒で通過。
私は同じ集団の最後尾で走り続けた。
結果、3分09秒では通過ができました。

自分の感覚よりも速いペース感覚で
焦りも感じた。
集団が一段速くなったように感じて
ペース維持に努めようとしましたが
だんだん息苦しさを感じるようになり
足も前に進まず、なんじゃこりゃ状態。
練習時と今と感覚に誤差がありすぎて、
ぴえん💧💧💧

2000mの通過LAPは3分18秒程。
1000m→2000mで10秒落ちをして
ペース維持に感じる感覚はかつて、
高校時代によく感じていたものと
とても似ているものだと思い出す。

そこからが大変。残り7周回。
いつもは3000mを楽々通過して
残り2000mをペースアップするが
そんな余裕はなく、2000m通過時で
粘ることだけで必死な状態でした。

接地位置を調整し、何度もギアを入れて
なんとか前に進むよう努めていきました。

3000m通過LAPは3分21秒。
ここで負けてはいけない。
このタイムが最遅タイムとして
これ以上、落ちてはいけないよ!

4000m通過LAPは3分21秒。
なんとかギリギリセーフな感じ。
雨天で視界不良。強風で寒さを感じる。
集中していれば気候への意識が飛ぶが、
気候を感じている時点でペースが遅い。
この辺りから次は800mが控えている…
ということが頭の片隅に居座り始めた。

5000mゴールまでLAPは3分10秒。
そこまでペースアップをした感覚、
意識は無かったので驚きのLAPタイム。
タイムを気にするより、目の前を走る
選手には負けたくない!という気持ち。
それと今に命を込めて精一杯尽くそう!
という私の中の方針に従った結果です。

【シューズの恩恵】
ここで大事になるポイント。
それがシューズの恩恵ですね。
今回、ミズノ製ウェーブエキデン
という薄底シューズで走りました。
これは私が2015年から愛用していて
2016年には同シューズで走った試合で
5000m走15分48秒での完走経験があり
今回も、いけるだろう!と思い使用した。

厚底シューズ規定が昨年設けられ、
陸連公認の陸上競技会では使用禁止。
なので今回、従来の薄底シューズで挑戦!

ですが結果はご覧の通りとなり
いかに厚底シューズの恩恵があり
その恩恵に頼っていたかを思い知る
結果であり、反省点だなと感じました。

【800m走2分09秒】
続いて出場したのは800m走。
2年ぶりの出場となりました。
5000mのゴールが10時46分頃。
精魂尽き果て倒れていたので、
再始動したのは10時55分頃で、

ゼッケンを付け替えて給水して
800mの最終召集(点呼)開始時間は
11時15分から。11時30分頃にスタート。

キツい感覚を乗り越えるには
勢い良く壁を越える必要がある。
なので気持ち切り替え、気合い入れて
ダラダラ走らず、シャキッと攻めて、
最初から攻める。ラスト300m辺りから
上げれたら最高だなとイメージをして、
私はスタート地点に並びました。

実際、セパレート式の第9レーン。
大外枠からのスタートダッシュは
前だけ向いて、ぐんぐんぐん!と
想定通りスタートから攻めました。

ですが300m通過した時点で腰痛発生。
背中の筋肉痛を感じてペースダウン…
でも400m通過でラスト1周の鐘が鳴り
なんとか、前を走る選手に食らい付く。
記録会では提出タイムがみんな同じで
2分09秒前後の選手が集っていました。

最初の1周400mを60秒で通過してから
みんなで、がむしゃらに。もがく。

500m通過した時点で乳酸が溜まり
必死しかない。必死で腕を振るも、
脚が動かない。歩幅が小さくなる…

600m通過で目の前を走る選手が失速。
これはいける!と必死に腕を振る。
けど…700m通過で腕にも乳酸が溜まり
一気に動きが鈍くなるも、力押し込む。
ゴールに向かって必死に粘りに粘って、
ゴールしたのは2分09秒台という成績。

社会人ベスト2分08秒台に届かず…
でも1周目を60秒で走れたことと、
あの陸上競技ならではのキツさを
たっぷり味わえたことは収穫となり
私にとって幸せを感じる瞬間でした。

【陸上競技の楽しさとは】
私は中学、高校と6年間陸上部で
走ることに青春を捧げてきました。
社会人になってからも継続をして、
まだ自己新が出せるんじゃないか?
という希望と自分への期待感があり
今も、過去の自分が最大のライバル
という意識を持って挑戦を続けてる。

記録を更新する楽しさもあるが
それよりも幸せを感じる瞬間は
陸上競技、特有のキツさがあり、
キツさを耐え忍び、乗り越える…
キツさに挑み、キツさの壁を越える…
苦しい、逃げたい、止めたいと叫ぶ
心の闇に、それでも光があると信じて
耐え忍び、ゴールの向こう側に挑む事…

ゴール後、そのキツさを味わったことを
振り返る時、あのキツさを味わえた時間
あのキツさを味わっていた瞬間、瞬間が
本当の幸せだったと気付くことができる。

キツいと感じる領域に挑んだとしても、
苦しい、逃げたい、止めたいと叫ぶ
心の闇に負けて、また次もあるから!
と自分を正当化してしまいがちですが
それでは心の闇の中にある「光」を
取り出すことができない気がします。

ただひたすらに、ただひたむきに、
光があることを信じて耐え忍ぶこと。

【未来に希望を持つこと】
記録更新することがすべて…
という概念に縛られてしまうと
陸上競技が楽しめなくなります。
必ずスランプが一度は訪れます。

自分に試練がやってきた時、
光を信じて耐え忍ぶことが、
本当の幸せと説けばどうでしょう。

努力は裏切らない。とか…
継続は力なり。とか…

結果に着目して、本当に達成した時、
本当に歓びの泉、喜びの感情が溢れ、
その感動が忘れられず、求めがちで、
それも幸せなことだと私は思います。
しかし、その結果に到達するまでに
経験をした苦難の道、キツい感覚を
味わうことに幸せを感じていれば、
未来で求めた結果が掴める気がする。

未来に希望を持つこと。
そして今この瞬間を生きること。

【次回の試合予定】
5月1日 姫路市記録会 1500m走+100m走

と悟りを開き、陸上競技に関わり、
自分を試し、挑戦を続けていきたい。
自分の中にある心の闇に呑まれやすく
言い訳、正当化で逃げてばかりなので
私自身も、キツさを感じるしあわせを
私自身も、キツさを味わうしあわせを
感じ、味わい、挑戦、探求、飛翔へと
未来が明るくなることを信じ続けがら
これからも日々精進をしてまいります。

今後も応援よろしくお願いします!
なにか1つでもヒントに繋がったら
嬉しいなと思いますし、みなさまの
より良い人生に繋がることを祈ります。


神戸の鉄人☆DON松井一矢

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