#2 英語初心者が4年で得た三つのこと。
シリーズ「英語学習と体験」
20代後半で海外旅行に行きはじめた私。
そのたびに「英語が喋れたらアレもできてコレもできて楽しいんだろーなー」と、その時は熱っぽく思うものの、勉強せずに放置していました。
「海外旅行が好きで、現地の人ともっと交流したい」
「海外バックパッカーでヒッチハイクの旅がしたい」
「日本以外でビジネスがしたい」
「自分は日本の価値観が合わない気がする…」
人それぞれさまざまな動機があるものですよね。
私もずっと英語に憧れていて、ある日英語の勉強をスタートして4年が経ちました。
「波瀾万丈」とまではいかないものの、この4年間は過去の人生を振り返ってみて、実に豊かな日々だったと思います。
今回は私が4年間で得たことを三つに厳選してご紹介します。
1, 簡単な交渉ができる
交渉といっても【流暢に言葉を並べて理論的に話し合いをする】ことではありません。そんなことまだ私にはできません(笑)
ポイントは
「OOしたい/したくない」
「OOしてほしい/してほしくない」
「OOって何?」
「それってOOってこと?」
「あなたが言ってるのはOOってこと?」
「私が言ったこと理解してくれた?」
「もう一回言って」
「ごめん、よくわかんない」
これらを丁寧に表現するか、直接的に表現するかを状況に合わせて使うのです。特に仕事や大事なことは「念押しの確認」が大事です。
「しつこいかな・・・」くらいでちょうど良いですw
プラスして
「表情」
「ジェスチャー」
「大きい声」
「アイコンタクト」
や
紙に書いて補足したり、スマホで画像を見せて理解を深めるのも有効です。
2, 居住地、働き方の選択肢が増える
これは気持ち的な問題です。英語ができなくても日本以外に住んでいる方や外国で働いている方は、思っている以上に多かったです。
でも私を含め、多くの方は「言語」が通じないことに不安を感じてしまいますよね。
私は英語を勉強し始めた1年後には、東南アジアで住み込みで働いていました。不安はたくさんありましたよ。
「まだ早いんじゃないか」
「もっと話せるようになってからにしようかな…」
でも、きっとその「万全な状態」というのは何年経っても来ないと思います。ある程度の見切りをつけて踏み出したら、意外と大丈夫でした。
結局、その仕事を辞めてからも帰国せず、4ヶ月ほど海外で暮らしていましたねw
「自分は日本以外でも暮らせるし、働けるんだ」という選択肢を得ることができました。
3, バラエティ豊かな人にたくさん会えた
4年間で100人を超えるいろんな人に会いました。
たとえば・・・
フィリピン移住して学校を運営する夫婦(ファンです)
英語ほとんど喋れないのに、元柔道チャンピオンで腹筋バキバキの経営者女性(かっこよ!)
英語ほとんど喋れないのに、小銭とタバコだけ持って海外の知らないおばさんのウチに泊まってしまう70歳くらいの男性(マジでファンキー笑)
英語ほとんど喋れないのに、全身刺青が入ったメチャクチャ愛想がいい同世代の社長(大好き!)
陽気にチップを要求してくる空港のセキュリティ
下ネタ全開のウェールズのおっさん
暗闇から追いかけてくる背が高い2人のゲイ
キリがないですが、そのうち紹介したいです。
国籍で言えばアメリカ、イギリス、カナダ、スウェーデン、フィリピン、ベトナム、タイ、台湾、中国、ドイツ、ウェールズ、コロンビア
の人たちと一緒に働いたり、勉強したり、ちょっとした交流をしたりといったことがありました。
私のfacebookの友人の半分は外国の方です。
いろいろな人の話を聞いて、生き方を見て「もっともっと自由でいいんだ」と思いました。
ちなみに
TOEICのスコアは350点から585点になりました。
もし私が、この4年間集中してTOEIC勉強だけしていたら、かるく900点は超えているでしょう。きっと今よりも英文が早く正確に読めるし、英語のニュースや映画も字幕なしで聞き取れて快適かもしれません。
英語の勉強をして4年が経って
憧れている英語ペラペラの自分とは程遠いですが・・・
文法もひどいもんですが・・・
ネイティブ何言ってるかさっぱりわかんないですが・・・
・だれとでも簡単な交渉ができて
・日本以外でも暮らしていける選択肢を持てて
・ちゃんとした素敵な人にも、ファンキーな人にも、お前ダメだろ(笑)って人にもたくさん出会えました。
ペラペラ喋れることに憧れて始めた英語の勉強は、思っていたのとは違う結果になっていますが、本当にやって良かったです。
これからも誰かにとって少しでも役に立つ記事をあげていくので、ぜひフォローよろしくお願いします!
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