ソフィア in ブルガリア [ヨーロッパ旅番外編①]
前回の記事はこちら
夜行バスでアルバニアからギリシャに到着後の昼12時、まさかの盗難事故により急遽帰国することになった。
商売道具でもあるPCとカメラがなくなった今、ただ観光するだけの目的で周る気力は一切湧いてこない。
盗難に遭った直後は即座に現地のポリスオフィスへ行き、被害届(Porice Report) を作ってもらった。無くなったものが返ってくることはもうないだろうと思ったので、その後は予約しておいたホステルに行き、即座にカードの利用停止とクレカ付帯の海外旅行保険(携行品保険)の申請を行った。
幸い出国してから90日以内だったので、現地から連絡後に帰国➔その後に保険の申請手続きをすれば最大上限20万の保険金が入ってくる。
そのこともあって即座に帰国の手配をするために片っ端から航空券を探しまくった結果、運良く7万円台のフランクフルト(ドイツ)➔香港経由➔成田行きのチケットを手に入れることができた。※当時は12~15万近くのチケットが多く、どの国を経由するにも高額なものばかりだった・・
この時は9/7以降に日本へ帰国する場合はPCRは不要というアナウンスが流れたので、直ちにギリシャから陸路でドイツまで向かうことに決めた。
幸いボクはまだ2ヶ月分の滞在日数が残っていたので、オーバーステイの心配もなく移動できると判断し、ひたすらバスで移動することにした。
バルカン半島にある国々は全て制覇したので、
残りはブルガリアとルーマニアのみ(モルドバ共和国は位置的に寄ることが難しいため、今回はパスした)
後にルーマニアを経由してハンガリー➔スロバキア➔ちょっとポーランドのクラクフへ立ち寄り➔チェコのプラハから最後ドイツのフランクフルト空港までバスで行くことができた。
という感じで前置きが長くなってしまったけど、ここからブルガリアの首都ソフィアに一日だけ滞在した時の体験談をありのまま綴ろうと思う。
1 怒涛の移動劇の始まり
実質ほぼ不眠不休に近い移動の日々だった笑。
当時はギリシャ第2都市テッサロニキから夜行バスでソフィアへ向かうことにした。
入国審査は至って何も聞かれなかった。
ギリシャの隣にブルガリアの窓口があるという感じで互いに近い場所で審査が行われた。本来ならもっと離れてるもんだとばかり思ってたけど、こうした光景を見ると外交関係がそこそこ安定してる国と、物凄い仲の悪い国との温度差が一目でわかるような、何となくそんな感じがした。
早朝の6時
ソフィアのバスターミナルに到着。
朝晩は冷え込むので、バスに降りた後はすぐさまマウンテンパーカーとプルオーバーニットを着た。
マクドで暖を取ろうと思い、街中を散策。
思ってたより綺麗な街だった。
体感的にはアルバニアとギリシャより整ってるというか、空気もスーッとしてたので一目で好きになった。
後のルーマニアもそうだけど、道中の山々であったり周辺の田園風景を目にした際、何となく日本の東北に似てるような感じがした。⬅あくまでもボク個人の感想です、、、
途中から小雨が降ってきたので近くの商業施設に入った。
ビールは安い。しかし野菜と果物、その他食品に関してはあんまり安いとは言い難い。体感的にはドイツとフランス、イタリアやセルビアの方が安かった。人によってはイギリスの方が安かったと話す旅行者もいるくらいだ。
とはいえボクが寄った場所が首都なので、地方都市に行けばもしかしたら若干安く手に入るかもしれない。
2 旅先で感じたことを書き続ける
前回のギリシャで大半の道具を失ったので、余った時間をどうやり過ごそうか考えた結果、ボクはペンとノートを買った。
今考えてることや旅先で感じたこと、出会った人々、訪れた国の文化・景観・雰囲気、帰国後にやることなど頭の中にある情報を一旦整理しようと思い、ひたすら書いた。ずーーっと書き続けた。マックに寄った時や商業施設内にあるフードコートなど長時間居られそうな場所を見つけては腰掛け、Wi-Fiを繋いだり、コンセントを見つけて充電し、その間はひたすら思ったことをノートに書く。
考えてることを言語化するというか文面に表すことで気持ちが和らぐ。
自ら話したいと思うことや誰かに伝えたいという気持ちは大なり小なりあるかもしれない。どんな人だって誰かと話したいという気持ちは少なからずあると思っている。これは精神医学か何かで聞いた話しではあるけど、自ら思うことや鬱屈としてる時ほどノートに書き出すという一連の行いはメンタルバランスを整える効果をもたらすと言われている。
そのこともあってか、当時のボクはnoteとVLOGの編集もできなかったので、この気持ちを何らかの形で表に出したいという思い、ボクは安いノートを買って書き続けることにした。
昼の13時過ぎに書き始め、
全っ然気づかなかった!
ちょっと休憩がてら、大型のバックパックを背負って再度スーパーに行ってパンとりんご、トマト、ビールを買った。食料については非常食代わりとして持ち運べるので、こういう時は役に立つ。
バスに乗る時や飛行機に乗る時用にイヤホンも買った。イヤホンも前回のトラブルで失くした物の1つに入ってたので、動画やポッドキャストを聞きたい時に便利だ。改めて買ってよかったなと今でも思う。
再度フードコートに戻った。
少し肉らしいものを食べたいと思い、適当にハンバーグセット的なやつを頼んだ。日本円で大体800円くらいだった気がする。カードで払えるのでそこで食べることにした。ブルガリアとルーマニアはそれぞれ独自通貨があるので、両替などをしてる余裕はなかった。
到着したその日の夜11時にルーマニア首都:ブカレスト行きのバスに乗る予定だったので10時までフードコートで過ごす。
ギリギリまでiPhoneとモバイルバッテリーを充電してた。
⬆
充電難民やんけ。。。
幸いブルガリアの商業施設内のトイレは無料で使える。この辺はフランスやドイツより快適に感じた。
※フランスやドイツなど一部の国の公共トイレはほとんど有料な所が多い…
夜11時
ブルガリアのバスターミナルに到着。
これから夜行バスに乗ってルーマニアへ向かう。
2夜連続のバス移動。飛行機よりもバスの方が安い&その地の風景を楽しむことができる。
さすがにキツいけれど、それでもボクは進む。
⬇⬇⬇
■次回■
怒涛の移動劇 第2話
またお会いましょう。
Thank you for reading to the end.
Have a good day.
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