ヨーロッパ旅を中断しました(8月27日)
こんにちは、カズマです。
タイトルのとおり、ヨーロッパでの旅を中断しました。
6月末にスタートした旅ですが、
8月後半、東ヨーロッパのアルバニアからギリシャの首都アテネに着いてから5時間後、
PCやカメラ他電子機器類の入ったサブバックパックが盗まれました!
当時何が起こったのか、そして旅を中断することになった経緯についてありのまま話したいと思います。
めっちゃ悔しかったです。
※自分の中で必死に考えて考えて、考え抜いて出た結論ですので、自分にとってはこの選択が最適であると判断した次第です。
1 経緯
8月1日から中旬まではセルビア南部の都市ニシュで2週間近くのんびりと過ごしてました。
旅の疲れが溜まってたのと、
それまで訪れた国で撮影した動画のデータが溜まってたので
当時宿泊してたホステルの共用ラウンジで動画編集とアップロードをしまくるという日々を送ってました。編集してる時間もあっという間で朝から始めた作業がいつの間にか夕方まで続いてたなんてこともしょっちゅう。
その間も色んな宿泊客が集まっていて、今思えばホンマに色んな国籍の人たちがいて、色んな出会いがあってとても楽しいホステル生活でした。
8月中旬にそろそろ次の国へ移動しようと思い、ニシュをあとにしました。
その後は北マケドニア→コソボ→モンテネグロ→アルバニア→ギリシャという順番で周ってました。
最終的にはブルガリアかトルコどちらかで長期滞在しながら動画編集であったりクラウドソーシングで少しだけネット関係の仕事をする予定でした。
しかし、
北マケドニア以降から今ひとつ楽しめない感じがして
その後のコソボやアルバニアで撮った映像を見返しても今ひとつ面白みがない。
目にする景色もなんだか惹かれないというか、
それまで訪れたスイスやイタリア・スロベニア界隈が良すぎたため、
後半目にするものが霞んで見えるようになってしまったのかもしれません。
そして旅の疲れと長期間旅していたことによる慣れのせいか、
緊張感と身の回りの警戒というかその辺の意識が曖昧になっていた感じがありました。
2 現地時間8月27日(金)
アテネ市内の中心部にある公園で昼食を取っている間、
いつの間にかサブバックパックが何者かによって盗まれました。
全く気が付きませんでした。
いつ盗られたのか、全く音もせず気配も感じない中、
どうやって盗られたのか・・・
幸い財布とパスポート・携帯はポケットに入れてました。
今でも振り返るとホンマ情けないというか
なぜもっと周囲を警戒しなかったのか、
自分自身に腹がたったこともありました。
考えることとすれば当時ある男性に話しかけられ、
その際、一瞬持ち物から目を離してしまったのが原因で
その隙にバックパックが盗まれたものと考えられます。
ベンチの脇というかすぐ横に置いてたので目に見える範囲に置いておけば大丈夫だろうと過信していたのが大きな原因でもあります。
これまでも上記のような感じでリュックを置いてたことはありましたが、
スイス・イタリア・スロベニア・クロアチア・セルビアでは一切何もなく過ごしてました。それまで盗まれそうな気配もなく、フランスですらパリ北駅というスリやひったくりなどの軽犯罪多発地域へ来たこともありますが終始何もなかったので、
そのこともあり、防犯意識が日に日に下がっていたのかもしれません。
我ながら猛烈に後悔しましたし、長旅における防犯意識の欠如に対しものすごい反省しました。
盗難にあった直後はすぐさま現地のポリスオフィスへ行き、状況を説明して被害届をもらったり、サブバックパックに入っていた予備のクレカやデビットは即停止の手配をしたり、
この他にエポスカードの自動付帯保険(携行品保険)の手続きに向けてサービスセンサーに問い合わせたりなど、
色々と大変でしたし、当時はかなり焦ってました。
幸い出国してから90日以内だったので、万が一90日過ぎてたら諦めて現地でPCとカメラを買ってたかもしれません。
状況をうまく整理できないというか、
心に大きな穴を開けられた感じがして、
ほぼ憔悴しきってるような状態だったのでかなりしんどかったです。
その後アテネ市内にあるパルテノン神殿やその他何を見ても全然楽しめない心境だったため、その後どうしようかずっと考えてましたね
内心旅がマンネリ気味になっていたのが一つと、
東ヨーロッパの下らへんにあるバルカン諸国(クロアチアとセルビアを除く)の大半の国の文化があまり肌に合わなかった感じがして、
仮にこのままトルコやアルメニアへ行ったとしても楽しめるかどうか、自分に合うかどうか微妙な感じがして、その後行こうという気が湧いてこなかったんです。
最終的にその後どうするかめちゃめちゃ考えた結果、
帰国することにしました。
3 今回の旅を振り返って
同じヨーロッパでもそうですし、今までの経験上自分にとって合う国と合わない国がはっきり分かれるようになったことや
特にEU加盟国(ギリシャを除くシェンゲン協定国)が自分にとって過ごしやすかったと感じたことが何度かあった。
これまで訪れたスイスとイタリア北部・スロベニアもそうですし、後述のスロバキアとポーランド・チェコと3年前に来たオーストリアのザルツブルクも同様、緑あふれる景色と優美な景観を誇る山々が印象的だった。
逆にセルビアとクロアチアを除くバルカン諸国の文化であったり教育が遅れてるであろう人々の失礼さというか性格の良くない感じがどうしても合わないなと感じたのも一つの要因でもあります。
※実際にアルバニアとギリシャへ行った際、アジア人蔑視にあたるような言動や行為が目立つなと感じたことが多々ありました。もちろん人によって親切な人もいますが、、、
旅の記録というか異国の地に漂う空気感と光・空・人々の様子をありのまま映していきたいという思いで今まで撮影してきた。
しかしカメラとPCがなくなった当時は旅をする上での意欲であったり、その後の活動に対するモチベーションがごっそり持ってかれたこと、そして旅を継続するという気がどうしても湧いてこなかったこともあり、
最終的には帰国するという道を選んだ次第です。
幸い9月7日以降からは日本の水際対策緩和により、
出国72時間前のPCR検査および陰性証明が不要になったという知らせを受け、
9月8日、ドイツのフランクフルト発→成田着の航空券を手配しました。
夏の時期ということもあり、
どこの航空券も値段が大幅に上がっていたため、比較的安価な航空券を探すのがとても大変でした。
何とか航空券を手配しましたが、手配した当時は8月28日で滞在場所はアテネだったのでそこからドイツまで移動しなければならない。
そのこともあり翌日からはほぼ移動の毎日を送ってました。
順番としては
ギリシャ→ブルガリア→ルーマニア→ハンガリー→スロバキアという順番でひたすらFlix busという高速バスに乗り継ぎしながら移動してました。
ハンガリー以降からはバスの本数も多いので後半は割と快適に移動することができました。
ブルガリアとルーマニアはほぼ1日しかいなかったですが、
個人的には両国はとても空気が済んでて割と過ごしやすい感じがしました。
※自分にとって過ごしやすいか否かは個人差があるので何とも言えませんが、自分自身どういう場所が好きなのか・どんなものを見てる時が幸せなのかを改めて考えるキッカケにもなりました。
というわけで、いつの間にか長文にはなりましたが一旦この辺で終わりにします。
現在は日本に帰国して
付帯保険の申請や無くしたカード類の再発行など色々やることが多くて大変といえば大変です。まぁ自ら招いた結果ですので、仕方ないといえば仕方ないですが、
幸いPCは実家の両親に譲った2015年モデルのMacBook Airを再度使うことにしたのでしばらくはこれをつなぎとして使います。
カメラも後に新しいものを買う予定です。
その他にAirtagというアップルが提供している持ち物の位置をスマホ画面で特定できる防犯グッズや、
これから旅をする人全員に言えることは、事前に携行品保険(クレカ付帯ではなく単体で提供してる)に加入することをオススメします。
手厚いサポートであったり補償額も幅広いので、ぜひご検討ください。
※特にカメラマンは必須かも。
よって今年の旅はこれにて終了とします。
恐らく今年中に再度始めることはないかもしれません。
もし行くとしたら来年になるかもしれません。
日本でやりたいことがいくつかあるので、
とまぁ、そんな感じ。
これまでの旅に関する記事は引き続き綴っていこうと思います。
まだイタリアとスロベニア、クロアチアなどたくさん残ってるので、今後は空いた時間を利用して当時の体験談を書くつもりです。
お楽しみに。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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