3年ぶりのヴェネツィア 7/14 【ヨーロッパ横断旅】
前回の記事はこちら
スイスからイタリア・ミラノまでヒッチハイクで行き、
その後はFlixbusを使ってヴェネツィアの隣町メストレへ向かった。
(ここから先はヒッチハイクで向かうのは厳しいだろうなと感じたため。)
3時間後、メストレに到着。
ここからヴェネツィアへは電車一本で簡単に行ける
ヴェネツィア内の宿泊費はべらぼうに高いけど、
隣町のメストレは比較的安い費用で泊まることができる。
ヴェネツィアへ訪れる人のほとんどはメストレの宿に滞在し、
荷物を置いてから電車で一駅先にあるヴェネツィアへ向かう。
もちろんボクも上記パターンで行く。
片道切符の料金は大体1・75ユーロ(日本円で250円弱)
※2022/7/14時点
近年ローマやナポリなどは宿泊費の高騰が目立つが、
メストレは3年前と同様、未だに安価な値段で提供しているところが多かったので、我々のような貧乏旅をする旅人にはありがたい。
メストレに来た時もそう、ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅を見た時すごく懐かしい気持ちになった。
3年前と全然変わってない!!!
まぁ、そりゃそうか笑
余程大規模な開発がないかぎり、
短い時間のあいだで急に変わるわけないよね。
とはいえ、3年前初めて来た時と、今とでは感じ方もだいぶ変わってるだろうから
前回の秋頃と今回の夏シーズンとでどう変わるのか、街並み・水路の様子であったり人々の活気も含めて色々違いを見てみたいなと思い、こうして行くことに決めた。
やっぱえぇわ!
コロナが発生した時は観光客が激減して経済的にも大打撃という話しは何度か耳にしてましたが、
今となっては過去のはなし。
誰一人とてマスクしてない。
しかも3年前の11月以上に混雑していた。
ヴェネツィアは主に4〜9月がベストシーズンと言われ、
10〜3月は毎年起こる高潮(別名:アクア・アルタ)が発生するので、
島内を快適に過ごしたいという方は4〜9月の間に来ることを勧める。
逆に非日常を味わいたいがために11〜3月に来る訪問客もいるという。
その際は膝上までの防水長靴というか防水カバーが現地で売ってるので、
これを買えば高潮発生時の島内を周遊することはできるとのこと。
自分が3年前に来たのは2019年の11月11日。
当時は何も知らないままヴェネツィアへ訪れた。
その次の日には観測史上2番目に大きい水位が観測されたので、
今思えばあと一日ずれていたら大変な目に遭ってたかもしれない。
そんなことを振り返りながらヴェネツィア島内を周る。
ヴェネツィアならではの景観、
水に浮かぶ街、
ボートに乗って優雅な一時を遅れたら最高いい気分やろな〜。
とはいえ、一人で乗ってもイマイチ楽しめんから結局乗らなかった。
かつて昼食をとったピザ屋もまだ残っていた。
毎年高潮に見舞われながらも懸命に営業を続けてるところを見ると
イタリアの人たちもまた仕事熱心というか、意地でも継続するといった感じに近い。もはや毎年発生するアクア・アルタも現地民からすればもう慣れっこなんでしょうね。
現地の様子を振り返るとキャリーケースを引いてる人が多かった。
ツーリストかなと思ったけど、どうやら住民もよくキャリーを引いてるらしく、
メストレからヴェネツィアまでは電車が通ってるけど、
島内はバスや路面電車といったものはない。
せいぜい水路に小舟が交差してる程度で、
基本は徒歩だ。
そのためか、買い物に行く時も現地に住む住民は沢山の荷物を抱えて移動するのが困難であるため、キャリーを引いてるらしい。
とはいえ、島内を見ると道路というか足場がガタガタしてるところが多いのでキャリーを引く際のホイールが引っかかって壊れたりしないか、寧ろそっちの方が危ない気がする。そんなことを思いながら島内を周った。
三年前と同様、変わらないサンマルコ広場と大聖堂
サンマルコ大聖堂とその周辺は大変賑わっていた。
しかしこの時の大聖堂は修繕工事が行われていたせいか、
仮設の足場があったり一部区間は通行止めになっていた。
島内を歩き続けて1時間半経過。
お腹が空いてきたので公園で昼休憩。
事前に持ってきたトースト4枚にはちみつを塗って食べる。
スーパーで買ったビールを飲む。
後半デザート代わりにリンゴを食べるという
シンプルな組み合わせだが、
外食の値段が3年前と比べて上がってるのと、
個人的には店で飲むビールよりもスーパーで売ってる500mlの缶ビールの方が安くて美味いので、それ以来ヨーロッパでは必ずと言っていいくらい缶ビールを買って飲んでいる。
ビールはとびっきり安い。
日本円で大体60〜80円程度で買える。
日本だとスーパードライやプレミアムモルツのロング缶は250〜300円近くするが、ヨーロッパだと半額以下で買えるので、
ビール好きというかお酒好きにはたまらない。
しかもスーパーで簡単に手に入るので、
わざわざ高いお金を払ってぬるいビールを飲むよりも、
スーパーで売ってる冷えたビールを格安価格で買って飲んだ方が遥かにコスパいい。
しかも飲食店によってはオンリーキャッシュであったりまたは店員の対応があんまり良くもなかったりするパターンがある。
しかしスーパーならカードが使えて且つ惣菜パンや果物・野菜が安く手に入るので、やり方次第では一日千円以内で抑えることができる。
そのこともあって海外渡航において外食はほぼ行かないことにしている。
たまにならいいけど、日本にいる時のような感覚で利用し続けていたらお金があっという間になくなるので、ボクは自炊をメインに過ごすことにしている。何よりも満足感が違う。
昼メシを食べ終えたあとは再度ヴェネツィア内を歩いた。
島内にいる人々は皆陽気というか、
特に地元民であろうおじさん方がカッコよく見える。
ボーダーのTシャツが映えるというか、
島内の雰囲気にマッチしてて、小舟をかける姿が印象に残った。
↑
休憩というかのんびりと過ごしてるイタリアの人々。
しばらく歩き続ける中、夕焼けの写真と動画を撮ろうかと思ったけど、
この時期のヨーロッパは日が長い。
21時頃になってもまだ明るいので、翌日のことを考えると
そこまで長居する気にはなれないと思い、
17時頃にはサンタ・ルチア駅へ向かった。
駅の構内にはフライングタイガーがあったので
ちょっとだけ小物類を見た。
USBケーブルも安価で、その他にもオシャレなペンやノート、
料理グッズやコップなど、色んなものが安くて見てるだけでも十分楽しい。
帰りのチケットを買い、ヴェネツィアからメストレへ戻った。
この時滞在していたホステルではキッチンありと書かれてたが実際は調理器具がレンタルで、ほぼ自炊ができなかったので仕方なく
サラダパックとトマト、ハムをちぎってサラダにinして、
20枚入りのトーストに挟んでサンドイッチ代わりにして食べたりなど、即席の自炊飯で済ませた。
野菜は大事。ヨーグルトも買った。
周りの若い子達もスーパーで買ったであろう即席の夜飯を自分流にアレンジして食べてるのをよく見かけた。
たとえどんな夜飯でもビールがあれば何でも美味しく感じる。
もしビールがなかったら、もっと味気なかっただろうなと内心そう思った。
この時泊まったホステルは共用ラウンジが充実しててPC作業が快適だった。
溜まった動画の編集と翌日以降のバスチケットや宿の手配、週間天気予報のチェックや今後の予定作りなど調べることがたくさんあった。
シャワーの水圧も良好だったので、キッチンを除けば高評価だ。
2泊3日のイタリアは明日で終わり。
チェックアウト後はスロベニアの首都リュブリャナへ向かう。
スロベニアも2度目ではあるが、
個人的に行きたい場所があったので
今回も首都へ行くことにした。
というわけでヨーロッパ旅、イタリア編はこれで終わりです。
次回はスロベニア編。
お楽しみに。
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