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海外と日本のTVを見比べて思ったこと

こんにちは、カズマです。

普段ぼくは日本の他に海外の動画をYoutubeで見ることがあります。

現地のニュースであったり、その地に住む人々の様子なども含めてありのままのリアルな情報を目にすることができる。その点を考えればYoutubeは非常に優れた映像プラットフォームだと改めて実感しました。

その中で個人的に違和感だったのは、

日本の番組って、テロップや効果音多すぎないですか?


もちろんそれ自体を否定するつもりはないですし、寧ろきめ細かい編集をしててスゴイなと思う部分もあります。

※特に耳が不自由な方向けに作られてる番組や動画なら話は別ですが、


それ以外の映像について個人的には、

「そんなにテロップ(文字起こし)や過度な演出って必要なのか?」

必ずしも載せないといけないといった決まりはないですし、寧ろテロップが多すぎて画面全体の4割を占めてる映像もあったので、目に入る情報が多すぎて何だか疲れるなと思いました。

たとえば出演者のトークへの「突っ込み」を「ポロン」という効果音や「ビシッ」ていう効果音をいれたり、しょっちゅうテロップがでるのがうっとうしいなと感じることが多々あります。(これについては日本人の動画配信者でもテロップや効果音を多用する場面が見受けられる。※もちろん人によります。)

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逆に海外の番組やCM、動画についてもフルテロップや余計な効果音を省いたシンプルなものが多くて、個人的にはこっちのほうがスッキリしてて見やすいなと思ったくらいです。(日本の配信者さんでもテロップや効果音を少なくしてる方も少数ながらいる。)

今回は日本のTV番組や日本の配信者さんの動画と、海外の映像と見比べて思ったことをただありのまま綴ります。

あくまでもぼく個人の感想ですので、参考程度に。



1 過剰なテロップの多さ

たまに実家に帰って両親がTVを見てる時に目にしたんですが、相変わらず日本のバラエティは過剰な演出が多いなと思いました。

一人ひとりの所作や言葉一つ一つの出るタイミングに合わせてテロップを載せてるところを見て思ったんですが、なんとなく違和感を感じたんですよね。

そんなに事細かく入れるは必要あるのでしょうか?

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日本のテレビ番組を見ているとなんとなく思うのは、

視聴者が理解できない/混乱するかもしれない」ことを過剰に気にしてるのではないかということと。

もう一つの懸念事項とすれば

その過剰すぎるテロップや余計な情報の多さによって、

視る人の理解力・想像力の低下に繋がる恐れもあります。

※実際の日常生活において誰かと話す時に「今言ってたことを一語一句欠かさず全部文字に写して」なんて言う人いないですよね?(耳が不自由な方を除いて)

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言い換えればテロップがなくたって目の前に映ってるものや相手の言ってることは多少なりとも理解できるのではないかと存じます。もちろんテロップがあることによって面白さが際立つものも中にはありますが。(例:笑ってはいけないシリーズ、電波少年など)

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普段目にするYoutubeの動画でも日本人の配信者さんによっては全編フルテロップの人もいますし、ものによってはそれがあるおかげでわかりやすいと感じる方も中にはいらっしゃるかと存じます。

僕自身も動画編集をやってるので、テロップを入れる際に生じる手間の多さと時間がかかる点については実際やってて大変でした。

仮にテロップを挿入するとしたら、風音が強すぎる時や若干聞き取りづらい場面であったり、伝えたい部分を強調したい場合でない限り、ぼくはほとんどテロップを入れないことにしています。最小限の表現でなるべく自然な雰囲気を大切にしたいし、想像力を働かせることで色んな見え方が生まれるかもしれない。

そのことを考えるとTV番組のスタッフさんがいかに手間と労力をかけて撮影・編集してるか、そのきめ細かさと技術については確かにスゴイなとは思います。


2 海外のVLOGについて

これまでにアメリカやカナダ・オーストラリア・NZの他にドイツやスイス・イタリア・スロベニア・他EU諸国といった様々な国の人たちが配信しているVLOGを見てきました。

当然一人ひとり個性豊かな映像と編集をしていて、場面切り替えや色味・その他演出においてもその違いは千差万別です。

そこでぼくはふと思いました。

日本と違ってテロップが少ないし過剰な描写がない

過去に現地のニュースやTV番組を見たことはありますが、どれ一つとして日本みたいに細かくテロップを入れてる番組・CMはありませんでした。動画も同様にテロップを入れてる方は少ない気がします。

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※例外として韓国と中国・ベトナム辺りは若干日本みたいにテロップを多用してるみたいですが、あくまでも聞いた話ですので、、、


この辺の好みは人それぞれかもしれませんが、

余計な視覚情報がないのというか、ぼくはなんとなくスッキリしてて見やすいと思いました。

そのこともあり、撮影と編集については海外の方々のVLOGを参考に動画配信を行っています。


3 最後に

前回の記事で話したようにぼくは現在TVを持ってません。

ましてや日本のTV番組は全く見てないですし、日本で超人気のYoutuberさんの動画はほぼ見ることがないです。

人によっては全編フルテロップの過剰な効果音が多すぎてそれがかえって鬱陶しいなと感じることが多々ありますし、余計なものが溢れすぎて集中して聞けないという方も中にはいらっしゃるかと存じます。

※あるインタビュー動画でも上記演出が多すぎて最後まで見る気になれなかったという方も・・・

以前ハロートークという言語学習アプリで日本のTV番組のテロップ多すぎないですかみたいな質問をしたところ、諸外国のユーザーさんから多数の意見が寄せられました。

たしかに文字が多すぎるという方もいれば、

音量を低くしても内容がわかりやすいようにしてることであったり、世帯によっては子供を寝かしつけてる親御さんにとってありがたいと感じること、その他に日本語学習者にとっては理解しやすいなど、日本の番組のテロップに感謝してるという意見もありました。

多数の意見がある中、海外の人々の中にはテロップを載せる人はいますし、実際に日本語が話せる外国籍の方で且つ日本の視聴者向けに配信している方もいます。

こういったこともあり、テロップや効果音が必要かどうかは人それぞれですし、動画配信の場合入れるかどうかは配信者側の自由ですので、必ずしも自分が話す内容全てを文字にしないといけないといった決まりはありません。

実際に一本の動画を撮るたびに文字を起こすとなれば、ものすごい労力と時間がかかるので個人的にはあまり勧めたくはないのが正直なところです。

※中には自動で文字を起こしてくれるアプリ「VREW」というものがありますが一度使って以来、現在は全く使ってません。


もし日本以外のTV番組やVLOGを見てみたいと思った方はローマ字で適当に「BBC」や「Switzerland vlog」「Gopro walk」「daily life」みたいな感じで検索すると外国の人たちの動画が沢山出てくるので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。見比べる中で改めて日本の番組や動画が以下にテロップが多いかがお分かりになるかと存じます。ぜひお試しください。


日々目にするものを見て感じたことをありのまま綴ってみましたが、

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

Thank you for reading to the end.
I hope you enjoy your life.
Have a good day.

この度はよんでいただき、誠にありがとうございます! いただいたサポートは今後の動画撮影及びnoteの運営活動費として大切に使わせていただきます!