捨てるべきは、物欲よりも「見栄」
2024年7月5日
行き過ぎた消費主義・過剰なサービス、承認欲求に執着する人々。
現代社会では、物欲と見栄が私たちの日常生活に大きな影響を与えています。
消費活動が行われることによって経済が活発化する。
至極当然であり、むしろ消費が止まったら経済は停滞する。
ただ、ボクが普段まわりを見渡して疑問に感じたことがある。
生きていくだけで、こんなに沢山のモノが本当に必要なのか？
何のために買うのか？
それを手に入れないといけない理由があるのか？
それ、ただ見栄を張りたいがために買おうとしてるだけじゃないのか？
両腕では抱えきれないくらいに溢れかえっているにも関わらず、
多くの人々は、自身が持つモノの多さについて気にもとめない。
物を持つことや見栄を張ることが、
幸せや成功の指標とされがちですが、
本当に大切なものとは何でしょうか？
結論： 「見栄」にお金をかけるべきではない。
今回は、「捨てるべきは物欲よりも見栄」について話したいと思います。
ほんの僅かでも参考になれば幸いです。
1 物欲と見栄の違い
「物欲」とは自分が何かを欲しいと思う感情のことを指す
新しいガジェット、ブランド物の服、美味しい食事など、
物欲は私たちが生活を楽しむための一部です。
人によっては物欲があることによって何かのモチベーションに繋がったり仕事や勉強などのやる気UPに繋がるなど、その人にとってメリットになる場合もありますので、よって物欲そのものが一概に悪とは言い切れません。
一方、見栄は他人に対して自分を良く見せようとすること。
高級車に乗る、ブランド物を身につける、豪華なライフスタイルを見せびらかすなどが見栄の典型的な例です。
インスタやXなどのSNSでこんな感じの投稿を目にしませんか？
「オシャレな高級服を着てるオレどうよ！？ 私を見て〜！幸せでしょう！？」的な感じの写真が載ってるアレです。ちょっと抽象的でわかりにくいかもですが、自己顕示欲と行き過ぎた承認欲求の塊みたいなやつです。
自身の幸せの基準を他者に委ねている時点で「何だか可哀想だな」というのが本音でもあります。
他人の好みに合わせて生活していたところの無駄に消耗していくことになるだけですので、まずは自身にとって何をしてる時が楽しいか、最低限これだけあれば十分という一定の基準を見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか？
いきなり減らすのは流石にハードルが高いと感じるかもしれないので、一個ずつ必要のないものから順番に減らしていきましょう。
2 物欲のメリットとデメリット
物欲には、私たちの生活を豊かにする側面があります。新しい物を手に入れることで、楽しみや満足感を得られ、生活の質が向上することもあります。しかし、過剰な物欲は無駄な出費を生み、ストレスの原因にもなり得ます。必要以上に物を買うことで、結局は部屋が物で溢れ、整理整頓が難しくなることもあります。
控えめにいって 悪循環😱………
物欲自体はあってもいいと思いますが、身の丈にあったモノを選びつつ、何が必要で何が不要かなどの取捨選択を意識することが重要です。
衝動買いをしたところの、部屋の中は不要なモノで溢れかえり、
結果的には足場がないくらいの汚部屋へと発展していく危険性があります。
掃除するにも凄まじい労力を要するので、所有するモノはできる限り増やさないようにしておくことが懸命でしょう。
3 「見栄」という名の害
■見栄とは
人からよく思われようとして、無理に外見を飾り立てたり、体裁を取り繕ったりすること。
見栄は他人に自分を良く見せるために生じるため、しばしば無駄な出費を伴います。
見栄を張るために高価な物を購入することは、
一時的な満足感を得るかもしれませんが、
長期的には経済的な負担となり、
精神的なストレスも増加します。
ボクも20代の頃にユナイテッドアローズのコートやフレッドペリーのジャージを買ったことはありました。確かに買った時は多少なりとも高揚感はありましたが、２〜３日も経たない内に気持ちが冷めきっているのを実感しました。
■これを着たところで有名になれる？
→一切変わりません！誰も見てない、興味もございません笑
■纏うことで社会的地位と収入はUPするのか？
→一切変わりません。財布の中身が一方的に減っていくだけです。
■ドラクエみたいに素早さや賢さはUPしますか？
→それはゲームの世界だけ。そんなんでステータスが変わったら誰も苦労しません。
また、見栄を張ることに固執すると、
本当に大切なことや自分自身の内面的な成長を見失いがちです。
見栄を捨てることで得られるもの見栄を捨てることで、
私たちは本当の意味での自由を手に入れることができます。
他人の評価に縛られることなく、
自分が本当に必要とするものや、
自分の価値観に基づいて選択することができます。
また、経済的な余裕も生まれ、
精神的なストレスも減少します。
他人軸よりも自分軸。
自分がいいなと思ったものだけを優先する。
見栄を捨てることで、
よりシンプルで満足度の高い生活を送ることができます。
4 物欲を見直す
先述にもあったとおり、
物欲そのものは悪いことではありません。
大切なのは、
自分が本当に必要としているものを見極めることです。
購入する前に、その物が本当に自分の生活に価値をもたらすかを考える習慣をつけましょう。無駄な物を減らし、必要な物に焦点を当てることで、より質の高い生活を送ることができます。
ボク自身も昔はブランド物のコートや財布を買ってた時期はありましたが、買おうと思った当時の動機を振り返るとほぼ100%見栄を張りたいが為に買っていたことが殆どでした。今では当時買ったブランド物は全て処分しました。どんなものでも使わなければ意味がないので、宝の持ち腐れとなる前に潔く手放すことが大切です。
5 まとめ
私たちが捨てるべきは、過剰な物欲よりも見栄です。
他人の評価に囚われず、自分自身の価値観に基づいて生活することで、本当の満足感と自由を手に入れることができます。
見栄を捨てることで、よりシンプルで充実した生活を送りましょう。
というわけでボクなりに今までの体験を交えて綴りました。
（めっちゃ疲れた、このあとアイスコーヒーでも飲みに行くとするか！）
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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