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dix ans!

「僕はもうすぐ2桁の歳、ママ達の仲間入りなんだからおまえはもう逆らえないんだからな!」 なんて得意げに弟に言い放ちながら、お誕生日を指折り数えて楽しみにしていた長男。 子供のお誕生日は毎年自分のよりもずっと嬉しいものだけれど、今年は10年と一区切りなのでより感慨深い。 同時に母になって10年、夫と子の両親となって10年。あっという間だったような長かったような不思議な感じ。 色々なことがありすぎて、子育てが1番大変で、子ではなく母が涙を流す日もあったり。 育児で己の精神的未熟

    • Une bouteille de vin réunie

      先日、某Robにて。 我が家の大好きな地下のセラーが改装中らしく、臨時の特設ワイン売り場が店内入口に。 買い物を済ませて店内を出ようとその前を通り過ぎようとしたとき、ふと目に留まったワインが。 よく見るとどこかで見覚えのあるエチケット。 ベルギー留学前に、新年度の夫婦決起集会として夫と伺ったL'OSIERにてペアリングでいただいたものとすぐに思い出し。 サーブしていただいたとき、担当してくださったソムリエさんから、造り手のmonsieurのお人柄についてお話を伺ったの

      • トマトの水やり

        我が家のこの夏のハイライトもほぼ終わり、ベルギーでの夏休み時間を穏やかに?過ごしています。 先日のオリンピック、男子バレーの観戦中にわたしの数少ないベルギーでのママ友からLINEが。 別件でのやり取りだったのですが、話の流れから次男の学年が学校で育てているトマトのお話に。 そう、小学生のお子様がいらっしゃるご家庭はよくお分かりでしょうが、1学期〜夏休みにかけて植物や野菜を育てるのが毎年の恒例行事。 次男の学年はトマトを各個人で育てていて、夏休み中は好きな時に学校に水やり

        • choc culturel

          前回のスタージュネタ続き。 毎日面白ネタを持ち帰ってはクスリと笑わせてくれた息子達。 お迎えに行くと、放課後のサッカー遊びも相まって、まるで腹ペコの雛のように「お腹空いた~!!!」と大合唱の二人。 晩ご飯までのつなぎで、おやつ?として持参した食パンを素のまま齧りながら、その日の出来事を帰りの道中、興奮気味に話してくれました。 スタージュのランチ&おやつ&水筒は持参。(水分なくなった場合はお水補充させてもらえるようです) 初日、日本人学校に通ってる時と同じような、いつも通

          Profiter de Stage

          春休みほどではないけれど長い夏休み。 とはいえ我が家、すぐ旅の予定を入れてしまうので、子供たちがとくに予定のない期間は限られてしまったのですが。 異国で過ごす長期休みなんて今後そうそうないかもしれないので、子供達にもなにか体験させたいな~とずっと考えていました。 年始の一時帰国のバタバタでイースター期間は申し込みに出遅れてしまい。結果長すぎる春休み、子供たちの有り余るパワーに私がやられ、怒るのにも嫌気がさし、毎日夕方になると1杯のワインとともに兄弟喧嘩の声をBGMに寝室に

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          Maman 夏休みの挑戦

          もともと料理はわたしにとって作業療法のような、没頭できてなおかつ達成感も味わえるという唯一好きな家事なのですが。 (←上手いかは別。でも我が家の男子達は毎日美味しいと食べてくれるので感謝) 日本ではひたすら時短、作り置き、夕食を朝作ってから行く、〜の素に頼る、それも無理な時はテイクアウトと。 ほんとは好きなのに時間効率を重視するしかなく料理を楽しむまでの余裕がなかったのが事実。 こちらに来てからは時間に余裕ができたので、日本ではあまり見かけないような食材や旬なものをmar

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          musées d'Orsayでピンチ⁈

          パリネタ続行中。 今回のネタはややライフハックならぬトラベルハック的内容です。誰かのお役に立てれば。 パリ滞在最終日、我が家にしては珍しく特に予定は決めておらずBrusselsへ戻るEurostarは18時半便。まるっと一日フリー。 前日の夜、明日何しよっか~?とベッドでごろごろしながら、きっと暑いし美術館やオペラ座とかかなぁなんて夫と作戦会議。 ルーブルは秋に行ったばかりだしな~と。 メジャーなパリの観光名所は前日に希望時間通りチケット取れることあまりないと思うので

          musées d'Orsayでピンチ⁈

          EU圏における中華&タイ料理(アジア料理広域)についての考察

          論文みたいなタイトル。笑 まだパリオリンピックを引きずるのかと言われそうですがまだ期間中だしお許しください。 パリでの今回の滞在、大人は中華のテイクアウトに完全にハマってしまいそれぞれ違うお店でしたが3日連続利用したという。 始まりは夫が美味しい気がすると見た目で判断した、マレ地区でディスプレイされていたテイクアウト中華料理店?の油淋鶏もどき。 パリ行くと1人の時はとくに目的なくとも絶対に彷徨い、時間合えば家族も巻き添えくらう私の大好きなマレ。 付き合わされた夫は、

          EU圏における中華&タイ料理(アジア料理広域)についての考察

          心のバリアフリーってやつ

          パリのメトロはみなさまご存知でしょうが微妙な階段がおおくて、エスカレーターはもちろんエレベーターもない事が多い。あっても何故か動いてないもアルアル。(←ベルギーでもよくある) フランスもベルギーも物理的にはバリアフリーとは言い難い環境。 それでも積極的にお出かけしてる車椅子の方や、ベビーカー赤ちゃん連れをたくさん見かけるのは、困った時には居合わせた周りの人が自然と手助けしてくれるからなのかもしれないと思ったり。 オリンピック期間中はたくさんのボランティアスタッフや案内係、

          心のバリアフリーってやつ

          ヨーロッパ子連れ宿泊スタイルのすすめ

          パリオリンピックネタの続き。別の視点から。 我が家、留学前から子連れ海外旅は毎年ちょこちょこ。定番のハワイは4回ほど、アメリカ本土複数回、オーストラリア、ベトナム、マレーシアなんかを旅してきました。 コロナ禍は国内あちこち(北海道率高め次に九州かな) こちらに来てからさらに羽が生えたようにヨーロッパ各国に子供達を連れ回しています。 彼らがそれを喜んでるかは別として😅 フランスは昨年秋から10回近く訪れていて(←実はめっちゃ行ってる😳)パリは4度目。 今回は4泊と我が家に

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          我が家のパリオリンピック徒然

          フランス国民にも我が家にも、行く前に色々と物議を醸していたパリオリンピック。実際のところ行ってみてどうだったか。なにを思ったか。 結論から言うと、とってもとっても行って良かったです🙆‍♀️パリジャンパリジェンヌもパリから離れたりせず、素直にオリンピックムード楽しめば良いのに〜なんて。 しかし何を隠そう、実はスポーツ観戦全般てんで興味がない私。やるのは好き。 100年ぶりのパリオリンピックのチケットが発売されたと同時に、スポーツ観戦好きな夫が飛びつくように即チケットを購入

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          vacancesとjaponais

          パリオリンピックに向かうユーロスター車内にて。 乗車した便が、運良く間引き運転の煽りを受けることなく定刻に発車、順調にフランス国内を南下中で一安心。 とりあえずいつものベルギービールのお供にポテチ、ナッツ、ショコラ、rasin🍇と道中は小さな宴。 夫は論文、子供達はお勉強はじめたので私は雑記。 7月になるとvacancesに入るお店がチラホラ。下旬には5割くらい、21日の建国記念日過ぎると一気に8割がたという感じ。 marchéもいつもよりお店が減ったり、「来週から2週

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          博愛と自由と平等のCérémonie

          夏休みのはじまりは子供達と、週3勤務+在宅ワークだった夫と落ち着いた1週間を過ごしました。 我が家も来週からはオリンピック参加のためParisに数日間滞在の予定です。 オリンピック開催期間はいわゆるvacances期間とだだかぶり。 とはいえ観光地のパリ、きっとそこそこお店開いてはいるよね?と淡い期待を抱きつつ。(←百貨店さえ開いてればとりあえず大丈夫。笑) でもどちらかというと「自分たちの住んでる街でオリンピックだし頑張って盛り上げよう!」じゃなくて「オリンピックの混乱

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          異国でいただく児童手当て

          今日は雨上がりの涼しい一日。 子供達といつものスーパーまであえて徒歩で行きたくなるくらいには程よいお天気で。 それでも寒がりの私はまだ長袖カットソーに薄手のアウターonといういでたちです。 まるっと1年着ることになるかもと覚悟していた、UNIQLOヒートテックはここ数日でついに卒業かしら?(でもまだ裏切られる可能性もなきにしもあらずなのがベルギーの気候。期待してはいけない。もう7月も終わりなんだけどね) 日本は40℃近いとか。。 こんなに涼しいというかもはや南半球のオース

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          ベルギーおうち事情

          ついに夏が来た!と思ったら、今日はまたシトシト雨のベルギー☔︎もう慣れたけど。 本日は留学先の住居探しについて。 日本にいながら異国での住居ってどうやって探すの?決めるの?契約は???だらけだった留学準備期間。 探しはじめたのは渡白3ヶ月前、決定したのはたしか2ヶ月前だったかな。 バタバタ過ぎて若干記憶がおぼろげ。 夫がテキパキやってくれたので、私がしたことといえば内見に立ち会うこと位でしたが。 駐在員の方々は、こちらに来てから仮住まいorホテル暮らししながら1、2ヶ月

          ベルギーおうち事情

          お子達も出会いと別れいろいろ

          日常生活での感情記録はある意味「生もの」的な感覚があるので忘れないうちに記録。 先週末で1学期を終了した子供達。 我が家の子供たちが通っているのは日本人学校。 ここでそれについて少し。 全日制と補習校(普段は現地校やインターに通っている)があり、それぞれ小学部・中学部がから構成されています。 令和6年度だと全日制206名(小学部162中学部44名)、補習校(251名)でスタートしていて、我が子たちの学年は1クラスあたり18人弱×2クラスという感じ。 ベルギーに支社をもつ日

          お子達も出会いと別れいろいろ