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Maman 夏休みの挑戦

もともと料理はわたしにとって作業療法のような、没頭できてなおかつ達成感も味わえるという唯一好きな家事なのですが。
(←上手いかは別。でも我が家の男子達は毎日美味しいと食べてくれるので感謝)

日本ではひたすら時短、作り置き、夕食を朝作ってから行く、〜の素に頼る、それも無理な時はテイクアウトと。
ほんとは好きなのに時間効率を重視するしかなく料理を楽しむまでの余裕がなかったのが事実。

こちらに来てからは時間に余裕ができたので、日本ではあまり見かけないような食材や旬なものをmarchéで見つけて調理してみたり、ベルギーやお隣フランスの家庭料理に挑戦するのが日々のちょっとした楽しみになっています。
こちらで手に入りにくい日本の食材や調味料代用実験も好き。笑


そしてここ数ヶ月、私がずっと挑戦してみたいと思っていたことがあり。それは、

  牛タンを捌くこと🐃

お肉屋さんに行った際、子供達の大好きな牛タンが丸ごと売られているのを目にしていたのですが捌いたこともないし「わぁ、丸ごと売ってる〜すごい」で買う勇気はなく。

しかし先日、marchéのお肉屋さんでディスプレイ越しに牛タンの塊が目に飛び込んできたので、これは「よし!ママの夏休みの課題だわ!」と急に意気込み勢いで購入。

ドーンとひと塊り👅

自宅に戻り早速捌き方をYouTubeで検索しました。長崎?の焼き肉屋さんの動画がわかりやすかったのでそれを参考に。

見様見真似でタン先、タン下、タン元と丁寧に処理しようと試みましたが、思った以上に力仕事&イマイチ切れ味の良くない包丁しか持ち合わせておらず、かなり苦戦し音を上げ夫にバトンタッチしました。(最後まで自分でやり遂げたかった。悔しい!)

そして夫もなかなかに苦戦、、
筋を取ったり丁寧にやり過ぎたのか出来上がった可食部はかなり少量に🤣

タン元は焼肉に🍋


タン元はその日のディネで焼肉にしていただきましたが、これがトロける美味しさで!!驚き!
普段は基本赤身しか手に入らないので、久しぶりのサシ感。
(お肉屋さんの量り売りで松坂牛とかWagyuなんかも見かけますが気軽には買えないお値段ですので🥹そして脂多いのがこちらではさほど人気ないのです。)

タン下、タン先は硬いかなぁと後日、圧力鍋で和風煮込みにしたのですがこれもトロトロに柔らかく美味しく仕上がりました。(普通に焼いても良かったかも。)

捌くのは思った以上に大変だったのですが、自宅でこのレベルをいただけるのなら〜と美味しさを天秤にかけるとまた買ってしまいそうな気もします⚖️

お値段も他の部位と比較するとなぜか少しお安めでした!

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