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異国でいただく児童手当て

今日は雨上がりの涼しい一日。

子供達といつものスーパーまであえて徒歩で行きたくなるくらいには程よいお天気で。
それでも寒がりの私はまだ長袖カットソーに薄手のアウターonといういでたちです。
まるっと1年着ることになるかもと覚悟していた、UNIQLOヒートテックはここ数日でついに卒業かしら?(でもまだ裏切られる可能性もなきにしもあらずなのがベルギーの気候。期待してはいけない。もう7月も終わりなんだけどね)

日本は40℃近いとか。。
こんなに涼しいというかもはや南半球のオーストラリアより寒い春夏を人生で初めて経験したので、来年がすでに不安。。 
けどそんなに平日屋外に出ることもない&地下移動で暑さを凌げなくもないのが東京での暮らしといえばそうなんだけれども。

お天気ネタで延々語れそうですが本題。

「児童手当」について。

ベルギーではコミューン(日本でいう区市役所的なとこ)でのID登録が完了する(サラッと書きましたがここまでが実はとてつもなく長い道のりだった我が家)と、児童手当なるものが申請できます。

ID申請&IDカード受取後、コミューンが外部委託している業者にオンラインで申請→郵送されてきた書類を記入&メール提出でのやり取りすること複数回
(委託業者はいくつかあるみたいですが我が家はkidslifeってとこで申請しました。どこの業者で申請しても手当の額は変わらないっぽいです。)

そしてそして!

初めてまともな額の児童手当いただきました。
有難い!!!

日本では所得制限で「これはおむつ代のたしにってことでOKかな?笑」
だった児童手当。
我が家は運悪く「保育園入れなかった日本〇ね」とほぼ同世代。
熾烈な保活後、なんとか入れたあとも幼保無償化の恩恵にも授かれず区立・認可私立保育園にもとんでもない額の保育料を納めてきたという苦い過去があるので、今回異国の地でいただく児童手当は喜びもひとしお。(勝手にやって来て育児しかしてない、なんの貢献もしてないのになんだか申し訳ない気もしなくはないけど)


話をもどします。

子どもひとり当たり約167€/月(2024年現在)ほどが振り込まれるのですが、もちろんベルギー国内での銀行口座が必要。
この銀行口座とやらがなかなかやっかいで、

母親本人の口座or母親とパートナーの共同口座

(←あくまでも夫主体ではなく銀行から正式に共同口座と認められたもの)という。

とりあえずと、夫の口座で申請したら銀行で共同口座と確認が取れませんでしたと書類が戻ってきました。。
そして詳細をメールで問い合わせ。(郵送で届く書類はオランダ語、メールはフランス語かオランダ語その時々担当者によりけり、こちらの返信は英語でやりとりとなかなかカオスでした)

それから私の口座を新しく開設し、再度申請し直すと数日で驚くほどすんなり。。

親権とか、主たる養育者・保護者が、日本と違って世帯主というよりは母親主体なのかもしれません。

ちなみにID発行から申請まで、もし遅れてしまっても遡って給付してくれるようです。

実際に振り込まれてみて。
うまく表現できないのですが、純粋に€を€として受取るというのが初めて&なんとも不思議な感覚で。
いつもつい円換算する癖がついてしまっているのでなおさら。

というわけで有難くこちらで子供たちのために使わせていただいてます!



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