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霊能力者 vs 数学者

数学者が刑事になる海外ドラマを観てたら、

あやしい霊能力者が出てきた。

頭の中にビジョンが見えた、つって
スケッチブックに心象風景を走り書きして。

実際に死体の場所を言い当てる。

当然、数学者は霊能力を否定するけど、

周りの刑事は信じてて、捜査協力を依頼する。

どんどん孤立していく数学者。

観ててかわいそうだったなぁ。

納得いかないのは、霊能力の真偽を

トランプで試そうとするところだ。

ドラマって、なんでこういうとき

トランプで決めようってなるんだろう?

トランプの透視なんて、
イカサマの宝庫だし。

万が一、それを透視できたからって
犯行の予知ができるかは別じゃない?

合理的かどうかを試すのに、そのプロセスが

合理的じゃないのが昔から納得いかない。

実際、霊能力者は「メガネの反射で見る」という

めちゃくちゃ初歩的なイカサマをしていた。

数学者はそれを突き止めたのに、周りのみんなは

「それはそれ。ビジョンは本物」みたいになる。

だからなんでだよ!

なんで一歩目をごまかせたら

それ以降ぜんぶOKになるのか?

まぁ言うても、最後にインチキ暴かれるよねと。
そのフリだよねと思って、我慢していたら。

どっちつかずのまま、
事件は解決して終わった。

いや終わんのかい!

終始、納得いかなかった。

アメリカって、意外と

オカルト志向なのかな?

結局みんな、信じたいものを
信じるって
ことなのかもしれない。

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