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33さいの幸福論ノート①「人生全部黒歴史」

歳を重ねることは、
色を重ねることである。
色を重ねることは、
黒くなることである。

人間は真っ白に生まれ、
真っ黒になって死んでいく。
つまり人間は
生まれた瞬間から黒に向かって突き進んでいる。

だから歳を重ねるほどに
腹黒くもなるし、黒歴史も増えていく。
これは致し方ないことである。
けれど過去を振り返って
それが「黒歴史」だと思えるのなら、
その分だけ成長したとも言える。

今この一瞬も、今こうして書いていることも
必ず黒歴史になる。
いや、黒歴史にしなきゃいけない。
黒の濃さはきっと、人生の濃さだ。

どうせ皆、最期は必ず灰になるのだから
黒歴史を恐れて、
人様の目を気にして生きたところで
どうこうなるものではない。

人生は覚悟と諦めである。
人は死にゆくもの、
黒歴史を創るものと諦めて、
人にどう見られようと、どう思われようと、
今なすべきことを、正しいと思うことを
突き詰めてやる覚悟。
これを持たなければいけない。


SNSもまた覚悟と諦めである。
閲覧者に鼻で笑われることを覚悟し、
未来の自分を赤面させるだろうという諦め。
なぜそこまでしなきゃいけないのかは
よく分からない。


(2024年1月26日の日記から)
プロフィールの次の投稿に
ちょうどいいかと思って。

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