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#子どもたちから学ぶこと
伝説のこどもたち ゆかちゃん3
ゆかちゃんとおかあさんの毎日は、その日から変わりました。学校から帰ったら、ゆかちゃんの手を持ってその日の出来事をお話しするのです。(書くのですけどね)
わたしたちは、全く気づきませんでしたが漢字や簡単な英語も読めていました。
その日、私は、ゆかちゃんを背にしてお母さんと話をしていました。
「ねぇ、本当ぜんぜんわからなかったね。ゆかちゃんがわかっているということ、ねぇ」二人で愉快な話をしてい
伝説のこどもたち ゆかちゃん4
毎週、ゆかちゃんに会うのは、とても楽しみになりました。最初のうちは、わたしがゆかちゃんの手を支えて文字を綴っていましたが、いつしかそれはおかあさんの役目になり、わたしはもっぱら質問をしていました。
作業療法士としてのわたしは、誰かの手を使って書くのではなく、自分の手で書いて欲しいと思っていたのでペンを持ちやすくしてみたり、一人で持てるようにペンを固定したりと、いろいろなことをしました。結局は、ト
伝説のこどもたち ゆかちゃん5
長崎大学でのカニングハム先生の講義がはじまりました。「きょうは、□□のお話をする予定でしたが、わざわざ岡山から来られている方がおられるので、FCのはなしをします」
えー!わたしのために、わざわざ講義内容を変えてくださるなんて
アメリカでのビデオを基にFC(faciritated comunication)とは何かという話が始まりました。それは、まさにゆかちゃんとわたしたちが見つけたコミュニケー
伝説のこどもたち ゆかちゃん5.5
ごめんなさい。書き忘れていたことがありました。
しかも、これを書いてないと「ゆかちゃん5 」がわからないかもしれないです。申し訳ありません。
ゆかちゃんが、文字を使ってコミュニケーションができるということがわかってから、おかあさんは学校の先生にその話をしました。先生は頭ごなしにそんなことができるはずがないと、ゆかちゃんが知的障害であるということを理解しなければいけないと言われたそうです。この話
伝説のこどもたち ゆかちゃん6
ゆかちゃんとの話は、とても面白くていろんなことを質問しました。不思議なはなしもありました。
お腹の中にいた時の話を聞いたときも、
あかいみずのなかにいたよ かあさんのこえがきこえていたよ はやくかあさんにあいたくてでてきたよ
と言うのです。調子に乗って「その前はどこにいたの?」と聞くと
とうさんのおちんちん
わたしと、おかあさんは、え!と顔を見合わせました。
じゃ、「その前は?」
か