かやまゆうか@かやま日記

【闇堕ちストーリー / 地獄を生き抜いた5年間〜】 中絶→借金→ネットビジネス→ホスト…

かやまゆうか@かやま日記

【闇堕ちストーリー / 地獄を生き抜いた5年間〜】 中絶→借金→ネットビジネス→ホスト→風俗→借金→パパ活→詐欺→自己破産 5年間のどん底人生日記です✒️ 🎀かやま日記🎀 👻事実に基づいたお話し👻 🧸日曜日以外毎日更新中です🧸

最近の記事

No.51今は

風俗を上がってからは、キャバクラで働きながら 商材販売事業をSNSを通じてやっている。 以前よりも生活の質は落ちたが、 身も心も削られる仕事をしてお金を稼ぐよりも 精神的苦痛がほとんどなく、 ストレスなく働けている。 ホストにも行かなくなったし、 プライベートであまりお酒を飲みにも 行かなくなった。 自分1人でも子を1人育てられるくらいの収入を 確保しようと今はフリーランスとして もがいて勉強して前向きに進んでいる途中だ。 去年の8月には私よりも13個上のお相手と出

    • No.50 気付き

      彼と別れてから数日後、彼はホスト店を 黙って辞めたらしい。 売上の要である私が離れたから。と周りは言うが そんなことはもうどうでも良かった。 前みたく、「私が支えてあげなければ…!!」 という感情もその時にはもう既になくなっていて、 彼が黙って辞めたことに対しての 申し訳なさと情けなさが何故か 私からお店に対してあった。 彼がお店を飛んだ次の日、 後輩くんからも心配のメッセージを 頻繁にくれていたのもあって 後輩くん指名でお店に行き、 彼と一緒に働いていた従業員に謝りに

      • No.49 決別

        バースデーイベント後もソープとデリの掛け持ちで 毎日休みなく働き、空いた時間で 彼の売り上げに貢献していくという日々が続いた。 好きでもない男の人に身体を売って 恋愛ごっこのようなことをし、 辛い気持ちを押し堪え毎日笑顔で接客することに 私はもう心も身体も疲れ切っていた。 すごく大変な思いをして稼いだお金が 一夜にして全て消えるなんてことは 日常茶飯事で、自分の好きな事に使えるお金は ほとんどなく、毎日毎日仕事をする意味を 考え込んでは抑うつ状態になっていた。 彼が好き

        • No.48 バースデーイベント

          持続化給付金の件で自首してすぐ、 彼のバースデーイベントが開かれる事になっていた。 聴取の為に警察署や検察所に行きながら 私は毎日仕事に励んだ。 コロナ前から働いているヘルスと 監禁された時から働いている福原にプラスして 滋賀にある雄琴のソープランドでも 働くようになり、毎日寝る間を惜しんで 彼のバースデーイベントを成功させるために せっせとせっせと大金を作った。 ある日は朝10時から滋賀の雄琴で働き、 終わってから大阪に帰ってきてヘルスへ。 またある日は早朝から福原で

          No.47 自首

          解放され、トボトボと彼と2人で難波の街を歩き、 最近アプリで借りた家へ2人で帰った。 急いで今日中に40万円を用意しなくちゃ…! 2人の所持金を足しても40万円には程遠い。 彼が、お客さん全員から借りて回る。と言ったが それも迷惑な話だと思ったのでその提案は断った。 誰か頼れる大人がいればな…。 そんな時、彼がお世話になっている ホスト店の上司の顔が浮かんだ。 その人に連絡をしてこの状況を丁寧に 話してほしい、そして解決策がないか 相談してほしいとお願いした。 彼

          No.46 誘き出す為の罠

          知らない男に案内され部屋に入ると、 私が一方的に連絡を無視し続けていたK君とS君も 一緒に部屋の中にいた。 K君とS君の他に、知らない男とその彼女と もう1人胸板の厚い豚鼻の男がいた。 私はギョッとした。 ああ、こういう事だったんだな。 彼のことも含めて全て、私を誘き出す為の罠か。 と大体を察したが動揺せず、 床に膝をついてお行儀よく正座した。 「久しぶりお姉さん」とK君に言われ、 「お久しぶりです」と何事もなかったかのように ニコッと笑って返した。 「それで…、」と

          No.46 誘き出す為の罠

          No.45 知らない男の呼び出し

          K君とS君から連絡が来なくなった数日後に わたしは福原で泡姫デビューをしていた。 初めての出勤日の帰りに彼から突然、 終わってから会えない?というLINEが入った。 夜遅くの帰宅時はドライバーさんが車で 家の近くまで送ってくれることに なっていたのだが、彼が提示してきた 待ち合わせ場所に変更してもらい、向かった。 待ち合わせ場所に着き、着いたよ〜!と 連絡を入れたがすぐには返事は返ってこず、 それに何十分待っても来る気配はなかった。 痺れを切らした私は、 「まだ?何し

          No.45 知らない男の呼び出し

          No.44 キャンセル料1人20万円

          持続化給付金の虚偽の申請をして 100万円を不正受給したと 理解しているのかしていないのか 未だ自分の中ではっきりしないまま、 私はそれをすぐに友達に紹介した。 100万円を手渡した際にK君から、 「お姉さんも誰か紹介してくれたら 紹介料として1人10万円ずつあげるわ」と 言われたからだった。 まるでポイに釣られてまんまと引っかかる 魚のように、お金に釣られて善悪をしっかりと 判断せずにまんまと罠にハマっていたのだ。 当時、高校以来とても仲良くしていた 男の子がいた。

          No.44 キャンセル料1人20万円

          No.43 「2、3時間くれたら25万円渡します。」

          高校卒業以来、 一切連絡を取っていなかった友達から 「久しぶり」と急にきたメッセージ。 「かやまにお願いしたいことがある。」と その後に続いたメッセージが衝撃だった。 「25万円あげるから助けてほしい」 「簡単に話すと月末のお昼2、3時間だけ 時間を空けてほしい」ということだった。 全く中身の無い内容で驚いた。 だが私は25万円と言う数字に目が眩んだのか その子と電話で具体的な内容を聞こうと 話を前に進めた。 電話で良く聞くと、コロナの為に支援金として 国から出てい

          No.43 「2、3時間くれたら25万円渡します。」

          No.42

          朝から晩まで研修を受けながら 空いた時間でせっせとせっせとパパ活をする生活が ついに終わりを迎えた。 毎日タイトなスケジュールをこなしており、 最終日ギリギリまでパパ活をしていたが 東京での生活は決して苦ではなかった。 むしろ東京生活が満喫できたようで楽しかった。 約束を破られ待ちぼうけを喰らったり 変な性癖の持ち主と出会い戸惑ったり 振り込んでもらえない詐欺にあったり、 今まで経験したことがない辛さや大変さを知ったが 濃い一ヶ月を過ごせた。 しかし手元に残ったお金は

          No.41 二足の草鞋生活

          東京にきてからというもの、 朝から19時頃まで研修に行き、 終わってからパパ活をするという二足の草鞋生活を コツコツと毎日こなしていた。 研修は与えられたことを せっせとこなしていくだけなので、 メッセージのやり取りをして自らアポをとったり お金の交渉をしたりするパパ活に比べれば すごく楽に感じていた。 わざわざ遠い目的地まで出向いたのに 断りもなく約束をすっぽかされたり 社会人としてどうかと思うことも多々あったが その怒りを誰かにぶつける事もできず 1人で悶々としていた

          No.41 二足の草鞋生活

          No.40 1ヶ月の東京生活

          朝9時ごろの新幹線に乗り、 東京駅に着いた頃にはもうランチ前だった。 13時頃の集合に向けて原宿で電車をおり 重いスーツケースをゴロゴロと引っ張りながら 竹下通りを突っ切って 明治通りを新宿方面に向かって歩き 北参道駅近くにある本社へ向かった。 なぜ北参道駅で降りなかったのか。 それは、何度か来てる東京だが今までJR線しか 使ったことがなく、東京メトロの乗り換えが きちんとわかっていなかったことと、 それに入社式時に必要な物を 用意できていなかったからだ。 必要な物を揃

          No.40 1ヶ月の東京生活

          No.39 都合の良すぎる女

          彼と腹を割って話し合い、 これからどうしていこうか考えた末、 大好きな彼を精一杯支えてあげたい!という なんともお人好しな結論に至った。 支えてあげたい精神が強い子ほど ホス狂になりやすいんだろうな。と 今考えればゾッとしてしまう。 彼が在籍しているお店の臨時休業も解け、 営業は再開。 相変わらず毎日のように私はお店に通った。 そんな毎日行っていて飽きないのかと聞かれれば 正直なところ飽きてはいたが、 行くことが習慣化してしまい 行かないという選択肢が 変に気持ち悪くな

          No.39 都合の良すぎる女

          No.38

          誕生日の日に同棲を解消し 仕方なく実家に帰った私は、 彼から来るLINEを全て無視して 帰ってきてからはずっとベッドの中で過ごした。 彼と今後どうするかを考える余裕もなく ただただボーッと、何も考えないように過ごした。 予定通りに5月から東京研修に行けていたら こんな悲しい出来事は 起こらなかったんじゃないだろうか。 そう思うとコロナ禍で変わった社会が 少しだけ憎くなった。 仕事場に休み連絡を入れ、そのまま眠りについた。 どれくらい経っただろうか、 ハッと目を覚ます

          No.37 誕生日の悲劇

          彼の機嫌が直るまでという口実で 家に誰かがいるのかを確かめるため 1人寂しくマンションの前で私は待っていた。 2時間くらい経った頃だろうか。 宅配便のお兄さんがやってきた。 チャンスだ!!と思い、 様子を見ながらお兄さんの後についていった。 無事エントランスを通り抜けた私は 平然を装いながら住んでいる部屋の階へ行き、 ガチャっとドアを引いた。 え…、鍵がかかってる! いつもはドアの鍵なんて一切かけない彼が ドアにロックをかけている。 いや、絶対何かある!おかしい

          No.36 確かめたいこと

          彼の営業活動に嫌気が差していた私は よく彼に当たるようになっていた。 ちょっとした事で彼に突っ掛かり、 口を出さないようにしていた彼のお仕事にまで だんだん口を挟むようになっていた。 そんなある日のこと、 ひょんな事からいつものように喧嘩が始まり この家を出て行くか出て行かないかの 討論になった。 疲弊しきっていた私は、 今晩仕事が終わって終電があったら一晩実家に帰る と言い、仕事場に向かった。 その日は終電ギリギリまで働く予定だったので、 電車に乗って実家まで無事に