今日、誰のために生きる 自分を探す本
年始から読んでいた【運動脳】。内容はかなり面白いもので、読めば読むほど新発見と行った感じでした。
ただ、ちょっとだけ文字量が多かった。行間も狭く、挿絵もあまり無いので、読む時間帯によっては睡眠導入剤になりかけてました。笑
それでも読み終えた後に書いたこちらの記事は、私はかなりお気に入りです↓
今日、誰のために生きる?
本を読むごとに、その本の中で読んだ方がいいものをまた紹介してくるものですから、次に読みたい本リストはどんどん埋まっていきます。そして次にやってきたのは知人から紹介された【今日、誰のために生きる?】でした。
内容は2部構成で、前半はSHOGENさんという方が、アフリカのとブンジュ村に行った時のこと、そしてそこで感じたことがエピソード形式で書かれています。後半はひすいこたろうさんが、そのエピソードを抽出し、より噛み砕いた表現で解説してくれる、といったものです。
【運動脳】よりもかなり読みやすかったので220ページは半日ほどで読み終えることができましたよ。
日本人であること
本の内容は例のごとくここではあまり書きませんが、今の私にとっての生きる姿勢を教えてくれたように思います。
それはリョウ自身としてにも言えるし、保育士であるリョウ先生にも通ずるものでした。
この本に出てくるSHOGENさんは、アフリカのティンガティンガという絵に感銘を受けて、仕事を辞めてアフリカのブンジュ村というところで暮らし始めます。その村は“ずっと幸せであり続ける奇跡の村“であり、幸せであり続けるための生き方にSHOGENさんは次第に惹きつけられていったそうです。
そして面白いのが、このブンジュ村での教えは“日本人からの教えであった“ということなんです。
だから村人は不思議がったそうです。「私たちは日本人から教わったことをやっているのに、なぜ日本人であるSHOGENが私たちに教えてもらってるんだい?」
好きなフレーズ
この本、自分の心にグサグサ刺さるような言葉が、優しく語りかけるように書かれているのですが、その中でも好きな言葉を一つだけ。
「失敗しても誰も責めないわよ。だから子どもの前で、失敗を隠すのはやめてね。失敗する大人を見るから、子どもは安心して未来を描けるんじゃない?」
この言葉、すごく素敵だなぁと思いました。
私は自他ともに認める泣き虫先生なのですが、感動した時にはその都度泣いています。卒園式なんてもうすごいです。笑
私は子どもたちの前で泣くのを躊躇いません。“男の人が泣くなんて“と思っているかもしれません。でも私は“大人の男のリョウ先生も泣くんだ“と感じてもらえればいいと思っています。
泣くこと=失敗ではありませんが、“先生が泣くなら私だって泣いていいよね“と思ってくれたらいい。
私は一時、完璧な保育士になろうと思っていた時がありますが、すぐに諦めました。全然人間らしくないな、って。
保育中に私が失敗しても、子どもたちが「あーぁ、リョウ先生」って嗜めて、「ごめんごめん」と私が素直に謝るクラスが素敵だなと思います。
この本、おすすめです♪
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