リョウ先生@櫻井翔さんに会うために奮闘する男性保育士

【保育士は天職】と思えるくらい保育が大好きな11年目の男性保育者です。駆け抜けた10年…

リョウ先生@櫻井翔さんに会うために奮闘する男性保育士

【保育士は天職】と思えるくらい保育が大好きな11年目の男性保育者です。駆け抜けた10年に区切りをつけて、現在は新天地にて経営者としての視点を、保育現場に身を置きながら勉強中。セカンドキャリアのゴールは“櫻井翔さんに会って感謝を伝えること“です。保育士/男性保育士/認定こども園

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  • ◎リョウ先生 保育研究所◎

    こちらのマガジンは有料記事をリストアップしています。 日常の様子の投稿とは違い、少し踏み込んだ内容を書かせてもらっています。 興味を持ってくださった方でもご一読してもらえると嬉しいです。

最近の記事

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【自己紹介】はじめまして、リョウ先生と申します。

はじめまして。リョウ先生と申します。 私のnoteを見にきてくださり、ありがとうございます。 この度、自身のnote記事が100記事に到達したということで、100記事目にこの【自己紹介】を書きました。ん?いまさら? はじめましての方にはもちろん、これまで読んで下さっていた方にも、“私がどんな人物であるのか“を紹介させていただきます。 プロフィールリョウ先生 山梨県生まれ。同県大学の幼児教育コース学科卒業の男性保育士です。 保育士資格、幼稚園教諭1種、船舶免許2種、クリー

    • 少数精鋭でやりたい彼女と、みんな仲良くでやらせたい私

       おかあさんといっしょごっこ、と言えばいいのかな?先日書いた通り、クラス内の一部の女児たちが始めたプロジェクトが日々進行しています。  全員で9人いるメンバーの中で、ひときわ気合いが入っている子がいます。他の子たちがおもちゃなどで遊んでいる中、黙々と踊りの練習をしている彼女。今回のプロジェクトの発起人であり、確かに踊りを見ていると誰よりも自信を持っているのが分かります。  一生懸命やる彼女は、おそらく自分たちが踊っているビジョンが見えているのでしょう。彼女はみんなで楽しく

      • 彼女たちが歌のおねえさんになるまで

         ある日の午後。担任しているクラスの女児2人が、急に“おかあさんといっしょ“の【からだ⭐︎ダンダン】を踊り出したんですね。私はその姿を見守っていたのですが、想像以上に踊りが体に染み付いており、2人のフォーメーションは完璧。あまりにもうたのお姉さんになりきってる2人を見て思わず、「小さい子たちをホールに呼んで、2人がうたのお姉さんになったらいいじゃない」とぼそっと呟きました。  「え、やりたい!」ものすごく目がキラキラしてました。ここでどこがゴールか見当もつかないプロジェクト

        • とある園に視察研修に行ってきました。

           先日、とある保育園に視察研修に行かせていただきました。私自身の経験を振り返ると、園内を見て学ぶという研修はしたことがない(はず…)。今回見学させてもらった園は、いま私が勤務している園のモデル園に近い存在。保育の展開などなど、あらゆる部分で似通っている部分があるわけで、私が感じていた細かな疑問を解決できる機会になると思い、とても楽しみにしていました。  実際に園を見学させてもらった感想としては、モデル園である以上、置いてあるおもちゃやその収納の仕方も似ているので、飛び抜けて

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        • ◎リョウ先生 保育研究所◎
          2本

        記事

          生い茂るジャングルと凛とした盆栽

           読書感想文ってあるじゃないですか?本を読んで、その感想をまとめるやつ。小学校の宿題で出てたけど、あれ苦手だったんですよね…。その乳幼児版とは言いませんが、“読書感想絵画“みたいなものに応募しませんか?という通知が園に来たのが6月ぐらいでした。頭の片隅にはあったのですが、月日は流れて、今に至ります。1人の子が家で描いていた絵があり園に持ってきてくれました。それをきっかけにみんなも描いてみない?という導入から、『読書感想絵画』に向けた絵画遊びを始めました。  募集要項には特定

          “お道具箱がない”ってやりにくいと感じてます

           今、私が働いている園では1人ひとりのお道具箱が用意されていません。(正確にはそういう方向性になった)  お道具箱って言われてピンと来ない人もいるでしょうか?クレヨンとか、のりとか、ハサミとかが入ってる箱です。  お道具箱がない今、子どもたちはどうやって製作しているの?って話になるのですが、最低限の量を用意して、それを共用物として使っています。  お道具箱だった場合は、1人ひとり自分のものがあるので、当然自己管理が必要になります。片付け忘れていようものなら「〇〇くん、ハ

          “お道具箱がない”ってやりにくいと感じてます

          かがくいひろしさんの回顧展に行ってきた

           保育の現場で働いていると目にしたことがあると思います。“だるまさん“シリーズ。 「だるまさんが…トテッ」と読み聞かせをしながら、一緒に私も転ぶと、子どもたちも転ぶんですよね。これが本当に可愛い。  特に乳児クラスの子達は内容を覚えちゃうくらい好きな絵本なんじゃないかな。出てくるだるまさんがすごく愛らしいんですよね。  このだるまさんシリーズには個人的に思い出があって、2年前担任していた年長クラスの子達が大好きだったんですよ。好きならば何度も読み聞かせしちゃうのが私なの

          紙粘土はコーナー遊びには向かない?〜前編〜

           先週から保育室内のコーナー遊びの一画に“紙粘土遊び“のコーナーを設けてみました。子どもたちの遊びの様子、発展していく様を色々と期待したのですが、私が思っているようにはいきませんでした。今の段階では私は“紙粘土は常駐コーナー遊びには向かないな“が結論です。  なぜ、紙粘土をコーナー遊びとして取り入れたのか。そして、なぜ向かないなと判断しているのかを順を追って書いていきたいと思います。 LaQ(ラキュー) 紙粘土を使った遊びをコーナーに置く以前は、LaQ(ラキュー)というパ

          紙粘土はコーナー遊びには向かない?〜前編〜

          ごっこ遊びはスピード感を大事に展開する。

          “これやりたい!“ “これ楽しそう!!“ の瞬間的な沸点がとても高いのが、今担任しているクラスの子たちの特徴です。私は何かに興味や関心を持っている状態を興味の鮮度と呼んでいます。子どもたちが楽しそうなことや面白そうなことに対して関心が高い状態が長く続いていれば、それは興味の鮮度が維持されているということになります。 この興味の鮮度がとれたてピチピチの産地直送状態を瞬間的にキープできるのが、今のクラスの子達。と同時に、その鮮度がすぐになくなっていく…つまり興味がなくなりやす

          ごっこ遊びはスピード感を大事に展開する。

          このままではダメっぽい

           生き物を捕まえて虫かごに入れても、それで満足してあとは放って置いてしまう。  虫がいるかもしれない!とタイルをひっくり返して、お目当ての虫が居ようが居米が、タイルはそのまんまの状態。  野菜を植えても、関心があるのはごくわずかの人数で、大半はもしかしたら勝手に育つと思っている。  4月から新しいクラスの担任となり、接してきましたが、上記の姿はほとんど変わらないままです。“どうして関心を持てないんだろう“、“どうして大切に出来ないんだろう“と悩んでましたが、現時点で言えるこ

          片付けの許容範囲

           今のクラスにはおままごとコーナーがあります。見立て遊びを大事にしているので、素材がたくさんあり、必然的に片付けもそれなりに大変になります。    例えば赤い布で作られたスティック状のもの。子どもたちはそれをウィンナーに見立てて遊んでいますが、それが15本あります。その色違いもあって、同様の数があります。  それらは“おままごとのおもちゃ“として、一括りにして大きな箱にまとめて入れておけるわけでもなく、それぞれのおもちゃごとに片付けるべき箱が用意してあります。  数えてみ

          【自由保育】って百聞は一見に如かずの“一見“を見捨ててないか?

           現在働いている園は自由保育が、提供している保育の根幹にあります。一方で、以前私が働いていた園では一斉保育が根幹にありました。どちらも経験していると、それぞれのメリット・デメリットがあるなぁと感じる場面があります。  そんな折、子どもたちが過ごしている姿を見ていて、“あれ…?“と思うことがあったので、そのことについて書こうと思います。 選択肢がたくさんある状況 私が担任している年長クラスの保育室には、常時4つのコーナーが展開されています。さらに、隣の年中クラスと行き来する

          【自由保育】って百聞は一見に如かずの“一見“を見捨ててないか?

          大人だって邪魔されたくない気持ちがあるんよ

           私が現在住んでいる地域、そして勤務している園周辺は大雨警報が発令中です。この警報が発令されると小学校が休校になるみたいで、小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる子は今日は一緒に自宅で過ごしているようです。  今日はいつもの3分の1の人数です。比較的、落ちついております。 積み木に勤しむリョウ先生 年長ともなれば好きな遊びを自分で見つけて、1人であるいは複数人でじっくりと遊び込めます。そこに無理やり大人が入り込む必要はないと思っています。ただただ子どもたちの遊びを見守ってい

          大人だって邪魔されたくない気持ちがあるんよ

          グギっといった私の右足

           先週のことですが…。  保育者人生で初めて、業務中に怪我をしました。擦り傷とかではなく、右足首の剥離骨折。激痛が走った瞬間、“やったかも“と思いましたが、案の定でした。汗  状況を説明しますと、子どもたちと鬼ごっこをしていて、私は逃げる側でした。鬼にターゲットにされた私は全速力でダッシュ。その走った先にあった丸太をジャンプして飛び越え、着地の瞬間に足のつき方が悪く、そこに倒れ込むようにして転んだのでした。  全治1ヶ月だそうです。ちなみにバリバリ働いています。笑 ネタ

          休憩時間。その45分をどう過ごすか。

           前回の更新からだいぶ日が経ってしまいました。 読んでくださっているみなさんはお元気していますでしょうか?  私自身は超絶元気にやっていますが、noteに向き合う体力を日々削られている毎日です。笑  これまでは仕事の休憩時間中に書いていましたが、2人担任のクラスになった途端、現状ではそれが難しい状況でして。そこに業務の改善点があるので、また一緒に組んでいる先生とは試行錯誤をしたいと思います。 休憩時間の使い方 ちなみにこの記事は休憩時間中に書いてます。周りを見回すと、みな

          富士山があるやん!!

           日本地図で遊んだ翌日。早速、絵本を置いてみたのですが…。ということで前回の続きです↓ 興味の鮮度を下げなかった スピーディに絵本を用意したのは、結果的に大正解でした。置いておいた絵本にすぐに気がつくと、用意してあった日本地図と絵本の内容を見比べて、「ここだ!!」と嬉しそうに報告しに来てくれる子どもたち。クラスの3分の1の子が順番に読んでいました。 用意した絵本には、私としても意図があって、単に山梨の場所だけではなくて、山梨に何があるのか、何が特産品なのかも併せて載せてあ