定義のススメ
定義の力はすごい。
定義をすると、モヤモヤしたものが形を取り始め、分からなかったことが分かるようになる。定義によってモノも、ヒトも、コトも、誰かに分かってもらうためにふさわしい形になる。
○○ってこうだよね、とか。それはこういう仕組みだ、とか。Aの後にBがくるとか。「予めそうだ、と決まっている」ことと「決められている」ということは、私たちにとって非常にプラスなのである。
その一番の理由は、分かっているものは怖くないからだ。未知でないものに対して人は自然に付き合えるし、不安に苛まれたりもしない。疑心暗鬼になっておかしくなったりもしない。
だから定義されていることは精神衛生上よくて、それがゆえにいろんな物事がうまく運ぶのである。
それに、定義をするということは、それへの理解力を高めるということに繋がっていく。分からないものを分からないままでいては埒が明かない。だから誰かが定義する。その人は理解力が高まる。そうして定義を見て、また多くの人が定義を中心にその物事を知っていくことができるのだ。
だからやっぱり、定義の力はすごい。それは無駄になることがないくらいに、いつでも必須だ。なければもったいないくらいに。
もし、自分の周りにまだ定義されていないものが存在してしまうのなら、ぜひそれを自分なりでいいから、定義してみようとすることを、すごくすごく、おすすめする。
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