【あなたのお子様に最適なのはイギリス式??】マレーシアへ教育移住をする前に知っておくべき基礎知識まとめ
こんにちは!KLで8年在住。
塾を経営しています川島です。
今回は、わたしも疑問に思っていたマレーシアの教育移住する前に、知っておくべき基礎知識を、現地校に通っていた元塾生や塾生のお母様方の生の声を聴いて、まとめましたので共有します。
お子さまのマレーシア留学を検討しているお父様、お母様へ、
マレーシアのインターナショナルスクールへ留学を考える際、多くの日本の学生やその家族が直面する重要な決断の一つが、どの教育カリキュラムを選ぶかということです。
異なるカリキュラムにはそれぞれ独自の特徴や長所がありますが、お子様の将来を築くうえで最も適した選択をするためには、よくリサーチする必要があります。
イギリス式、カナダ式、オーストラリア式、アメリカ式、IB、そして高等教育でのファウンデーション。
これらのカリキュラムは、それぞれ異なるアプローチや学習スタイルを提供しています。
例えば、イギリス式の教育は重点を置いた専門性と理論的な学習に焦点を当てていて、カナダ式やオーストラリア式は総合的なアプローチや実践的な経験を重視しています。
アメリカ式の教育は柔軟性が高く、多様な選択肢を提供します。
一方で、IBプログラムは国際的な視野を拡げ、批判的思考や社会貢献に重点を置いています。
そして、ファウンデーションは大学入学前の準備段階であり、異なる大学やコースに適したプログラムがあります。
どのカリキュラムを選んでも、将来の成功につながる重要なステップとなります。
しかし、自分自身や将来の目標に合った最適な選択をするためには、それぞれのカリキュラムについての詳細な情報や比較が必要です。
すべてのカリキュラムを十分に理解することで、将来の目標にふさわしい適切な選択が可能になります。
ぜひご覧ください。
※構成は、まず各国の教育制度(例:イギリス式)の説明から始め、次に図や表などを使ってそれぞれの教育制度に含まれるカリキュラムと主なテストについて様々な信頼性のあるサイトや記事と受講者の知識をもとに詳しく解説しています。
イギリス式
まず初めに、イギリス式カリキュラムについて話していきます。
イギリス式はマレーシアで最も一般的な国際学校のカリキュラムであり、塾や書店での教材などが豊富に揃っています。
イギリスの教育制度では、一般的に9月に新学期が始まり、7月に終了します。
イギリス式での成績の採点方法はAスター、A、B、C、D、E、Uの7段階です。生徒たちはこの期間を通じて幅広い学習や成長の機会を得ます。
初等教育から高等教育に至るまで、さまざまな段階で学生たちはスキルや知識を磨きます。
IGCSE/O-levels
IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)またはO-Levelsは、イギリスの国際的なセカンダリー(中等教育)のカリキュラムであり、通常は14歳から16歳の生徒を対象としています。
このカリキュラムは、高度な教育を提供すると同時に、お子様が将来必要なスキルや知識を身につけることを可能にします。
中等教育の最終学年にあたる11年生の終わりに、IGCSEの試験を受験し、合格することで中等教育の卒業資格を取得することができます。
IGCSEカリキュラムの期間は通常2年間で、10年生から70教科以上の中から最低5教科を勉強します。
卒業成績は100%IGCSE試験ベースです。
さらに、IGCSE卒業資格はA-levelsや他の高等教育制度(IBやCIMPなど)に進むために必要な資格でもあります。
進学したい高等教育(A-levelsやAUSMATその他)の学校によって入学に必要な成績が変わってきます。
例えば、ある学校ではCグレードを最低5つないと入学出来ません。
主な2つの試験委員会は、EdexcelとCIE(Cambridge International Education)です。
両者のIGCSEは、提供される教科はほぼ同じですが、内容の難易度にはわずかな違いがあります。
一般的に、CIEのIGCSEはEdexcelのIGCSEよりもやや難しい内容となっています。
CIEのIGCSE試験は5月/6月と10月/11月に実施され、EdexcelのIGCSE試験は1月と5月/6月に行われます。
A-Levels
A-levels(GCE Advanced Level)は、イギリスや他の国々で提供されるファーザーエジュケーション(高等教育)のカリキュラムで、通常は16歳から18歳の生徒が受講します。
A-levelsの期間は通常2年間ですが、一部の学校ではそれ以下で受講することも可能です。
生徒は80種類以上ある教科の中から、最低3教科を選択しなければなりません。
教科の内容は、IGCSEカリキュラムの内容よりも高度であり、日本の大学レベルの内容も含まれます。
生徒はIGCSEカリキュラムのように、最終学年のYear 13でA-Levels試験を受けなければいけません。
A-Levelsは教科によって課題評価があるものの、卒業成績はほぼ100%A-Levels試験ベースですので、試験を好むお子様に適しています。
A-levelsはIGCSEのようにそれぞれの大学が入学に必要な成績を提示しており、その成績をA-Levels試験で取得しないと大学に入学することが出来ません。
A-LevelsもCIEとEdexcelの2つの試験委員会から提供されています。
CIEの場合、試験は2回に分けて行われ、ファーザーエジュケーションの12年生の終わりにA1、最終学年の13年生の終わりにA2が行われます。内容はそれぞれ1年目と2年目に分かれており、勉強する範囲が少なくなる利点があります。
一方、Edexcelは全てを最終学年の13年生で行いますが、その代わり比較的やや簡単な内容となっています。
CIEのA-levelsの試験は5月/6月と10月/11月に実施され、EdexcelのA-levels試験は1月と5月/6月に行われます。
A-levelsは、学生が世界中の大学やその他の高等教育機関への進学のための準備をするための重要な段階であり、将来のキャリアにおける成功に向けた基盤を築く役割を果たします。
マレーシアのイギリス式インターナショナルスクール
ここで、マレーシアにあるインターナショナルスクールを一つ紹介します。
アジアパシフィック・インターナショナルスクール
アジアパシフィック・インターナショナルスクール(Asia Pacific International School)(通称APIS)は、IGCSEとSPM(マレーシア教育修了証明試験)ディプロマ取得を目指して、イギリス式カリキュラムに沿って授業が行われているインターナショナルスクールです。詳しくはこちらを。。。
イギリス式カリキュラムを理解することは重要ですが、それだけがお子さんに最適な選択とは限りません。
マレーシアではイギリス式以外にも多くのカリキュラムが提供されていて、それぞれ異なるアプローチや学習スタイルを提供しています。
カナダ式やオーストラリア式は総合的なアプローチや実践的な経験を重視し、アメリカ式は柔軟性が高く多様な選択肢を提供します。
IBプログラムは国際的な視野を拡げ、客観的思考や社会貢献に重点を置きます。
ファウンデーションは大学入学前の準備段階であり、異なる大学やコースに適したプログラムがあります。
お子さんにピッタリ合った理想のカリキュラムを見つけるために、さまざまな選択肢を検討することが重要です。
ここからは、マレーシアで受講できる他のカリキュラムについてもご紹介します。
もしかしたら、お子さんにピッタリ合った理想のカリキュラムを見つけることができるかもしれません。
ぜひ、ご一読ください。
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