見出し画像

KLで塾をやっている塾長が選ぶ2024年最新のオススメインターナショナルスクール(その弐)

こんにちは!KLで8年塾を経営しています川島です。

今回、日本からインターン生が来てくれたので、オススメ2校の取材に行ってきてもらいました。そのときのインタビューの内容をレビューします。

もう1校は、英語が苦手なお子様にオススメのこちらの学校!


アジアパシフィック・インターナショナルスクール(Asia Pacific International School)(通称APIS)は、IGCSEとSPM(マレーシア教育修了証明試験)ディプロマ取得を目指して、イギリス式カリキュラムに沿って授業が行われています。

プライマリー(小学校)からセカンダリー(中高)にわたり、すべての学年でケンブリッジ式のカリキュラムを採用しています。

また校舎は、現地の生徒が通う私立校Asia Pacific School Smart(通称APSS)と併設されており、広々としたキャンパスを構えています。

マレーシアの詳しいインターナショナル・スクールのカリキュラムついて興味のある方は、こちらもご一読ください。

【沿革】

APISは、マレーシア大手の教育機関グループであるAPIITによって運営されるインターナショナルスクールで、2012年9月にスバンに開校しました。

運営元のAPIITは教育基盤のしっかりした運営会社で、同インターナショナルスクールの他に、技術系大学、技術系専門学校、現地校、語学センターなどを長年運営してきた実績があります。

技術系に強い教育機関のため、ITを駆使した教育法を採用していることが特徴です。

【カリキュラム】

APISの教育の特徴は、クラブアクティビティにあります。アクティビティの多様性と時間帯の幅の選択肢の多さが魅力です。

クラブアクティビティは生徒にとって、異文化交流やコミュニケーションの格好の機会です。

特に留学生にとっては、慣れない環境で送る学校生活そのものに、大変なプレッシャーがかかります。

その中で、クラブアクティビティなどの「子供の居場所」が学校にある事は大変心強い事です。

活動を通して得た成功体験が、生徒自身の能力および自信を育むことに繋がります。

【日本人割合】

アジアパシフィックインターナショナルスクールの日本人学生の割合は、かなり低いです。2024年度の日本人入学生は7人だったそうです。(2024/03/08取材時点)

一般に、日本人割合の低い学校の方が「英語学習に集中できる」というメリットがあります。

そのために「勉強に集中したい」また「現地では日本語コミュニティを作りたくない」という希望のある方にとって最適の環境だと言えるでしょう。

【活動内容について】

「活動を自分で選択する授業」が時間割の中にあり、year毎に選べる内容や時間帯が異なります。

内容は、空手やテコンドーなどのスポーツを始め、ボードゲームや音楽クラブなどの芸術クラブまで、多岐にわたります。(放課後のアクティビティはoptional(別途料金)です。)

【施設、設備】(新しさ、食堂、放課後の活動やクラブの内容)

校舎は2012年に建てられ、比較的綺麗な校舎です。

アジアパシフィックインターの入り口


制服

ホール

広々としたホールで、天井も高く収容人数も多い様子でした。

APISとAPSSの校舎の中間地点に図書館があります。どちらの学校の生徒も利用できるとのことです。

プライマリースクールの生徒さんへの読み聞かせもここで行うとのことです。

クラブアクティビティは通常のものとアディショナルのものがあり、学年によって時間帯が変わるそうです。

(休み時間の様子)先生も混じってみんなでバレーをしていました。親しみやすく笑顔が印象的な雰囲気でした。

取材日はたまたまコスプレ大会の日だったようで、ウォーリーの格好をした先生がバレーの指導にあたっていました。(なお画像に写っているグラウンドは天然芝だそうです。)

【その他施設】preschoolとお昼寝室の様子です。

廊下・中庭の様子です。

演劇のプレイルーム

食堂の様子です。


定食の写真 1食約352円です。(1RM=32円換算)

音楽の先生(Mr.Ramadee)の教室の様子です。ドラムやピアノ、ギターなどの楽器はもちろん、電子機器も揃っていました。


プール シャワーやロッカーも屋内に完備しています。

【教室の様子】 

生徒の顔が映り込むので撮影できませんでしたが、皆真剣に勉強やアクティビティに打ち込んでいる様子でした。

アジアパシフィックの教室は廊下が外に面していて開放的な雰囲気です。この日は雨だったため窓ガラスが結露していました。

【英語サポート】

英語が苦手な子のためのアディショナルの英語サポートとしてEAL(=English as an Additional Language)があります。EALは1-10歳を対象としたアディショナルの英語サポートクラスです。

EALを履修する生徒は、マレー語やマレー史などの授業コマに代替して、その授業時間内にEALを履修することになります。EALは5レベルあり、レベルによって料金や学習内容が変わります。

EAL履修生は座学に留まらない授業を通じて力を伸ばし、アカデミックに通用する英語力を培うことになります。英語力に不安のあるお子さんでも安心できるようなフォローアップだと感じました。

【学費】(2024-2025年度の総学費)(2024.03.12時点)

Year1 RM 23,700(約 758,400円)
Year2 RM 27,045 (約 865,440円)
Year3 RM 30,240(約 967,680円)
Year4 RM 33,105(約 1,059,365円)
Year5 RM 35,745(約 1,143840円)
Year6 RM 38,145(約 1,220,640円)
Year7 RM 40,560(約 1,297,920円)
Year8 RM 44,340(約 1,418,880円)
Year9 RM 47,580(約 1,522,560円)
Year10 RM 48,615(約 1,555,680円)
Year11 RM 50,655(約 1,620,960円)

【進路】

卒業生はどういう進路に進むのか?に関してですが、アジアパシフィックのファウンデーションコースか、他カリキュラムのAレベルに進学する人が多いとのことです。(学校事務を統括管理している方に問い合わせたところ、具体的な数字や割合に関しては「NO DATE 」(=把握していない)との回答でした。)

卒業後は、大学進学を希望し進路選択をする生徒が多数です。

【場所】

【まとめ】

アジアパシフィック・インターナショナルスクール(APIS)は日本人が少なく、クラブアクティビティなどのオーラルコミュニケーション学習に特に力を入れた学校です。

またITに精通し、技術に強い教育機関だと言えます。

お子さんを留学させる際は、英語教育を目的とする事はもちろん、お子さんの能力開発やコミュニケーションスキル育成といった「座学外学習を目的とした留学」にも適し、子どものやりたいことを叶える事のできる環境だと言えるでしょう。

※当塾にも数人が通っています。お子様がこの学校に通っているお母様に、学校様子を聞いたら、「日本人が少なくて、学食がおいしいですよー!」って教えてくれました。

英語が苦手なお子様にオススメのこちらの学校もチェック!


この記事をご一読いただき、Asia Pacific International Schooへの教育移住、母子留学を検討されている方は、お気軽にこちらまでご連絡ください。

  • WhatsApp:+60172263586(川島)

  • LINE ID:kawashin5022(川島)

Asia Pacific International School HP:https://www.apschools.edu.my/
インスタグラム:https://www.instagram.com/asiapacificschools/
Facebook :https://www.facebook.com/asiapacificschool


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?