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中高年になって

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中年を迎え、更年期で知ったこと、主に年齢による身体や心の変化、できるだけ楽しみたい気持ちも
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#更年期

6年経てば体型って変わるのね

 6年半ほど前に、そのスーツを着た。ごく自然に。当たり前に。着た。  だから今回もなんの警戒心もなく手に取ってスカートに足を入れる。ごく自然に。当たり前に。  でも上げながら腰回りあたりで「あれっ。なんかちょっとキツイかも」と思った。  確かに6年半ほど前から2キロほど太った。  でも2キロだ。若い頃は2キロくらいの増減で体型はそんなに変わらなかったんだもの。  なのにホックが届くし閉じるけど、苦しい。これで座ったらもっとキツくて苦しくなるのか。  長時間座っていて、パアアー

抗えなくなってきたから、今を楽しませて

 「おばみが強い」だって! 若い人たちは言葉を勝手に活用させたり作ったりして、時々それに感心してしまう。面白いなあ。  「おばさんぽい雰囲気が強く出る」って意味なのよね。  今回は「言葉」についてではないのだけど。  ファッションについて検索するようなことがあると、あるいは通販で買い物などしたら、何となく自分のページに、ファッションについてのネット記事がちょくちょく載る期間がある。  その中に「若く見える」とか「こうするとおばさんぽい」とか「40~50代のファッション」

「休む」タイミングと期間がわからなくなる

 1月が終わってしまう。  先週からメニエールがやってきていた。  いったいいつ休めばよかったのかと振り返っている。「このタイミング!」で休む時っていつなの。  昨年11月に新たに行った婦人科で、まあまあ合うんじゃないかと思う漢方薬と出会えた。それまでの倦怠感とか不眠とかがすこぶる良くなった。身体の調子が良くなると、心も調子良くなってくるもので、何でもできそうだわ私。てな気分にもなるものだ。  目標とかがんばるとか無縁な私も、2023年はあんなことやこんなことをしたいなあ~

いい歳だから楽しみたい

 少し白髪が出てきた5歳くらい年下の友人と話していると、気になってしまう。  10年ほど前。  私は白髪が目立たなかった当時だ。  びんの辺りや、表面の髪の毛めくるとそれなりにあった。でも耳にかけずに髪の毛をすとんとおろしていると、ほとんど目立たない。  「かせみちゃんは白髪どうする? そのままにしている人は重ねる年齢を受けいれてるんだって」と言う。  とっさに首をブンブン横に振ってしまった。「私は目立ってきたら、しばらくは染めて隠してたい」。  私は自然に年齢を重ねるこ

元気な日と倦怠感の強い日を繰り返しながら少しずつ元気に

 最近では某CMで使われている「アルプスの少女ハイジ」だけど、あのアニメって若い人、ご存知なのかしら。    そう思って調べ始めたら何だかグッタリしてしまった。ああ。そりゃあ色々とあるわよね。  わかった上で伸び伸びと書きましょうね。  子供の頃に放送されていたので、その日の宿題も遊びも終えて、晩御飯を作る母を横にのんびり観たものだ。  子供だったし単純に、ハイジが山に帰りたがっているんだなあとか、クララが元気になると良いなあとか、ロッテンマイヤー先生怖いなあとか思ってい

疲れちゃうお年頃の私に、元気の色~【ひと色展】への参加~

 流行りの物と関係なくファッションについて考えるのは好きだし、自分を狭めるような考えはできるだけ持たないようにしていた。  けど。  年々、何色を着たいのかわからなくなる。  40代半ば頃から。好みが迷走を始めた。  シックな色やシブい色は私の顔映りがどうも冴えない。それに最近は大人っぽさを超えてくる。華やかな色は年甲斐もないのだろうか。どんな服を着ようかな。  迷う気持ちを「これで良い」と言い聞かせる。  50歳になった昨年。  髪の毛に、生まれて初めてマニキュア以外の色

「よく頑張ってきた」かどうかは、自分だとなかなか気付けなくて

 息子が大学生になり、一人暮らしを始め、帰省する度、そして一人暮らしに戻る度、少々戸惑う。生活リズムや自分の気持ちの向け方。いつも順応していくけれど、その変化には毎度、気持ちが揺れやすくなる。私自身についても五十肩はひどかったし、更年期症状は繰り返しあれもこれもやってくるしで、今の心境を母にじっくり話してみた。  更年期って、PMS(月経前症候群)がしょっちゅう来る感じ。いつ終わるかもわからないし、ありとあらゆる方法で攻めてこられる。身体の症状も辛いけど、精神的なものも負担

ミントを求めるのは

 ピスタチオアイスと騒いでいるけど、そもそもアイスクリームが大好きで某店舗でバイトしたことあるほどなので、他のアイスも好き。  アイスって太っちゃうから! と我慢していた日々も過ぎ、年々胃が弱ってきて、たくさん食べれない。  最近は、ファミリーパックだと一つ一つがちっちゃかったりして、私には丁度良い。息子は足りなくて2本3本と手を出しているけれど。  いやあ。今、チョコミントアイスを食べちゃって。美味しかったあ~って満足している幸せな気持ちと、ちょっと最近痩せにくくなったか

年とともに良くなっていくものなのか、少しずつ悪化していくものなのか

 皆さんのクシャミはどんな風でしょうか。私は「イシ!」「ビシ!」って噛みしめるようにしてしまう。大きな口を開けたらクシャミの拍子に喉が痛くなるのがイヤだからだ。  という話を以前も書いたことがある。  今の季節、私は一年の中でアレルギー全盛期。  春の杉花粉は、ニュースでも取り上げられるほどだけど、秋のアレルギーに苦しむ人も少なくないみたいだ。  一度、病院で調べたことはあるのに、もう15年くらい前の話で「やっぱりあるわ」と思っただけで何のアレルギーだったか忘れてしまった

元気になって、やってみたかったのは~まずは「体調」を振り返り~

 ちょこちょこ元気な日が出てきているのだけど、加減を忘れてしまった。  元気ってこんな感じだったっけ。このくらい元気だともう何でもできるんじゃないだろうか。  更年期症状に悩まされ始めてから、3年近く。夜中の動悸と吐き気におそわれるようになったのが最初。無呼吸症候群の検査は異常なく。異常が見つかったのは夫の方だった。後に夫はシーパップなる器具を着けて寝ることになる。スコースコーとダースベーダ―みたいな音を立てているけど、それはそれは健やかによく眠るので安心だ。  私は、動悸

なにに不自由しているか、話せる間柄なら良いな~更年期症状~

 「この、更年期症状ってのはもうアレだな……つわりだな!」  違うよ、更年期とつわりは。わかってるよ。  でも連想するんだもん。  お笑い芸人、納言の薄幸のマネをしてみたら、夫が「ウチに納言がいるよ」と息子に話している。  「吐き気がして気持ち悪いって言いたいんだよー」と言うと、「そうかあ。しょうがないねえ」と夫は適当に相槌を打っている。  「……誰も産まれてきやしないのに!」とさらに愚痴をぶつけ嘆くと、「更年期症状やり過ごしたら、なにか生まれるんじゃないの?」と言

更年期で身も心も、そして声帯までも

 もう2年が過ぎるだろうか。  ヴォーカルレッスンを始めて。  2年も通っていたらどうでしょう。上手くなったと思いますか?  安心してください。  全然上達しませんよ。  そりゃ月に一回だから、よほど努力しないと上達もしないだろう。しかも私、基礎がない。土台がない! まったくの未経験なのだ。突然始めた。潜在能力も当然ない。   「先生、うまくなる気がしないです。もうおばあちゃんになるまで通うかも!」 と言ったけど、先生は「大歓迎です」とニッコリ笑ってくれた。いやあ、来

皆さんの体調のことや身体についてのことも読みたい

 ルミさんのnoteを読んでいると、「こういったことを考えている」タイミングが似ている。多分、年齢の近さによるものかもしれない。私が載せた内容について「それ書きたかった」と彼女が言及していた時もあったし、彼女が載せる内容に関して言えば、「ああそれ!」と私の側から思う時もわりと度々あるのを今、コッソリ明かしてみる。多いので、一つ一つ挙げられないくらい。ただ似たようなことを考え、載せているけれど、降りたつ場所はほんのちょっぴり違う。  近くをパタパタ飛んでいて、「あの辺に行きたい

年を重ねていくことって面白い!

 もしかして、体に色々支障きたしてくることって、マイナスに捉えられているのではないだろうかと、ふと思いまして。  人それぞれだから、あまり多くの共感は得られないかもしれないし、そんな「良くないところ」をアピールされてもと思われているのかもしれない。色々と考えられるけど、年重ねていくことって、意外と楽しいです!……とマイクでも持って鉢巻しめて、のぼり持っている人たちを従えて、ワゴンの上から皆さんに向かって熱く訴えたい。  もちろん人によるだろう。深刻な病気だと笑えないし、軽く