元気になって、やってみたかったのは~まずは「体調」を振り返り~
ちょこちょこ元気な日が出てきているのだけど、加減を忘れてしまった。
元気ってこんな感じだったっけ。このくらい元気だともう何でもできるんじゃないだろうか。
更年期症状に悩まされ始めてから、3年近く。夜中の動悸と吐き気におそわれるようになったのが最初。無呼吸症候群の検査は異常なく。異常が見つかったのは夫の方だった。後に夫はシーパップなる器具を着けて寝ることになる。スコースコーとダースベーダ―みたいな音を立てているけど、それはそれは健やかによく眠るので安心だ。
私は、動悸と吐き気に加えて膝の痛みやギックリ腰も頻発。
その後、イライラに悩まされた。精神的な忍耐力がなくやたらに感情がかき乱される。私、こんな性格じゃなかったはずなのに。イライラが嫌で、婦人科を訪ねた。
ちょうどその頃がnote始めた頃。2018年の9月。
初めての強い倦怠感におそわれたのもそのちょっと前くらいで、座っているのがやっとだったから、座ってできるゲームや文章がはかどる。
つまりnoteを始めた頃から、私は「更年期症状で苦しむばかりの人」だ。
それから昨年。背中のおできを切開、帯状疱疹、子宮内膜増殖症と診断され、軽い手術で子宮体ガンの前段階にいると言われて、病院で痛い目に遭った年だった。
今年は何よりも倦怠感。
それはもう泥のように眠る、どころじゃない。泥を飲んで、泥を背負い、そして泥の中に埋まりに行くような、五臓六腑までもが重たい感覚。寝込んでしまって、平常に行う家事もギリギリ。起き上がるのもやっとな日々も多く、座ってできるnoteは、ますますはかどる。
少しずつ元気になり始めたのが10月頃。
低空飛行がちょっと中空に上がるだけだったのが、上空飛行の日も出てきたのだ。
ところがその頃に、首寝違いからの、膝痛。ギックリ腰。背中激痛。次々と痛みばかりに襲われてしまったけど、それでもエネルギーはようやく出てきた。
ただ元気は連続で3日と続かない。
少しずつよね。と思っていたら、11月入って半ば。
激しい頭痛とそこからくる吐き気。
横になるばかりの時間。
つわりの日々を思い出す。
つわりの頃は「こんなゆっくりできることないんだから」と、横になるしかない自分を励ましたけど、あったよ。更年期に。
字を一度にたくさん書けない。目がすぐ痛くなってくる。頭痛辛い!!
noteもたくさん読めない。少し読んで、コメント書いて、また休む。思いをめぐらせながらゆっくり後で読もうと思うものが、そのままになってしまう。
ちょっと前から、50肩らしく、力入れた時に上腕を中心に激痛が走るのだけど、それと関連しているのだろうか。
最初は左側だけだったのに段々右側もだ。
勘弁してくれ。
痛い所だらけだ。
あちこち痛い。
起きたらもう痛い。
首やら膝やら腰やら肩やら腕やら「いたたた」って思いながら起きる。
25年くらい付き合い続けているメニエールも、ちょこちょこやってくるし、全然油断できない。
だけど、元気な日にストレッチなどもできるようになってきて「もう何でもできる気がする!」と思った時。
何を考えたのかと言えば、最初は、「久しぶりに手の込んだ料理を作りたい」「お菓子を作りたい」だった。
noteで料理を作っている皆さんを見ていて、大雑把で合理的な私には他人事になってしまう。見るのは美味しそうだけど、とにかくそんなエネルギーがまったくない。
でも昔は好きだった。
何かを創り出すって、本来楽しい作業のはず。
元気な時間を見計らって作ったのがこれ。ブルーベリーとクリームチーズのカップケーキ。
その後バナナケーキ。粗めにほぐしてと書いてあったけど、本当に粗くなっちゃった。
お菓子作りなんて、何年ぶりだろう。以前よりずいぶん雑な仕事っぷりだったけど。
昔やっていた手芸も少しやりたいと思って妄想を始めている。
勉強も。
元気な日はテキストを開けてノートを取る。
期限は来年いっぱいまであった。良かった。
やっぱり何かに生かせたらと思う。
でも! 少しずつだ。
焦るな。
焦るなよ、私。
長く続けてちゃんと自分のモノにしたい私は、「諦めるかも」と思った時期を超えて、とにかく今は「焦るな」を言い聞かせて少しずつ進めている。
そんな今年だった。
そして母の「50代、60代は、それなりに色々あるけど、わりと元気で楽しいよ!」って言葉を信じている。
来年50歳。
今年もあと一か月。
歴史に残る一年となったのは間違いない。年明ける前に、体調のこと以外について、またゆっくり振り返りたい。
読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。