ゆずき

時々遠くへ出ていた一般的な会社員。 兼業主婦と名乗れるスキルと実績は未解放。 夫、子、…

ゆずき

時々遠くへ出ていた一般的な会社員。 兼業主婦と名乗れるスキルと実績は未解放。 夫、子、猫と暮らす日々。

最近の記事

時々遠くへ

思い立ったたら吉日とは言ったもので 思うがまま会社員ながら年に3回くらいは旅行へ出かけていた。 なんとなくの思い出で、印象に残っていた旅について振り返ろうと思う。 旅の区切りはエストニア20代から30代のうちに絶対に行くと決めた国。 それがエストニアだった。 美しい街並み、中世ヨーロッパの面影を残す国、そこは多分エストニア以外にもたくさんある。 でも何故か、私にとって憧れの地はエストニア以外なかった。 そして念願叶った2016年の年末。 ついにバルト三国へ私は行けた。

    • ゴールドシチーを追いかけた話

      ウマ娘によって、競走馬を知る機会が増えたと思う。 せっかくなのでそれに便乗し、私が愛してやまないゴールドシチーの話をしようとおもう。 ゴールドシチーとは 1984年生まれで86~89年頃まで活躍した関西のG1馬だ。 見た目がともかく美しい馬で、四白流星尾花栗毛といえば彼というくらいの派手さ。 尾花栗毛とは栗毛色の馬体にタテガミと尾が金色で 四白流星は四足の足先が全て白く、顔に白い線(流星)がある。 父はヴァイスリーガル、母イタリアンシチー。 著名なサンデーサイレンスの産駒が

      • 保護猫カフェで猫の里親になった話

        我が家には一匹、白黒ぶち模様のかわいい猫がいる。先代のエイズキャリア猫を亡くした後に引き取った女の子だ。 保護猫カフェを選んだ理由今うちにいる子も、先代のいなちゃん(エイズキャリア♀没4歳)も同じ系列店の保護猫カフェで引き取った。 保護猫カフェを利用した点として以下の点があげられる。 ■リラックスしている猫と何度も会える ■お世話をしている店員さんが性格を把握しているので詳細に聞くことができる ■家の訪問や極端な制約がないこと これが要因だった。 保護猫を引き取る

        • 無痛分娩で、副作用が出た話

          2019年8月19日に私は、娘を出産しました。 前々から希望していた通り、無痛分娩での出産です。 よくある計画無痛分娩ではなく、自然に陣痛が来るのを待ち、出産する時に麻酔を使って産むというものです。 24時間無痛分娩を出来る都内の産院だからこそ選べたものだと思います。 私は出産時に無痛分娩を選択しており、費用は約20万でした。麻酔分娩の講習を受けていたため5万円安くなり、講習を受けないと25万です。 そしてタイトル通り、無痛分娩の副作用が出ました。 ただ結論として私は五

        時々遠くへ

          エイズキャリアの猫との暮らし

          エイズキャリアだったいなちゃん(享年4歳)との暮らしについて 少しふりかえってみようと思う。 私といなちゃんは、毎朝7時40分くらいに起きて 仕事に出かけるまでの間にブラッシング、朝ごはん、抱っこをしてた。 ともかく甘えん坊なので、着替えてる時だろうが、化粧をしてる時だろうが構わず、足元にまとわりついてきてた。 そして私が出勤する時間になると、キャットタワーに乗って窓の外を眺めているか、日向で寝転がっていた。 そして毎朝目薬をして、鼻水を拭いてから出勤。 帰ってきたら猫の

          エイズキャリアの猫との暮らし

          私とこなぎちゃんのこと

          こなぎちゃんとの暮らし コザクラインコのこなぎちゃんとは、12年一緒に暮らしている。 2008年頃に、先代のセキセイインコを亡くしてからの付き合いだ。 ゆとりを地でいく性格で、飛ぶことを極力避けており、基本的に徒歩を好む。 ジャンプもしないし、高い場所へ行くときは私を呼ぶ。 ゲージも変えるたびに広くしているけれど、高くなりハシゴを用意しないと下に行けないので泣きわめく。 何度、飛ぼうよと言ったことか…… 当然、そんな性格なので筋力は衰え、飛ぶ力は当然もう持っていない。 それ

          私とこなぎちゃんのこと

          動物の話・簡単な見分け方

          人生においてあんまり役立たないけれど、 知ってるとちょっと楽しいかもしれない……動物の話。 素人が知ってる程度のしょうもない話なので 話半分に見てもらえれば。 ・ヤギとヒツジの違い 群馬サファリパークの飼育員さんから聞いた話。 ヒゲがある方がヤギ、無いのがヒツジ、とのこと。 もちろんバーバリーシープだとか、シロイワヤギだとか 野生の色んな種類を網羅したら色々違うのかもしれないけど そんな感じらしいです。 ・インコとオウムの違い とさかがあるのがオウム。 だからオカメ

          動物の話・簡単な見分け方

          旅行記モンゴルへ 5・これが行軍

          お昼休憩を終え、私たちは再び馬に跨り大きな岩がある所を目ざした。 そこは観光地の場所で、たしか石碑みたいなものがある。 土の山みたいなもので、目印の役目なんだとか。 私たち以外にも観光客が珍しくいて、色んな外国人が来ていた。もちろん彼らはツアー客らしくバスや車で来ており、しかも大勢いた。当たり前である。私も想像では、こんなツアーになる予定だった。 だが私たちといえば乗り物は馬、人数は2人。しかも格好は遊牧民の伝統服。 目立たないわけがなかった。 同じ観光客だと言うのに、まる

          旅行記モンゴルへ 5・これが行軍

          私といなりちゃん(エイズキャリアの猫)の話

          うちで飼っている猫のいなちゃん(いなり 享年4歳)は、エイズキャリアだ。 保護猫カフェでもらってきた、半長毛のキジ白で身体は小さく、華奢な子だった。 昨年2019年から一緒に暮らしはじめ、今年2020年2月にエイズを発症。 闘病生活はほとんどなく、発症後すぐに……遠くへ行ってしまった。 たった一年しか一緒にいられなかったけれど、とんでもなく可愛く、優しい甘えん坊で愛くるしかった彼女のことを、忘れないように書きたいと思う。 いなちゃんについて彼女は、エイズキャリア専門の保護猫

          私といなりちゃん(エイズキャリアの猫)の話

          副業はいらないの

          SNSで仲良くなった途端、副業を勧められる。 幸せになったからあなたにもおすそ分けを、と。 私はやりたい仕事をして、やりたいように旅に出かけて、今は穏やかに暮らしている。 行きたい所は既に行っているし、子連れで行くのはもっと先の話だ。 SNSで収入について悩んだり愚痴ったりしたことは無いと思う。 何より文章でそういうのを残したくない。 副業を勧める人は 今の収入だけでは将来がー、とか。 子供のために収入をー、とか。 それらしい言葉で勧めてきてくれるけど、正直なところ余計

          副業はいらないの

          子育てのこと ・愚痴れない悩み

          私には1人娘がいる。 兄弟や姉妹は作らないと決めて、産んだ子だ。 生涯、この子以外の親になることは無いだろうし もしもなると言うのであれば、それはペットの飼い主という事に他ならない。 娘はまだまだ理性を持たず、動くこともままならない。 胎内にいた時間の方が長く、この世界にようやく馴染み始めた生後半年だ。 幸いなことに大きな問題は何一つなく、夜泣きもあまりせず 適度に泣き、たくさん笑い、離乳食もよく食べる育てやすい子だ。 生後2ヶ月前後くらいからは夜23時くらいから朝10時

          子育てのこと ・愚痴れない悩み

          旅行記モンゴルへ 4・睡眠不足と鹿毛の馬

          朝食後、いよいよ私たちは馬に乗るべく待ち合わせ場所へむかった。 レストランの裏地にある広場だ。 すでにそこには四頭の馬がいて、鹿毛、雄花栗毛、栗毛、黒鹿毛だった。 私が鹿毛、友達が黒鹿毛、現地ガイドが栗毛、遊牧民の案内人が雄花栗毛に乗った。 その際に友達はモンゴルの伝統的な衣装を着せてもらっていて、ちょっとうらやましかった。※翌日に私も着れた。乗りにくかった。 普段であればもう少し観光客が多いらしいけど、何せ二人だけのツアー。 手厚い補助やサービス……と言えば聞こえはいい

          旅行記モンゴルへ 4・睡眠不足と鹿毛の馬

          旅行記モンゴルへ 3・開いてないレストラン

          薪ストーブを復活させた事により、なんとか眠りにつけたのも束の間。 時計は容赦なく時間を知らせに来る。 朝だ。 友達を起こして、着替えた後に最も大きなゲルへ向かう。 レストランで、朝食を出してくれるはずだった。 そう、残念なことに開いてなかった。 早すぎた訳でもないし、むしろ予定の時刻より少し遅れてた。 後にわかったことだけど、この時期にキャンプ場へ泊まり 乗馬体験をしようなんて観光客はマレだったよう。 そのためがキャンプ場の人も島時間というか、少しのんびりした感覚だった

          旅行記モンゴルへ 3・開いてないレストラン

          旅行記モンゴルへ 2・なにか燃やせ

          キャンプ場に到着し、私たちはゲルへ案内された。 既に時刻は23時を過ぎていて、夕食に渡されたのは極めて薄味のしっかりした歯ごたえのあるハンバーガーだった。 あまりにも歯ごたえがありすぎて、素材の味を感じる前に私と友達は挫折してしまったけれど。 ゲルの中は華やかな装いで、アジア圏特有のデザインだった。 骨組みや家具は朱色やオレンジ色で花の模様が描かれていた。 そしてその真ん中に大きな薪ストーブが1つ。 キャンプ場の従業員のお姉さんが、たくさん薪を持ってきて 手早く火をつけてく

          旅行記モンゴルへ 2・なにか燃やせ

          旅行記モンゴルへ 1・ツアーだったはず…

          2015年5月のGW。 私は高校時代の友人とモンゴルへ行くため、 ツアーの受付をしに成田空港のカウンターに向かった。 大手旅行会社のツアーで申し込んでいるからには たくさんの旅行客がいるんだと思っていた。 ところか今回、モンゴルのツアーに申し込んだのは2人。 つまり私と友人だけで、カウンターに行くなり 「ゆずきさんですね」となった。 この時点でちょっと身構えたものの、あまり気にしなかった。 そしていざモンゴルへ。 日本は春の陽気……とは違い、着いた途端にわかる肌寒さ。 ス

          旅行記モンゴルへ 1・ツアーだったはず…

          私の話・取り敢えず自己紹介

          私は、いわゆるどこにでも居る会社員で 兼業主婦と名乗れるほどスキルと実績はないし しょうもないものにお金を出してしまう、普通の人だ。 趣味は旅とゲーム、服、動物、競馬、後は万年筆のインクやら機織やら。 多分そこそこ薄ーく色んなものに手を出しはいるけれど ちゃんと好きだと言えるのは、旅とゲーム、服、動物だと思う。 旅は好きだし、動物も好き。 でも私以上に好きな人はごまんといる。 ただ旅好き、動物好きの中に末席をつらなるものとして にわかと称されない程度にはいたいと願う。 こ

          私の話・取り敢えず自己紹介