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リアル脱出ゲームに至る道

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リアル脱出ゲームを最初に思いついた人のそこに至るまでの人生や道のりです
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#自分

「これは君が主人公になれるゲームなんだぜ!」 - リアル脱出ゲームに至る道

「これは君が主人公になれるゲームなんだぜ!」 - リアル脱出ゲームに至る道

1974年9月14 日。
リアル脱出ゲームが生まれる33年前に僕は生まれた。

生まれは岐阜市。小学5年生まで岐阜に住んでいた。
覚えている一番最初の記憶は保育園の入園式。
飛行機のマークの靴箱に靴を入れているところ。
自分のマークが飛行機だったのでうれしかった。
目立ちたがり屋で、周りの空気を読めなくて、やたら大きな声でしゃべってた。
それが保育園時代の僕だった。
今もそんなに変わってないかもし

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暗黒のニート時代 - リアル脱出ゲームに至る道

暗黒のニート時代 - リアル脱出ゲームに至る道

前回書き忘れたのだけど、会社を辞めた理由はフィッシュマンズのボーカルの佐藤伸治が死んだことも大きな理由だった。
学生の頃から狂ったようにフィッシュマンズを聴いていて、ライブが関西であれば必ず足を運んだ。
ライブでの一体感はすさまじかった。狂ったように身体を揺らしながら音が入ってくるのを感じていた。
すべての音に意味があって、どうしてもそこになくてはならない音楽だった。
会社を辞めようかどうか迷って

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もう自分でなにか始めるしかないんじゃないかと思い始めた30歳 - リアル脱出ゲームに至る道

もう自分でなにか始めるしかないんじゃないかと思い始めた30歳 - リアル脱出ゲームに至る道

2001年。28歳ニート生活の中で未来が見えず、どこにもたどり着こうともしないまま怠惰な日々を送っていた僕は、毎晩書いているブログがそれなりにリアクションがあったので、「文章を書くことを仕事にしよう!」と短絡的に思いついた。

この頃の気持ちとしてはミュージシャンとして生きていく未来を望んでいた気持ちはもちろんあったんだけど、もう社会人として生きていく自分は諦めていたので、とにかく「何かを作りなが

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