土屋由希子【湯河原町議会議員】

2期連続ダントツトップ当選。古い体質の議会の中で忖度なしにハッキリものを言う為、煙たが…

土屋由希子【湯河原町議会議員】

2期連続ダントツトップ当選。古い体質の議会の中で忖度なしにハッキリものを言う為、煙たがられ、たった6ヶ月で懲罰になるも裁判で戦い汚名返上【クラファン🔥 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000080

最近の記事

2023年湯河原町へのラブレター

2023年を振り返って、なんといっても町長選に出馬した事が私土屋の一大ニュースでした。 町長選では4570票をいただいたので、その中から自分で投じた1票を抜かすと私以外に私へ投票した方は4569名いらっしゃったという事。 私はこれをとても誇りに思います。 私を信頼し、私を選んでくださった方々に改めて心より感謝をいたします。 そして、私を選ばなかった方々にも、白票や投票に行かなかった事を含めて、それぞれの皆様の選択を尊重いたします。 これは私の持論ですが、過去の自分の選

    • 『正義は勝たない』

      ※写真は高裁判決で逆転敗訴になった時、東京高裁から横浜の記者会見場に向かう電車の中で、弁護士の先生方が判決文や今までの資料や判例集などを見返しているところを撮ったものです。 正義は勝つのだろうか。 正義とはなんだろうか。 町長選で負けた。高裁判決でも負けた。 今まで自分の信じてきたものが叶わなかった事をここ数ヶ月で2度も経験した。 悔しいとか悲しいとか、そうゆう感情は強く出てこなかった。それよりも世の中の真理とか、漠然とした摂理とか、なんかそうゆう感じのものを身体でジワ

      • 沈みゆく舟、湯河原町号

        あるネット配信番組で、地方の若手首長の対談を見た。やり手の若い市長は次のように述べた。 「この街は沈みゆく舟。私の役割は、いずれ沈む事が分かっている舟の沈む速度を少しでも遅くして、どうにか次の世代へとバトンタッチする事だ」 人口減少と少子高齢化は日本全国どこの自治体でも抱える問題であるが、特に高齢化率の高い湯河原町は、舟の沈みゆくスピードは速い。 スピードが速ければ速いほど、巻き返す事ができる可能性は低い。何か天変地異でも起こらない限り、湯河原町の人口が増える事や子ども

        • 冨田陣営からみた土屋由希子

          落選から早2週間、選挙に落ちるというのは本当にすごい経験で、毎日毎日ぐるぐると色々なことを考えてしまうから思考は深まる一方だし、きっと魂レベルは100ぐらい上がっていると思う。 今回は表題「冨田陣営から見た土屋由希子」について考えてみた。 「突然やってきた新人類に湯河原町を侵略されてしまう」という感じだろうかと思う。今回の町長選の選挙公報への書かれ方がすごかった。 「混乱はいらない」という選挙公報らしからぬ表現がまず目に飛び込んでくる。 まるで土屋が町長になったら混乱す

        2023年湯河原町へのラブレター

          首長はその町の限界値である

          落選してから今日までずっと悩んでいた、悔やんでいた。 寝ても覚めても自分が落選した原因と、こうだったら勝てたのか?という分析を、考えたくなくても頭に浮かんでは消えて浮かんでは消えて、というのを繰り返していた。終わりのない思考の旅と、フラッシュバックにも近い思考の波に、起きていると辛いので、できるだけ眠る様にしていた。 そして、今日、ふと腑に落ちた。 私は今回、どうあっても勝てなかった。 真鶴の不正報道がなかったら、とか、もっと地上戦を仕掛けていれば、とか、議会で他議員とそつ

          首長はその町の限界値である

          町民ひとりひとりが湯河原町の未来を考える時です

          色々な方とお会いする中で、突然怒鳴られたりする事もあります。 「お前など町長選に出る資格はない!」と言われました。 その様な時は淡々と冷静に「何故ですか?」とお聞きします。すると、資格がないとする理由をまくしたてられました。 「では、どうすれば良いと思いますか?」と尋ねました。 「大人しくしてれば良いんだ!」と言われました。 「では、湯河原の未来はどうなりますか?」とお尋ねしました。「今のままで良いんですか?」この時に段々と熱くなりました。 すると「そんな事は関係な

          町民ひとりひとりが湯河原町の未来を考える時です

          「土屋は嫌いだ」と言われる方がまだマシだと思った話

          議員になって、湯河原町の政治の問題点は結局どこなのか、というのを深く深く考えて、出した結論が、何がなんでも町民に政治への関心を持ってもらう事である、というところだった。 ド正面から不正には斬り込んだし、税金の無駄遣いも、忖度なしに正面から直球で改善を求めた。 その態度が人には、血も涙もないと思われたかもしれないし、赤裸々に議会の中身や町政の裏事情(?)をお伝えする事が摩擦を生んだ事も確かだと思う。 だけど、それは湯河原町が良くなっていく為に必ず通らなければならない道筋で

          「土屋は嫌いだ」と言われる方がまだマシだと思った話

          私には、時間がない〜露木順一さんとのエピソード〜

          活動をガンガン始めています。有難い事に、駅に立ったり、町で人と会うと、色々な方からお声がけいただきます。 初めて会う女性の方が私を見つけて、手を握り締めながら「待ってたのよ、決断してくれてありがとう」と真剣な顔で言ってくれたのには並々ならぬ責任の重さを感じました。 今回の決断にはこの度二連ポスターを作成させていただいた、露木順一さんの存在が大きく関係しています。 露木さんには私が議員選挙に出た時から、 「議員では何もできない。早く首長になるべきだ」と言われ続けていました

          私には、時間がない〜露木順一さんとのエピソード〜

          器用な人と不器用な人〜ワハハ本舗、梅垣義明氏に教わった事〜

          先日、数年ぶりに再開した私の「人生の師」と言っても過言ではない、梅垣義明氏との事を書き留めたいと思います。 私は大学卒業後にすぐワハハ本舗で梅垣義明氏の演出助手になり、7年ほどその仕事をしていました。即ち、新社会人としての私を教育して下さったのは梅垣さんでした。 梅垣さんは、見た目の奇抜さや、ステージ上での振る舞いからは想像もつかないくらい「クソ」(失礼!)がつくほどの真面目な方でした。仕事への姿勢、酒の席での接待マナー、お客様へのリスペクトの気持ち等を、守られていた学生

          器用な人と不器用な人〜ワハハ本舗、梅垣義明氏に教わった事〜

          山際大臣の失言から学ぶ、湯河原町政の腐敗の原因

          参議院選挙真っ只中の7月3日、街頭演説で、山際大志郎経済再生担当大臣が次の様な発言をしたと報道された。 「野党の人から来る話は、政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいなら、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」 一党独裁政治ととれる、とんでもない発言だ、と野党からは批判の声、自民党内部からも厳重注意があったとも書かれていた。現在山際大臣は発言の撤回はしていないが、誤解を招いたと釈明している。 私はこの記事を見て、山際大臣の発言は「本音が出てしまったのだな」と思っ

          山際大臣の失言から学ぶ、湯河原町政の腐敗の原因

          「悪い奴を懲らしめたい」という呪縛から解放される為に

          2021年の締めくくりに、相応しいのか否かはわかりませんが、来年に持ち越したくないという気持ちがあり、今回はこのテーマでnoteを書いてみようと思います。 人それぞれに「許せない!」と思う基準があり、その沸点に触れた時に、他者に対して憤りを覚えるわけですが、その「許せない!」という自分の感情をどうにかする為の方法として、「許せない相手に痛い想いをさせる」という方法があります。 「バチが当たれば良い」とか、「捕まってしまえ!」とか、なんなら実際に「制裁だ!」とか言って殴っち

          「悪い奴を懲らしめたい」という呪縛から解放される為に

          町議会議員になって、たった6ヶ月で懲罰になった話②

          前の投稿①は→こちら 前回のあらすじ                華々しいデビューとは裏腹に、古い体質の議会には受け入れられなかった新人女性議員。しかし町民の重要な個人情報が漏洩している恐れがあるとあれば、議員として正さなければならない。 滞納者リスト議会共有、やめて!①とある人物からの悲痛な声これから私はあらゆる方法で滞納者リストの議会での共有をやめて貰おうと切磋琢磨して行くのだが、その前に、なぜここまでこの問題に対して力を入れたのかというところを説明しておかなければ

          町議会議員になって、たった6ヶ月で懲罰になった話②

          町議会議員になって、たった6ヶ月で懲罰になった話①

          神奈川県の西の端に位置する、湯河原町は人口2万5千人ほどの温泉町。そこで生まれ育ち、途中大学進学を機に東京に行ったものの、田舎の豊かな自然環境で子育てがしたいと家族を連れてUターン。 あれよあれよと言う間に、周りの応援もあり町議会議員に押し上げていただいた。当選ラインは500票前後の選挙で2位との差300票をつけて有り難くも1374票のダントツトップ当選を果たし、選挙のやり方も、政策の訴えも、田舎町湯河原では全く新しい方法での史上最年少女性議員の誕生だったー。と町の皆様に言

          町議会議員になって、たった6ヶ月で懲罰になった話①

          私は一度死んでいる〜過去にハラスメント被害に合ったお話〜

          物怖じせずに町の最高権力者に対しハッキリモノを言ったり、寄ってたかって攻撃してくる男達を蹴散らしたり(比喩)、しまいにゃ町を相手に裁判なんか起こしちゃったりと敵をガンガン作っている為「土屋さん、何でそんなに度胸あるの?」「怖いものないの?」なんて、 有り難く(?)言われる事が多々ありますが、 (褒め言葉だと受け止めています) 私としては自然と生きてるだけで、特に意識して強く生きているわけではないんだけど、改めて聞かれて何でかなぁと思い返してみると、私には「私は死んだ」と思っ

          私は一度死んでいる〜過去にハラスメント被害に合ったお話〜

          大雨災害の湯河原町の対応について

          熱海伊豆山の土砂崩れによる甚大な被害の裏で、その隣の湯河原町でも人的被害はなかったものの土砂崩れなどの被害がありました。先日委員会で議員に対して説明がありましたので、私土屋の視点も入れて皆様にご報告をしたいと思います。 湯河原町の雨量について 今回の大雨の特徴は、突発的にたくさんの大雨が短時間で降ったことにより、排水機能が間に合わなかった道や、山などから生活区域への土砂や水が流れたことです。 湯河原町側からの説明でも「誰も予想ができない状況だった」という発言があり、その

          大雨災害の湯河原町の対応について

          なんで低いの?湯河原の接種率@データを読み解いてみる

          6月25日の神奈川新聞に高齢者接種率に関する記事が掲載され「なんで湯河原町の接種率は低いのでしょうか?」という疑問の声をお伺いしましたので調べてみました💁‍♀️ 結論を言いますと「誤差の範囲」でしょう。というのが私の見解です。 まず、この「接種率」のデータですが、自治体規模と高齢者人口、高齢化率、ワクチン供給のスピード等、あらゆる要素が絡んだ結果のデータですので、単純にこの数値で一喜一憂はしない方が良い、というのが結論です。 ●自治体規模の差 人口が多い都市はそれだけ行

          なんで低いの?湯河原の接種率@データを読み解いてみる