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2021/3/24 noteを読み合う会

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2021/3/24 noteを読み合う会 で読み合った全記事を集める試みです。 約65%まで収集できました。全記事収集はならず。残念。
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2021年3月の記事一覧

夢のバトンをつなぐ

大学1年生の夏。 オートバイで日本一周のひとり旅をした。 京都の家を出発し、日本海を北上。北海道を回った後は、太平洋岸を南下。日本地図に一筆書きを描きながら、四国・九州を経由して、フェリーで沖縄へ。この旅は16歳の時からの夢だった。 旅は終盤に差し掛かっていた。 夏も終わりに近づき、沖縄に向かうフェリーの中は、思ったより人が少ない。その2等客室の大部屋には自分と同じくヘルメットを片手に、大きな荷物をかかえた旅行者。一目見て互いに長距離ライダーだと直感した。 KAWAS

”空気には流動性がある”

#自分にとって大切なこと#理科が好き はじめに”空気には流動性がある”                       これを聞いて、「物理の授業か何かか」「あたりまえだろ」「流動性なんて頭が痛くなりそう」などと思うかもしれない。 しかし、私が言いたいことはそういった一般的な物理の授業にあるような空気についてではない。「空気を読む」「KY」で使われる「空気」についてである。 私が大切にしていることは、私たちが感じているこのような空気の実態は流動性があるもの、つまり、変化を加

人前でごはんが食べられない、が改善した話

人前で食事をする事ができませんでした。一口も食べられないことはないですが、お子様ランチくらいの量も完食できません。ちなみに成人男性です。 原因は不明ですが、過去何らかの理由で食事中に具合が悪くなり「食べたらまた具合悪くなるかも」という考えを引きずり、「学校や職場では具合が悪くなっても安静にできないし、誰かと食事中なら相手に迷惑をかけて気まずくなる…」とかいろいろ考えてしまい食べられなくなった説が濃厚です。 小学校中学年から大学生の途中まで、休日以外は朝昼抜きの生活を送って

7歳、2人でジャンヌダルクになった。

これは7歳の時に私が体験した奇跡のエピソードだ。 これは7歳の時に私が体験した奇跡のエピソードだ。 小学一年生の時、出席番号が一つ後ろにいじめっ子の女の子がいた。 私も隙あらば意地悪な言葉をかけられたし、腹が立つとすぐ私の胸ぐらをつかんで怒鳴った。 その結果クラスみんなから怖がられて、なんだかいつも一匹狼でいるような子だった。 それでも私は可能性を切り捨てるのが苦手な性分から、 「この子ともなんかミラクルが起きて仲良くなれるかもしれない、、、、」と彼女のことを嫌いになれず

全国民はフェルミ推定で遊んでQOLをあげるべき

こんにちは! 問題解決力向上Lab.のベースさんです。 最初に言います。 全国民はフェルミ推定で遊んでQOL(人生の豊かさ)をあげるべきです。 ・・・ 「何それおいしいの?」 と思われた方、バックボタンはしばし待たれよ。 フェルミ推定とは何かを示したのち、なぜフェルミ推定で遊ぶべきかの理由を説明します。 1. フェルミ推定とは1. 1. 概要フェルミ推定とは 「“日常の情報“から、“非日常の世界“を推計する」 ことです。 「どういうこっちゃ??」 と思った

1年後の退職を今、思いきって上司に伝えてみた話。

会社を辞めるのは、2~3ヶ月前に伝えるのが普通。転職が決まってから伝えるのが普通。私もその予定だった。 でも、自分にとっては違うなって思った。「次の道が決まってから」という考えは、長々と先延ばししてしまう気がした。自分はいつもそれに甘えてきた。 人に宣言したり、環境が変わったりしないと、私は動かない人だから。先に期間を決めて、先に上司に宣言することにした。 会社を辞めようかと悩んでいる人のために、勇気が出なくて言い出せない人のために、過去に言い出せなかった自分のために、

この手を離さないで

「There's no such thing as perfect piece of words. Just as there's no such thing as perfect love」 ____________________________________ その日もいつものように駅の西口で彼女と待ち合わせていて、広場には珍しくホットドックの移動販売車が停留し幾人かの学生で行列をついていた。毎度の如く先についてしまった僕がぼんやりと眺めていると「お腹空いてるの?」

『子午線の祀り』が描く命運の潮目と天の非常

 今日の午後、世田谷パブリックシアターで木下順二作の舞台『子午線の祀り』を見てきました。「平家物語」に材をとり、“天”の視点から平知盛や源義経をはじめ、源平合戦に関わった登場人物たちを躍動感をもって描き出した壮大な歴史絵巻であり、群読劇です。セリフだけではなくて、舞台上の役者たちがギリシャ悲劇のコロスのように語るのです。 野村萬斎・若村麻由美・成河キャストはベストキャスト 初演は1979年で、それ以来、何度か再演されているのですが、不思議とご縁がありませんでした。初演は萬斎

弁当でいつも下敷きになってるパスタが好きなあなたへ送るレシピ

ほか弁でよく下敷きになっている、まっさらなパスタ。 (ほっともっとのメニューより。メインの影から少しだけひょっこりしてるかわいいヤツ。) 私は小さい頃からこれが大好きだった。 好きなものは最後に食べる派の私は、いつも、このまっさらなパスタ(名もなきパスタと呼んでいる)は一番最後に、口の中をキレイにしてから、 ハンバーグのときはソースを精一杯絡めて、ソースができるだけ口の中に入るように「ゾゾゾ」と腹減り限界のおっさんがラーメン食べるときののように食べる。 割り箸につい

【小説】父と二人

 明け方過ぎに家を出た。片道三時間の道のりを頭の中で整理しながら、エンジンを掛ける。  行方不明になっていた父の声を聞くのは実に十年ぶりのことだった。  昨夜、ご飯を食べ終えてのんびり洋画を見ていたら知らない番号からの着信に気が付いた。昔の忌まわしい思い出が蘇り、僕は電話を無視した。しかし、鳴り止まない電話に苛立ちを感じ、仕方なく電話に出た。 「正泰、元気にしてるのか?」 「…………」 「もしもし? 聞こえてないのか、なんだ」  僕は呆気に取られ、しばらくの間声を出せずに

愛は25年の時を越えて

令和3年3月3日、3並びのこの日、友人のゆきえちゃんは"ひなまつり女子会"を企画した。 着物好きのゆきえちゃんが、手持ちの着物を貸し出して着付けてくれて、パワースポットである自宅で、着物姿でお寿司をいただく。お寿司は、ゆきえちゃん御用達の寿司職人がその場で握ってくれる。 彼女の自分ビジネス第二弾の構想をワクワクしながら聴いたとき、ふと、25年前の結納の席で義母から贈られた大島紬の着物を思い出した。ゆきえちゃんの会でその着物を着てみたいと思った。 25年前に贈られた着物こ

自分を許す天才になろう

僕の「弱点」に気づいた。 今回はその弱点に気付いた上で、これからどう対処していくのか、+に捉えていくのか、そしてこのことを、どうやって普遍的な対応策に変えていくことができるのかということについて話していこうと思う。 1. 結論: ストイック✖️自己責任のToo Much今回の記事の結論、つまり自分の弱点は「ちょっとストイックすぎるし、自己責任に振りすぎだよ」ということだ。 まず、僕はこの記事で書いているように、自分がストイックであるということを1〜2年前から自覚し始めた

【漫画】そばにいる。(#自分にとって大切なこと)

毎日毎日、当たり前のように、傍にいてくれること。 そのありがたみを、決して忘れてはいけないと、激務の仕事の合間を縫って家事をしてくれる夫の背中を見ながら、改めて思いました。 この愛は、どうやっても返せないけれど。 「今は、たまたま、君の番だから」 「誰だっていつかは、病むのだから」 そう言って、私のことをただ受け入れてくれる夫を、大切にします。 昔々、独りきりになろうとした、夫になる前の、後輩だったころの彼の姿を、思い出しました(昔の私は、髪が長かったのです)。 と

日本で走るはじめてのマラソンが、名古屋ウィメンズマラソンでよかった

はじめて走る国、はじめての母国レース、はじめてのペーサー、はじめてのタイムが印字されたゼッケンetc…とわたしにとってはたくさんの”はじめて”がぎゅぎゅっと詰まったレース。そして2020年の1月ぶりの42.195km。待ちに待った大型のシティレースがようやく帰ってきた。日本中の、もしかしたら世界中のランナーの、いろんな想いが詰まった”名古屋ウィメンズマラソン”を走ってきました。 はじめての母国、にっぽん🇯🇵記念すべき35レース目は、ようやく母国の日本で走ることになりました。