ななぜろ

ただの大学生です。

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最近の記事

男らしさも、女らしさも、自分らしさだって、無くてもいいんじゃないか。

最近、「男らしさ」や「女らしさ」という価値観を見直す風潮が広まり、「自分らしさ」という新たな枠組みが生まれたように感じる。 しかし私は時々、この「自分らしさ」に苦しめられる。 私は保育園の頃、好きな色が周りがピンク等だったのに対し青色であったり、少年漫画(特に『ドラゴンボール』)が好きだったことから「〇〇ちゃんは男だ」と言われることがあった。 中学生になってからも、この男の子キャラは続き、高校生になると天然キャラがついたりもした。大学生では、感覚がズレてて恋愛に興味がない

    • 気になってる人に「いつもの待ち合わせ時間って何してるの」と聞かれて、咄嗟に噓をついた。

       私には少し前までちょっと気になっている人がいた。その人はいつも待ち合わせ時間に遅れて来る。  私は、人を待たせるよりは待つほうがなんとなく気持ち的に楽だし、その時間だからこそできることがあって、苦ではなかった。むしろ待ち合わせの時間を楽しんでいた。  なぜならその時間は気になっている人を待つ時間でもあり、大好きな銀杏BOYZの峯田和伸さんのブログ、『峯田和伸の朝焼けにゃんにゃん』を読む時間でもあったからだ。  ある日、その人からふと「いつもの待ち合わせの時間って、何してる

      • 思い出になる瞬間が嫌い。

        私は目の前の日常が思い出になる瞬間が怖い。 例えば卒業式。 笑いあって過ごした日々や、熱い太陽の下での体育、なんとなくどきどきと過ごした放課後。息苦しさを感じた日々があったとしても…。 この日常が思い出となる、その瞬間が卒業式。 さっきまで目の前にあった出来事が鮮度を無くし、日常が終わりを告げ、思い出になる。 だが思い出は、振り返ると温かくて心強い。日常が思い出になる一瞬を乗り越えると、新しい日常と温かい思い出が待っていると私は知っている。 しかし日常が思い出になる、この瞬

        • ノートの裏表紙

        男らしさも、女らしさも、自分らしさだって、無くてもいいんじゃないか。

          雨の日は『200円冒険』

          私の雨の日の楽しみ方。それは200円冒険。 やることは簡単。 まずは100円玉を2枚用意する。 それをポッケに詰め込んだら、傘を持って、さあ家を出よう。 まずは近くの自動販売機を3~4箇所巡ります。 1か所1か所で自分の飲みたいものをしっかりと考えて、 最後の自販機で、どこの自動販売機でどの飲み物買うかを定め、その自販機を目指して歩きます。 これが私の200円冒険。 雨の日は外に出たくなかったりする。 だけど、このようなちょっとのきっかけで外に出てみると、

          雨の日は『200円冒険』

          私は小さい頃、世界の見え方は人それぞれで異なると思っていた。

          小さい頃、私は生き物が好きで、どこに行くにもポケット図鑑という手帳サイズの図鑑を持ち歩いていた。好きな生き物のページには開き癖がつくくらいに読んでいた。図鑑には豆知識なども載っていて、トンボだったか蜂だったか、曖昧な記憶ではあるが「虫たちが見えている世界」というのは「私たちの見えている世界」とは異なるということを知った。 ちなみにどこかの記事によると、昆虫は、人間の見えている3原色(赤・青・緑)に加え、紫外線を含む5原色で見えているんだとか。 このような事実を知って、私は

          私は小さい頃、世界の見え方は人それぞれで異なると思っていた。

          noteを始めて十日目に。

          #noteを読み合う会 私はnoteを始めて十日目に「noteを読み合う会」に参加した。 参加してみて思ったことは、 読んだ作品の裏側にある、作者自身についてや、作品に対する思いについてといったような、作品の背景にまで触れられるということ。 私の作品に対する、第三者からの共感、思い、気持ちを直接感じることができるということ。 であった。 私は誰かが何かの意図をもって紡ぎだす言葉には、その人の考え方や経験、影響を受けたことがのっかってくるものだと思っている。 今回

          noteを始めて十日目に。

          恋は万有引力か?

          かの有名な、アルベルト・アインシュタインは言った。 「恋に落ちるのは万有引力のせいではない」と・・・ 万有引力とは、 「地上において質点が地球に引き寄せられるだけではなく、この宇宙においてはどこでもすべての質点は互いにgravitationを及ぼしあっている」 つまり、2つの物体の間に働く常に引き合う力である。 また、 「万有引力の大きさは、2つの物体の質量の積に比例し、2つの物体間の距離の2乗に反比例する」 つまり、近ければ近いほどより大きな引力を感じるという

          恋は万有引力か?

          ”空気には流動性がある”

          #自分にとって大切なこと#理科が好き はじめに”空気には流動性がある”                       これを聞いて、「物理の授業か何かか」「あたりまえだろ」「流動性なんて頭が痛くなりそう」などと思うかもしれない。 しかし、私が言いたいことはそういった一般的な物理の授業にあるような空気についてではない。「空気を読む」「KY」で使われる「空気」についてである。 私が大切にしていることは、私たちが感じているこのような空気の実態は流動性があるもの、つまり、変化を加

          ”空気には流動性がある”